DAシンポジウム2013

DAシンポジウム2013 - システムLSI設計技術とDA -

  システムLSI設計技術は、情報家電、携帯機器、コンピュータ、ネットワークシステムなど現在および将来の電子装置の進歩を支える重要技術の一つです。本シンポジウムではシステムLSIの設計技術およびDA技術の進展に役立てるため、最新の技術発表と技術動向情報の交換を目的として発表と討論の場を提供するものであり、下記要領で開催いたします。教育機関、研究機関での研究者の方はもちろんのこと、企業の開発現場,最前線において研究開発に携わる技術者/研究者の方に、充実した議論の機会としていただけるものと考えます。

日  時
  2013年8月21日(水)13:00~18:00(受付12:00開始予定)
                        8月22日(木) 9:00~17:00
会  場  ホテル下呂温泉水明館(岐阜県下呂市幸田1268)
                Tel:0576-25-2801 HP: http://www.suimeikan.co.jp

主  催
  情報処理学会 システムLSI設計技術研究会
                http://www.ipsj.or.jp/sig/sldm/
後  援  下呂市コンベンションビューロー
                http://www.hida-gero.jp/index.html

同時(連続)開催

                第15回 組込みシステム技術に関するサマーワークショップ
                http://swest.toppers.jp/

参加ご希望の方は、期日までにお申込み下さい。

参加申込


参加費(いずれも論文集代、宿泊費、懇親会費を含む。消費税込)
SLDM研究会登録会員
27,000円
情報処理学会正会員
32,000円
学生
23,000円
非会員
35,000円
論文集のみ
6,000円(送料/税込)

※宿泊は基本的に4名程度の相部屋(男女別、分煙)になります。
    部屋割りにつきましては幹事団に御一任をお願いしています。

申込締切 : 2013年7月26日(金)8月2日(金)延長しました 申し込みは締め切りました。

申込方法

学会Webページの参加申込書よりお申込み下さい。 申し込みは締め切りました。
※2009年度より参加費のお支払い方法に当日の現金払いがなくなりました。事前の振込みをお願いします。
    (原則8月末ですが、9月以降になる場合は、その旨ご連絡ください。)

※論文集のみの場合は申込方法が異なります。
以下の内容を、研究部門宛にE-mail(sig"at"ipsj.or.jp)にてお送り下さい。
発送はシンポジウム終了後となります。請求書を同封してお送りしますので、到着しましたらお手続き下さい。
    [氏名 、勤務先、送付先住所(勤務先 / 自宅)、郵便番号、住所、Tel 、Fax、E-mail、
      論文集のみ :  冊、請求書 :  通、 見積書 :  通、 納品書 :  通、請求書記載名義]

  ◆参加申込に関する注意点◆
  • 参加申込後、やむを得ず参加を取り消される場合は、申込締切日までにお願いします。取り消しの連絡のない場合は、準備の都合上、参加費を徴収いたします。
  • DAシンポジウム2013参加申込みをした時点で参加章引換券を兼ねた申込受信確認のメールを自動送信いたします。受領確認のメールをプリントアウトして、当日お持ちいただき、受付にご提出下さい。万一、左記メールが届かなかった場合、お手数ですが下記の【申込/照会先】まで、電話またはE-mailにてご連絡下さい。(参加章引換券、プログラム、会場案内等の郵送は行いません。会場案内等は、頭記 URL にてご確認下さい。)
  • DAシンポジウムは、原則として開催日程通しての参加となっております。やむをえず部分的に参加される場合には減額します。(宿泊なしの場合、 12,000円(学生は8,000円)を減額します。なお、宿泊せずに懇親会に参加する場合は、懇親会分として6,000円(学生は4,000円)をお支 払いいただきます。)
  • 本行事申込書に記載の個人情報は、本シンポジウム運営(例えば、部屋割り作業や部屋割り名簿での氏名開示なども含む)以外の目的に使用いたしません。
  • DAシンポジウムは、自由闊達な議論を行うために、カジュアルな服装での参加を推奨しています。

振込先

こちらのページのいずれかに振込みをお願いいたします。
2012年4月よりクレジットカード決済も導入しています。参加申し込み後、請求書をお送りしますので、お手元に請求書をご用意の上、オンラインでクレジットカード決済を行って下さい。※クレジットカード決済を選択される場合は、「クレジットカード決済システム導入についてのご案内」のページを事前に必ずご確認ください。
 

請求書・領収書について

情報処理学会が発行するDAシンポジウムの請求書・領収書の額は、上記参加費の通りとなります。宿泊費、参加費個々の内訳は請求書に記載されません。参加費個々の内訳に関しては、当日、別紙にてお渡しいたします。
 

申込/照会先

〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台1-5 化学会館4F
一般社団法人 情報処理学会 研究部門 シンポジウム係
E-mail:sig"at"ipsj.or.jp("at"を@に置き換えて下さい) Tel(03)3518-8372 Fax(03)3518-8375

 

プログラム

特別企画

◆DAシンポジウム2013招待講演

講演タイトル:サムスンに学ぶイノベーション
講演者:浜村 博史(サムスンテックウィン株式会社 先行技術研究所)
概要:
サムスンの今日の成長を支える源泉は何か、また、同社における設計イノベーション取組について、例を交えて紹介する。

◆DAS/SWEST合同基調講演

講演タイトル:モデルベースシステムズエンジニアリングとSysMLの活用
講演者:西村 秀和(慶應義塾大学)

★お知らせ★ 2日目午後は、以下の2企画を並行開催します。

◆DAS/SWEST合同ポスターセッション
◆デザインコンテスト
「ナンバーリンクパズルの解を自動で求めるシステム」の性能や手法を競うコンテストを実施します。
参加募集要項の詳細は別紙をご参照下さい(6月下旬公開予定→「参加チーム募集:デザインコンテスト開催概要」を公開しました)。
(「ナンバーリンク」は株式会社ニコリの登録商標です)

プログラム

8月21日(水)
 
○[13:00~13:10]DAシンポジウム2013開会の挨拶

 
●[13:10~14:20]セッション1A:DAシンポジウム2013招待講演   座長:村岡 道明(高知大)
(1A-1) サムスンに学ぶイノベーション
    ○浜村 博史(サムスンテックウィン)
 
●[14:30~16:35]セッション2A:低消費電力設計   座長:田宮 豊(富士通研究所)
(2A-1)FPGAにおける乗算回路の低電力メモリベース設計
    ○木村晋二、樺沢皓介(早大)、浜口清治(島根大)、松永多苗子(九産大)、杉林直彦(NEC)
(2A-2)低電圧動作に向けたXOR論理ゲートの構成法の検討
    ○西澤真一、石原 亨,小野寺秀俊(京大)
(2A-3)ハミング符号を用いた冗長化による不揮発メモリの書き込み削減手法
    ○多和田雅師、木村晋二 、柳澤政生、戸川 望 (早大)
(2A-4)ニアスレショルド電圧動作に適したスタンダードセルの駆動力集合の決定法
    ○近藤正大、小野寺秀俊、石原 亨(京大)

●[14:30~15:45]セッション2B:高歩留まり設計   座長:松岡 英俊 (富士通研究所)
(2B-1)Partially-Programmable Circuitの歩留まり向上のためのLUT最適化手法
    ○早苗駿一、原 祐子(奈良先端大)、山下 茂(立命館大)、中島康彦(奈良先端大)
(2B-2)適応的速度制御における連続時間マルコフ過程を用いた故障発生時間高速評価手法
    ○飯塚翔一、水野雅文、黒田 弾、橋本昌宜、尾上孝雄(大阪大)
(2B-3)剰余検査によるオンライン誤り検出可能な浮動小数点乗算器
    ○山口大樹(京大)、鬼頭信貴(中京大)、高木直史(京大)

●[16:20~18:00]セッション3A:高位・システム設計(1)   座長:瀬戸 謙修(東京都市大)
(3A-1)HDRアーキテクチャを対象とした多段階クロックゲーティングを用いた低電力化高位合成手法
    ○赤坂宏行、阿部晋矢、柳澤政生、戸川 望(早大)
(3A-2)ASIPのための命令コード生成手法の提案
    ○坊ケ内渉、武内良典、今井正治(阪大)
(3A-3)組込みマルチコアシステムにおけるタスク割付およびスクラッチパッドメモリ割当の同時最適化
    ○松本耕太朗、高瀬英希、高木一義、高木直史(京大)
(3A-4)プログラマブルSoCを利用したメモリアクセス高速化手法
    ○佐々木通、田中輝明、南出英明、安井照昌、渡邊宣寿、細見武朗、君家一紀(三菱電機)

●[16:20~18:00]セッション3B:高信頼性設計   座長:福井 正博(立命館大)
(3B-1)Verilog-Aを用いた経年劣化現象の過渡解析用トランジスタレベルモデル
    ○岸田 亮、小林和淑(京工繊大)
(3B-2)Analysis of Radiation-Induced Timing Vulnerability on Phase-locked Loops
    ○SinNyoung KIM    、Akira Tsuchiya、Hidetoshi Onodera (Kyoto University)
(3B-3)中性子起因ソフトエラーパルス幅の高速な見積もり手法
    ○井手佳徳、吉村正義、松永裕介(九大)
(3B-4)トランジスタアレイを用いたBTI劣化の統計的観測
    ○粟野皓光、佐藤高史 (京大)


8月22日(木)

 
●[9:00~10:35]セッション4A:シミュレーション技術   座長:市原 英行(広島市立大)
(4A-1)並列化アルゴリズムによる論理シミュレーションの高速化手法の提案
    ○竹内勇矢、村岡道明、トウ ブンチク(高知大)
(4A-2)GP-GPUを用いた並列論理シミュレーション手法
    ○橋口拓哉、村岡道明、豊永昌彦(高知大)
(4A-3)機能故障・エラーモデルとその検出テストパターン生成の検討
    ○城 怜史、松本剛史、藤田昌宏(東大)
(4A-4)局所陰的ブロックLIMによる非構造メッシュでモデル化された多層電源分配網の高速過渡解析
    ○岡田慎吾、關根惟利、浅井秀樹(静岡大)

●[9:25~10:15]セッション4B:耐故障設計   座長:宇佐美 公良(芝浦工大)
(4B-1)ソフトエラー耐性を高めるスタンダードセルレイアウト構造の検討
    ○張 魁元、小林和淑(京工繊大)
(4B-2)PPCを用いた二重化よりも小面積な耐故障回路の構成方法
    ○松尾惇士、山下 茂(立命館大)  発表キャンセル
(4B-2)チップ間およびチップ内ばらつきを評価可能な再構成可能遅延モニタ回路
    ○Islam A.K.M. Mahfuzul、小野寺秀俊 (京大)

●[10:50~12:30]セッション5A:高位・システム設計(2)   座長:武内 良典(阪大)
(5A-1)動的タスク切り替えを考慮した組込みメニーコアSoC向け静的タスクマッピングアルゴリズム
    ○甲斐田純也、谷口一徹(立命館大)、稗田拓路(九大)、冨山宏之(立命館大)
(5A-2)製造後遅延調整機能を持つRDRアーキテクチャ向け高位合成手法
    ○萩尾勇太、柳澤政生、戸川 望(早大)
(5A-3)フロアプラン統合化アーキテクチャを対象とした複数クロックドメインおよび
    複数電源電圧による低電力化高位合成手法
    ○阿部晋矢、史 又華(早大)、宇佐美公良(芝浦工大,早大)、柳澤政生、戸川 望(早大)
(5A-4)電源電圧・閾値電圧・パイプライン段数の同時スケーリングによるプロセッサのエネルギー高効率化設計手法
    ○修 斉、石原 亨、小野寺秀俊(京大)

●[10:50~12:05]セッション5B:回路方式   座長:関根 優年(東京農工大)
(5B-1)LSIセキュリティ対策のための集積回路の表面 磁界分布からの動作状態推定
    ○中村陽二、飯塚哲也、浅田邦博(東大)
(5B-2)FPGA上に実現した可変レイテンシ技術を用いた乗算器の性能検証
    ○大月郷史、高橋篤司(東工大)
(5B-3)完全ハッシュ関数のハードウェア向け実装について
    ○松永裕介(九大)
 
●[13:20~14:40]セッション6A:DAS/SWEST合同基調講演
 (6A-1) モデルベースシステムズエンジニアリングとSysMLの活用
    ○西村 秀和(慶應大)
 
●[14:50~16:50]デザインコンテスト
 
●[15:00~17:30]DAS/SWEST合同ポスターセッション
 
○[16:50~17:00]DAシンポジウム2013閉会の挨拶


 

DAシンポジウム2013論文募集(募集は終了しました)

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DAシンポジウム 2013
論文募集
- システムLSI設計技術とDA -
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  システムLSIは、情報家電、携帯機器、コンピュータ、ネットワークシステムなど現在および将来の電子装置の進歩を支えるキーテクノロジーであります。そのテクノロジーを支える中心的技術の一つである設計自動化(DA)技術は、論理DA、レイアウトDA、テストDAといった各分野において飛躍的な進歩を遂げてきました。近年、集積回路微細化技術の進展によりシステムLSIが実現可能となり、従来のDA分野にソフトウェア、ハードウェア協調設計や組み込みシステム設計方法論などが加わり、システムLSI設計技術とよばれる新たな分野を形成しております。また、実際の設計に適用しての性能評価などにも関心が高まりつつあります。設計言語、設計資産(IP)などの国際的な標準化活動も活発化しております。

  本シンポジウムではこうしたシステムLSIの設計技術およびDA技術の進展に貢献するべく、最新の技術発表と技術動向情報の交換を目的として発表と討論の場を提供するものです。また、今回はSWEST15(第15回組込みシステム技術に関するサマーワークショップ)と連続開催し、ソフトウエアまで含めた広いシステムLSI設計技術に関する討論を可能にします。本シンポジウムに関する最新の情報は、システムLSI設計技術研究会ホームページでご覧になれます。


日  程 : 2013年8月21日(水)~22日(木)
会  場 : 下呂温泉水明館(岐阜県下呂市幸田)
                   http://www.suimeikan.co.jp/
主  催  : 情報処理学会 システムLSI設計技術研究会


○論文募集要項

  論文分野

 
システムLSI設計技術
  • 設計手法 {モデリング,仕様決定,方式設計等}
  • システム設計 {システム検証/性能評価,リアルタイムOS,ソフトウェア開発環境等}
  • ハードウェア/ソフトウェア協調設計 {ハード/ソフト分割,協調検証等}
  • 設計品質見積り/予測 {信頼性,保守性等}
  • 設計コスト・生産性 {設計フロー,IP/設計資産の再利用,ライブラリ,設計教育等}
  • 設計事例 {マルチメディアLSI/機器,SOC,プロセッサ,IP,FPGA,大学での事例等}
    設計自動化(DA)設計技術
  • 機能/論理DA {ハイレベル/論理合成・最適化,低消費電力設計,高動作周波数設計,シグナルインテグリィティ設計等}
  • レイアウトDA {フロアプラン,配置配線,PCB,パッケージ,MCM等}
  • テストDA {テストパタン生成,故障診断,テスト容易化設計等}
  • 機能/論理/回路検証DA {シミュレーション,エミュレーション,形式検証,レイアウト検証,シグナルインテグリティ検証等}
     
○発表形式
   一般講演セッション、ポスターセッション、一般講演およびポスターセッションの3形式とします。今回は、一般講演の他に、SWESTとの共同企画としてポスターセッションを予定しています。異なる分野の技術者と交流を深めるよい機会ですので、ぜひとも積極的なご応募をお願いします。ポスターセッションでのノートPC等 の持ちこみによるデモンストレーションを希望する場合は、申込書にその旨を記載願います。別途検討します。
   一般講演、ポスターセッションともに、発表分野を限定しません。一般講演での設計事例発表、ポスターセッションでの設計技術の発表も歓迎します。
   また、複数または単独の企業ならびに大学で、特別セッションを設けて発表を希望する場合は、申込書にその旨を記載願います。できる限り希望に添うようにセッション編成する方針です。
   なお、シンポジウム運営上、一般講演セッションのみ、またはポスターセッションのみを希望した場合でも、ポスターセッションまたは一般講演、もしくはその両方への変更をお願いすることがありますので、ご了承の程お願いします。


○応募方法
  1. Webフォームによる申込とします。下記 URL のフォームに、アブストラクト (300字程度)、投稿論文の分野及びキーワード(5ワード以内)、発表形式、その他必要事項を記載の上、ご投稿ください。
    https://www.ipsj.or.jp/02moshikomi/event/event-da2013-toukou.html 論文募集は締め切りました
    折り返し、申込受信のメールを自動送信いたします。万一、左記メールが届かな かった場合、お手数ですが 末尾に記載の【申込/照会先】まで、お電話にてご連絡ください。

  2. 採録された場合、下記期日までに論文を提出してください。 論文は2008年度までの研究会発表形式(A4 縦長原稿)で6頁とします。ただし、ポスターセッションのみの場合に限り、2~6頁(偶数を推奨)とします。

○スケジュール
  論文(アブストラクト)応募締切    2013年 5月10日(金) →17日(金)→24日(金)必着 ※延長しました
  採否通知                              2013年 5月31日(金)
  カメラレディ最終論文提出締切  2013年 6月28日(金)


○その他
  参加申込方法については、詳細が決まり次第、システムLSI設計技術研究会 Webページにて掲載いたします。
  http://www.sig-sldm.org/


○申込/照会先

  〒101-0062
  東京都千代田区神田駿河台1-5 化学会館4F
  一般社団法人情報処理学会 シンポジウム係
  E-mail:sig”at”ipsj.or.jp   Tel (03)3518-8372  Fax (03)3518-8375