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情報処理学会ではITプロフェッショナル(実務家)のためのシンポジウムとして、2004年度から毎年度「ソフトウエアジャパン」を開催し、多数の企業・大学等からのご支援を頂いております。
IT関連業界において現場で活躍されている産業界の方々を中心に、学界・官公庁関係の方々、次世代を担う若手の技術者・研究者の方々等、多くの方々がともに問題意識を共有し議論、交流を深められる場として、またIT産業の今後を皆様と考える機会といたしまして、今年度も「ソフトウエアジャパン2014」を開催いたします。

ソフトウエアジャパンアワード

ソフトウエアジャパンでは、日本発の世界に誇るジャパンソフトウェアの研究者、開発者、技術者を表彰しております。

過去の受賞者

ITフォーラムセッション 「高度IT人材育成フォーラム」

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 活動紹介
高度IT資格制度と情報系プロフェッショナルコミュニティのあるべき姿 
【セッション概要】
企業のビジネスモデル革新や、マイナンバー等に代表される政府の情報化の流れ、TPP等に代表されるグローバル標準化の流れをリードするためには高度な能力を持ったIT人材が欠かせない。情報処理学会では、こうした人材の可視化や情報系プロフェッショナルコミュニティの創設を目的として高度IT資格制度の検討を進め、2013年6月に発表した。さらに、個人を対象とする資格認証制度の試行および企業内の資格制度を対象とする企業認定制度の詳細設計を進めている。本シンポジウムでは、これらの取り組みの成果および関連する取り組みを紹介し、高度IT資格制度や情報系プロフェッショナルコミュニティのあるべき姿についての議論を深める。

プログラム[会場:2F 瑞雲]
09:35-09:50 講演-1 旭寛治 (日立製作所 / 情報処理学会 ITプロフェッショナル委員会 委員長)
09:50-10:05 講演-2 芝田晃 (三菱電機 / 情報処理学会 個人認証試行委員会 委員長 )
10:05-10:20 講演-3 西直樹 (日本電気 / 情報処理学会 企業認定制度設計WG座長)
10:20-10:40 講演-4 青山幹雄 (南山大学 教授 / 情報サービス産業協会 要求工学推進部会 部会長)
10:45-12:00 パネル討論 高度IT資格制度や情報系プロフェッショナルコミュニティはいかにあるべきか 
司会:掛下 哲郎 (佐賀大学 / 情報処理学会 高度IT人材育成フォーラム代表) 
【略歴】九州大学大学院修了。工学博士。現在、佐賀大学知能情報システム学科准教授。2001年度より学科の教育システムの構築を推進し、2003年度にJABEE認定を受けた。2008年度より高度IT資格制度およびIT専門職大学院等を対象とする認証評価に取り組んでいる。データベースおよびソフトウェア工学を専門とする。2012年度情報処理学会・優秀教育賞受賞。情報処理学会、電子情報通信学会等会員。
 
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09:30-09:35 オープニング 
09:35-09:50 講演[1] 
旭 寛治 (株式会社日立製作所 /
情報処理学会 ITプロフェッショナル委員会 委員長)  
情報処理学会の高度IT資格制度とそれに関連する取り組み 

【講演概要】情報処理学会が推進する「認定情報技術者制度」は、高度の専門知識と豊富な業務実績を有する情報技術者に資格を付与することにより、その能力を可視化するとともに、資格を有する情報技術者からなるプロフェッショナルコミュニティを構築して社会貢献や人材の研鑽を推進することを目的としている。取り組みの推進に当っては、日本技術士会の情報工学部会と連携する等関連組織との協調を図っている。また、IFIP IP3の推進する資格制度との連携も視野に入れてグローバルに通用する制度設計を行うと同時に、関連国際標準であるISO/IEC 24773の改訂にも参画している。最近では、産構審人材育成WGの答申を受けて進められている次世代高度IT人材(融合IT人材)の検討にも参加している。本講演ではその推進状況を報告する。

【略歴】1971年(株)日立製作所入社。同社基本ソフトウェア本部長、ストレージソリューション本部長、(株)日立テクニカルコミュニケーションズ代表取締役等を歴任。1999年本会理事、2005年副会長。ITプロフェッショナル委員長、高度IT人材資格検討WG座長、歴史特別委員会幹事、コンピュータ博物館実行小委員会主査。本会フェロー。
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09:50-10:05 講演[2] 
芝田 晃 (三菱電機株式会社 / 情報処理学会 個人認証試行委員会 委員長) 
個人を対象とした認証制度とその試行 

【講演概要】情報処理学会は、2013年6月、高度IT人材資格「認定情報技術者」の制度案を公表した。本講演では、このうち個人を対象として情報処理学会が直接審査を行う個人認証制度の概要および、2014年度からの本格運用に向けて実施した試行審査の成果について報告する。個人認証では、情報処理技術者試験の高度試験合格者を対象として、対象者の実務経験がITSSのレベル4に相当するか否かを評価する。評価は、情報処理学会が定めた基準を満たす評価者によるチームが担当する。個人認証によって付与した資格の有効期間は3年間であり、資格更新の際には所定の基準に基づいてCPD(継続研鑽)の実績を確認する。試行審査では、数社のITベンダーの協力を得て、制度設計の妥当性を確認した。

【略歴】1978年3月東大情報工学修士課程修了。 同年4月三菱電機(株)入社。汎用計算機のOS開発に従事。2001年より情報処理学会コンピュータ博物館実行小委員会委員。2004年度学会活動貢献賞受賞。2001年よりCMMIを用いたプロセス改善に従事。2005年CMMIリード・ アプレイザ、CMMI入門インストラクタ資格取得。2008年度より情報処理学会高度IT人材資格検討WGメンバ、2009年度より同学会高度IT人材資格制度設計WG座長。
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10:05-10:20 講演[3] 
西 直樹 (日本電気株式会社 / 情報処理学会 企業認定制度設計WG座長)
企業を対象とした認定制度の設計 

【講演概要】情報処理学会における高度IT資格制度の取り組みにおいては、個人認証制度の構築を進めると共に、企業の社内資格制度や既存の資格制度を対象とする企業認定制度の検討を進めている。本講演では、この企業認定制度の検討状況について報告する。日本の大手ITベンダーにはITSSに準拠した社内資格制度が普及しているため、ITベンダ等が企業認定制度に従って認定を取得することにより、社内資格制度等の相互同等性および国際的通用性を第三者認定により保証できる。本講演では、企業認定制度の認定基準、自己評価書、認定プロセス、審査報告書などの制度設計の成果を報告する。企業認定制度は個人認証との同等性が確保できるように設計されており、個人認証制度と組み合わせることにより、大規模な資格制度を効率よく構築することを意図している。

【略歴】1984年広島大学大学院工学研究科修了、 同年日本電気(株)入社。C&Cシステム研究所にてスーパーコンピュータのアーキテクチャ研究開発、コンピュータ事業部でCMOS SX-4開発に従事。1995年よりマルチコアプロセッサ研究開発・携帯用実用化を推進。2003年研究部長、2007年システムIPコア研究所所長、2012年現職。情報処理学会・企業認定制度設計WG座長。
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10:20-10:40 講演[4] 
青山 幹雄 (南山大学 教授 / 一般社団法人情報サービス産業協会 要求工学推進部会 部会長
REBOKと人材育成 

【講演概要】要求工学は情報システムのみならず、あらゆる産業におけるビジネスとユーザ経験の価値を創出する鍵となっている。競争力の源泉であり、イノベーションを創出する推進力となる。したがって、要求工学を活用する力が、あらゆるシステム開発の成否を握っている、REBOK(要求工学知識体系)は要求工学の知識を実践の視点から体系化したものである。本講演では、BABOK(ビジネス分析知識体系)などの関連知識体系と共にREBOKの概要、REBOKに基づく人材育成、要求工学関連のプロフェッショナルコミュニティの状況等について紹介する。

【略歴】1980年岡山大学大学院修了。同年富士通(株)入社。通信ソフトウェアの開発、管理に従事。2001年より南山大学数理情報学部情報通信学科教授、2009年より情報理工学部ソフトウェア工学科教授。博士(工学)。要求工学、ソフトウェアアーキテクチャについてクラウドコンピューティング、自動車組込みソフトウェアなどを対象に研究。
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10:45-12:00 パネル討論
高度IT資格制度や情報系プロフェッショナルコミュニティはいかにあるべきか
 【討論概要】クラウド技術等を活用したITサービスのコモディティ化の流れ、様々な産業にイノベーションを起こすことを期待されている次世代高度IT人材、TPPやISO/IEC 24773に代表されるグローバルルールの策定に向けた動き、技術士制度改革、情報処理学会の高度IT資格制度など、最近の様々な動きは岐路に立つIT産業に変革を求めている。IT産業が変革を成し遂げるには、それを支える人材の育成・可視化が不可欠である。また、個々のIT人材に対しても、自らのキャリアアップを図るための研鑽が求められる。本パネル討論では、こうした状況を踏まえ、個々のIT人材やIT産業に求められる意識改革をテーマとした議論を行う。
司会:掛下 哲郎 (佐賀大学 / 情報処理学会 高度IT人材育成フォーラム代表)
【略歴】九州大学大学院修了。工学博士。現在、佐賀大学知能情報システム学科准教授。2001年度より学科の教育システムの構築を推進し、2003年度にJABEE認定を受けた。2008年度より高度IT資格制度およびIT専門職大学院等を対象とする認証評価に取り組んでいる。データベースおよびソフトウェア工学を専門とする。2012年度情報処理学会・優秀教育賞受賞。情報処理学会、電子情報通信学会等会員。
パネリスト:旭 寛治 (株式会社日立製作所 / 情報処理学会 ITプロフェッショナル委員会 委員長)
【略歴】1971年(株)日立製作所入社。同社基本ソフトウェア本部長、ストレージソリューション本部長、(株)日立テクニカルコミュニケーションズ代表取締役等 を歴任。1999年本会理事、2005年副会長。ITプロフェッショナル委員長、高度IT人材資格検討WG座長、歴史特別委員会幹事、コンピュータ博物館 実行小委員会主査。本会フェロー。
パネリスト:芝田 晃 (三菱電機株式会社 / 情報処理学会 個人認証試行委員会 委員長)
【略歴】1978年3月東大情報工学修士課程修了。 同年4月三菱電機(株)入社。汎用計算機のOS開発に従事。2001年より情報処理学会コンピュータ博物館実行小委員会委員。平成16年度学会活動貢献賞 受賞。2001年よりCMMIを用いたプロセス改善に従事。2005年CMMIリード・ アプレイザ、CMMI入門インストラクタ資格取得。2008年度より情報処理学会高度IT人材資格検討WGメンバ、2009年度より同学会高度IT人材資格制度設計WG座長。
パネリスト:西 直樹 (日本電気株式会社 / 情報処理学会 企業認定制度設計WG座長)     
【略歴】1984年広島大学大学院工学研究科修了、 同年日本電気(株)入社。C&Cシステム研究所にてスーパーコンピュータのアーキテクチャ研究開発、コンピュータ事業部でCMOS SX-4開発に従事。1995年よりマルチコアプロセッサ研究開発・携帯用実用化を推進。2003年研究部長、2007年システムIPコア研究所所長、 2012年現職。情報処理学会・企業認定制度設計WG座長。
パネリスト:上田 健之(上田技術士事務所 / 日本技術士会 情報工学部会 部会長) 
【略歴】1989年~2005年、富士通勤務。2005~2007年、パナソニック・モバイル・コミュニケーションズ勤務。2008年~2012年、パケットビデオジャパンに勤務。2012年11月独立。日本技術士会では2003年より情報工学部会幹事、2013年7月より情報工学部会部会長。総務委員会、APECエンジニア審査委員会委員、EMFエンジニア審査委員会各委員。2005年度にJABEEプログラム審査に参加。
パネリスト:青山 幹雄 (南山大学 教授 /一般社団法人情報サービス産業協会 要求工学推進部会 部会長)
【略歴】1980年岡山大学大学院修了。同年富士通(株)入社。通信ソフトウェア の開発、管理に従事。2001年より南山大学数理情報学部情報通信学科教授、2009年より情報理工学部ソフトウェア工学科教授。博士(工学)。要求工 学、ソフトウェアアーキテクチャについてクラウドコンピューティング、自動車組込みソフトウェアなどを対象に研究。
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