全国高等専門学校第22回プログラミングコンテスト 若手奨励賞決まる!!

課題、自由、競技の3部門における受賞作品
課題部門:香川(高松)高専チームの“スマートアンブレラ”
自由部門:東京高専チームの“All Lights! —可視光通信による省電力照明システム—”
競技部門:久留米高専チームの“Ikannnol Mk-II —この前のうどん美味しかったね—”

     


高専プロコン(全国高等専門学校連合会主催のプログラミングコンテスト)とは、全高専生が日頃の学習成果を活かし、情報通信技術におけるアイデアと実現力を競うコンテストである。本会では、2008年より各部門の最優秀チームに若手奨励賞を出してきた。

第22回目となる2011年のコンテストは、東日本大震災により一関から舞鶴へと開催地が急遽変更され、12月22・23日に舞鶴市の多大な協力を得て総合文化会館にて開催された。

今回の課題部門のテーマは「旅とコンピュータ」、自由部門は応募者による自由なテーマ、そして競技部門のテーマは「よみがえれ、世界遺産」であった。
課題部門では応募45作品から予備審査で選ばれた20チームが参加。1日目にはプレゼンテーション、プログラムリスト、および操作マニュアルの審査が行われ、審査員による評点投票の実施。同様に2日目のデモンストレーションの審査が実施され評点投票の実施。これらの得票が集計され新増沢方式によって最優秀チームが選ばれ、若手奨励賞の対象となった。自由部門でも予備審査で選ばれた20チームに対し、同じ方法で最優秀チームが決定した。
60チームが参加した競技部門では12チームずつの対戦で試合進行。テーマは文化遺産の復元をモチーフとした画像修復の競技であり、試合開始と同時に問題と初期画像をダウンロード。勝敗ルールに従って時間・精度・最良解探索などで競い合い、2日間かけて決定した優勝チームに若手奨励賞が授与された。

[審査員の講評から]
授賞チームはいずれも技術レベルが高く、さらなる発展が期待される作品揃いであった。それは、高専生の技術力がこれからのIT産業を担うことを予測させる内容であった。 一方で審査員たちからは、早くも次のコンテストに向けた幾つかの思いが発せられた。審査員のツブヤキを拾ってみると—

・「発表が随分上手くなったネー」と、長年関わってきた審査員はいう。プレゼンテーションでは語り手の話術にも注目される。どの部門でも、「問題が如何に設定されたのか?その理由は?システムの目的と目標は?」などについて流暢に語るチームが増えたという声が多かった。だが、何か物足らないという。何故だろうか。そういえば、技術的な話題が軽くなった傾向が・・。
・「ITの新技術が次々と生まれ、それを使うことを目的としているチームも目立つネ。高専プロコンでは何よりも独創性を重んじるから、新たなアイデアを優先して欲しいネ。新技術は問題解決の手段として使って欲しいョ」など。発想の転換が必要かもネ・・。

全国高等専門学校第22回プログラミングコンテスト(高専プロコン2011)の詳細情報は次のサイトでご覧ください。
http://www.procon.gr.jp/modules/procon22/category.php?categoryid=25

   

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