ビッグデータに注目が集まっていますが、データをどのようにビジネスに活かすかについては、まだまだ試行錯誤であることが多いようです。データ分析(アナリティクス)は、システム化の効果が予測できる一般のシステム構築とは異なり、何が見つかるかわからない探索的な作業になるからです。本セミナーでは、アナリティクスをビジネスに活かすためにどのような点に気を付けたらよいのか、サービス業と製造業における実際の適用事例を含めながら、その本質を探ります。
コーディネータ:丸山 宏 (情報・システム研究機構 統計数理研究所 副所長・教授)
【略歴】1983年東京工業大学理工学研究科情報科学専攻修士課程修了。同年日本アイ・ビー・エム株式会社入社、ジャパン・サイエンス・インスティチュート(後の東京基礎研究所)に配属。自然言語処理、セキュリティなど様々な分野のソフトウェアの研究に従事。2006年から2009年にかけて、同社東京基礎研究所所長。2011年から現職。工学博士。