鳥居 悟 君

[対象業績] 「組織の情報セキュリティインシデント対処技術の研究開発に対する貢献」

1985年東京理科大学理工学部情報科学科卒業. 同年株式会社富士通研究所入社. コンピュータシステム研究部門にて組織の情報セキュリティインシデント対処技術などネットワークセキュリティの研究開発に従事. 本会コンピュータセキュリティ研究会主査, マルウェア対策研究人材育成ワークショップ実行委員長, コンピュータセキュリティシンポジウム実行委員長, セキュリティ国際ワークショップ実行委員長, 学会システムWG主査, セキュリティ委員会委員, 財務担当理事などを歴任.
 

 
[業績推薦理由]

鳥居悟君は, セキュリティインシデント対応の現場経験を生かして, コンピュータワームや標的型攻撃など, 組織の情報セキュリティインシデント対処技術の研究開発と製品化に取り組み先行的な研究業績をあげた. 本学会においても現場経験を活かし, コンピュータセキュリティ研究会の旗艦シンポジウムにマルウェア対策研究人材育成ワークショップ(MWS)などの研究コミュニティ活性化施策の導入, 本学会会員管理システムの刷新, 本学会における様々なセキュリティインシデントの対応支援など, 学会運営と研究会コミュニティの発展に尽力.