近年、次世代のコンピューティングスタイルとして、グラス型ディスプレイや装着型センサを活用するウェアラブルコンピューティング技術に関する注目が高まっています。本セミナーでは、グラス型デバイスのハードウェア、有力なアプリケーションである健康管理デバイスやサービス、ウェアラブルコンピューティング実現のためのOS技術、ウェアラブルコンピューティング実世界応用など、ウェアラブルコンピューティングを実現するための幅広い技術に関して解説していただける講師陣を招きます。ウェアラブルコンピューティングが生み出す新たな可能性について、さまざまな側面から実例を交えて紹介します。
コーディネータ:寺田 努(神戸大学 大学院工学研究科 准教授)
【略歴】2000年大阪大学院工学研究科博士後期課程退学。同年より大阪大学サイバーメディアセンター助手。2005年より同講師。2007年神戸大学大学院工学研究科准教授。現在に至る。2004年より特定非営利活動法人ウェアラブルコンピュータ研究開発機構理事、2004年には英国ランカスター大学客員研究員、2006年IPA未踏クリエータ、2007年ATR客員研究員、2010年よりJSTさきがけ研究員を兼務。博士(工学)。ウェアラブルコンピューティング、ユビキタスコンピューティングの研究に従事。