モバイル・クラウド時代は、ソフトウェアの開発から運用に至る新たな基盤と開発技術が求められています。しかし、従来の開発形態・技術から新たな開発形態・技術への移行は容易ではありません。技術の本質を捉え、その活用のシナリオを開発する必要があります。ここでは、モバイルを前提とするモバイルファーストの開発技術、アジャイル/リーン開発の技術と開発と運用の円滑な連携によるビジネスの素早い展開を図るDevOps、クラウド上での情報システム開発とシステム統合、など今後の情報システム開発の鍵となる技術について実践事例を交えて解説して頂き、その活用と今後の展望を議論します。
コーディネータ:青山 幹雄(南山大学 情報理工学部 ソフトウェア工学科 教授)
【略歴】1980年岡山大学大学院修了。同年富士通(株)入社。通信ソフトウェアの開発、管理に従事。2001年より南山大学数理情報学部情報通信学科教授、2009年より情報理工学部ソフトウェア工学科教授。博士(工学)。要求工学、ソフトウェアアーキテクチャについてクラウドコンピューティング、自動車組込みソフトウェアなどを対象に研究。