[対象業績] 「高性能・省電力プロセッサアーキテクチャ技術に対する貢献」

1990年東京大学大学院工学系研究科電気工学専攻博士課程修了.工学博士.同年筑波大学電子・情報工学系助手.1996年東京大学先端科学技術研究センター助教授.2010年東京大学大学院情報理工学系研究科教授.2014年より東京大学情報基盤センター長を兼務.この間1996~1997年米国カリフォルニア大学アーバイン校客員助教授.本会より論文賞(平成5年度,平成24年度),山下記念研究賞(平成6年度),坂井記念特別賞(平成13年度)を受賞.

[業績推薦理由]

中村宏君は,長年にわたり高性能・省電力プロセッサアーキテクチャの研究で先導的な業績を上げてきた.特に,従来のスカラプロセッサと命令セットの上位互換性を保ちつつ高い実行効率を達成可能な疑似ベクトルプロセッサを提案し,本アーキテクチャを採用した超並列計算機CP-PACSは世界最高性能を達成するに至った.また,リーク電力削減のために,サイクルレベルで演算器の電源遮断をするプロセッサの開発・試作に世界で初めて成功した.また,本会の研究会主査,ACS論文誌編集委員長などを勤め,学会運営にも尽力した.

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