第5回QS研究発表会

第5回量子ソフトウェア研究発表会

この度の新型コロナウイルス感染症の情勢を鑑み,本研究発表会は日本アイ・ビー・エム東京基礎研究所 新川崎事業所での現地開催とオンラインを併用したハイブリット開催を予定しております。 本研究発表会は,オンラインのみの開催となりました(2022.3.7)。

参加を希望される方は,以下「参加申込」をご参照の上,情報処理学会マイページから参加申込をお願いいたします(当日でも申込可能です) .非会員の方もマイページを開設してお申し込みください.参加申込をしていただくと,ZoomのミーティングURL情報や研究報告のダウンロード方法を記載したメールをお送りします.参加費無料の研究会登録会員/ジュニア会員も,URLの取得と参加者数の把握のため,マイページより参加申込をしてくださいますようお願いいたします.

参考資料:全国大会時のZoom利用の手引き

参加申込

日程 : 2022年3月24日(木),25日(金)
会場 : オンライン開催(オンラインのみに変更となりました)

申込締切 : 2022年3月25日(研究発表会当日までお申し込みいただけます)
※当日まで申込可能ですが、現在非会員の方などはマイページ開設にお時間がかかる場合もございます。また、参加申込返信メールが迷惑メールと判定されてメール不達となることもありますので、お早目にお申込みくださいますようお願いいたします(メールが届かない場合は、参加費のご入金前に、再度申込画面で他のメールアドレスを入力してお申込みしてください(お申込み情報は上書きされます))。

参加費
参加費(研究報告/税込)
参加種別 金額
QS研究会登録会員/ジュニア会員   0円
情報処理学会名誉会員、正会員、賛助会員 2,500円
情報処理学会学生会員  500円
非会員(一般) 3,500円
非会員(学生) 1,000円

申込方法 :
以下アイコンのいずれかよりお申込みください。

※非会員の方もマイページ開設が必要です。開設には費用はかかりません。
 非会員の方で既にマイページを開設済みの方は、そちらのIDでお申込み可能です。
※QS研究会登録会員の費用で参加される場合で、QS研究会にまだ登録されていない方は
 マイページより研究会登録をしてから研究発表会参加のお申込みを行ってください。
 参考:研究会に登録する

membernyukainonmember
  
**お申込みの際の注意事項**

  • 参加申込にてご提供頂いた個人情報は、情報処理学会プライバシーポリシーに則って適切に管理します。 なお、研究会幹事より直接ご連絡させていただく場合もございますのでご了承願います。 参考) 情報処理学会プライバシーポリシー
  • 参加費のお支払いはマイページより3月31日(木)までにお願いいたします。請求書・見積書・納品書・領収書もマイページよりダウンロード可能です。 参考) マイページの利用方法:お支払い
  • 参加申込返信メールが迷惑メールと判定されてメール不達となることがございます。その場合は、参加費のご入金前に、再度申込画面で他のメールアドレスを入力してお申込みください(お申込み情報は上書きされます)。
  • 参加申込後は申込キャンセルは出来ませんのでご注意ください。

研究報告について
参加申込をしていただいた方にお送りするメールに、研究報告をダウンロードするためのID・パスワード等を記載しております。
研究会登録会員の方は 電子図書館(情報学広場) からもダウンロード可能です。
研究報告は開催初日の1週間前(=公知日)に公開となります。

領収書について
領収書は入金後にマイページよりダウンロード出来ます。
領収書は1回しか発行できませんので、日付、宛名、但し書きをよく確認してから発行してください。
クレジットカード決済の場合は即時発行が可能ですが、それ以外は入金済になるまで2~14営業日程かかります。
参考)マイページの利用方法:お支払いマイページに関するよくある質問

照会先
〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台1-5 化学会館4F
一般社団法人 情報処理学会 調査研究 研究部門   E-mail:sig"at"ipsj.or.jp

プログラム

3月24日(木)

■セッション1(招待講演)  座長:今井浩(東京大学)
・8:00-9:00  (質疑時間を30分程度確保する予定です)
Developing a quantum centric supercomputer as a tool for research and industry applications.
Jay Gambetta(IBM Fellow, VP of Quantum Computing, IBM Quantum)
Abstract:
The quantum computing community has grown in the past few years into a one that encompasses a wide range of users from various disciplines and sectors. Rapidly developing quantum technologies allowed researchers and developers to explore quantum computing as a practical tool to achieve their goals. In this talk I will present where we are now with quantum computing applications in research and industry and the recent development of software and capabilities at IBM with Qiskit, an open-source quantum software development kit. I will discuss how quantum developers can help to advance quantum computing, and at the end of the talk, I will discuss the future directions for the quantum applications and software where we exploit both quantum and classical resources together to maximize the performance of quantum computing.

  -- break 9:00-9:05 --

■セッション2  座長:山下茂(立命館大)
(1) 9:05-9:30
Factorization machine とイジングマシンを利用した整数変数最適化
関 優也(慶應義塾大学)、田村 亮(国立研究開発法人物質・材料研究機構)、田中 宗(慶應義塾大学)

(2) 9:30-9:55
イジングマシンによる制約付きグラフ彩色問題の彩色数最小化手法
川上 蒼馬、武笠 陽介、鮑 思雅(早稲田大学)、巴 徳瑪、新井 淳也、八木 哲志、寺本 純司(日本電信電話株式会社)、戸川 望(早稲田大学)

(3) 9:55-10:20
さまざまなイジング計算機による組合せ最適化問題の解法と比較
深田 佳佑(早稲田大学)、マチュー パリジ(富士通研究所/早稲田大学)、富田  憲範(富士通研究所)、戸川 望(早稲田大学)

(4) 10:20-10:45
線形量子ネットワークにおけるエンドツーエンドの量子もつれ蒸留
永山 翔太(メルカリ)

  -- break 10:45-11:00 --    

■セッション3   座長:Raymond Rudy(日本アイ・ビー・エム)
(5)  11:00-11:25
NISQ計算の分割統治による検証
竹内 勇貴、高橋 康博(日本電信電話株式会社)、森前 智行(京都大学)、谷 誠一郎(日本電信電話株式会社)

(6) 11:25-11:50
Quantum read-only memoryの効率的な記述と、その最適化による量子特異値変換の優位性の見積もり
冬鏡 澪(東京大学)、鈴木 泰成、徳永 裕己(NTT コンピュータ&データサイエンス研究所)

(7) 11:50-12:15
Transferring Optimal QAOA Parameters for Max-Cut Problems
Xie Ningyi、Lee Xinwei、Cai Dongsheng(University of Tsukuba)、Asai Nobuyoshi(University of Aizu)

(8) 12:15-12:40
量子インスパイア特異値分解をもちいたエクストリーム機械学習の高速化
武田 伊織、高比良 宗一、御手洗 光、藤井 啓祐(大阪大学)

 -- break 12:40-13:40 --

--量子ソフトウェア研究会賞表彰式 13:40-13:55 --

■セッション4   座長:國廣昇(筑波大)
(9) 13:55-14:20
制約付き組合せ最適化問題に向けたQAOAの改良
中田 百科(リクルート)、藤村 怜香(無所属)、棚橋 耕太郎(リクルート)

(10) 14:20-14:45
Shorのアルゴリズム量子回路の簡略化と量子コンピュータにおける実装実験
坪井 あさと、永田 真、三木 拓司(神戸大学)

(11) 14:45-15:10
パラメータ直交化法を用いたノイズのある量子振幅推定法
田中 智樹(慶應義塾大学/三菱UFJフィナンシャル・グループ/三菱UFJ銀行)、宇野 隼平(慶應義塾大学/みずほリサーチ&テクノロジーズ)、小野寺 民也(慶應義塾大学/日本IBM)、山本 直樹(慶應義塾大学)、鈴木 洋一(慶應義塾大学)

(12) 15:10-15:35
反復改良法を用いた量子線形アルゴリズムにおける測定回数削減
齊藤 由将(会津大学)、李 信偉、蔡 東生(筑波大学)、浅井 信吉(会津大学)

  -- break 15:35-15:50 --

■セッション5  座長:田中宗(慶應義塾大学)
(13) 15:50-16:15
中間解の保持を用いた量子アニーリングの精度向上手法
下舞 創平、木村 晋二(早稲田大学)

(14) 16:15-16:40
相乗りを考慮したデマンド交通サービスの配車計画問題への量子アニーリングの適用
篠原 秀人、山城     悠(Jij)、齋藤 和広(KDDI総合研究所)

(15) 16:40-17:05
全並列アニーリングのための自律的パラメータ制御
小此木 大輝、神保 聡、安藤 洸太、Van Chu Thiem、劉 載勲、本村 真人、川村 一志(東京工業大学)

(16) 17:05-17:30
QKP-QUBO変換におけるHybridエンコーディング方式
神保 聡、小此木 大輝、安藤 洸太、Chu Thiem Van、劉 載勲、本村 真人、川村 一志(東京工業大学)


3月25日(金)

■セッション6  座長:徳永裕己(日本電信電話株式会社)
(17) 9:00-9:25
Pricing multi-asset derivatives by finite difference method on a quantum computer
宮本 幸一(大阪大学)、久保 健治(メリカリ/ 大阪大学)

(18) 9:25-9:50
GPUを利用したノイズ付きの量子計算シミュレーションの高速化
土井 淳、堀井 洋(日本アイ・ビー・エム)

(19) 9:50-10:15
古典コンピュータによる量子化学計算を利用した高精度VQEの計算加速
森田 幹雄、高橋 憲彦、大島 弘敬、佐藤 信太郎(富士通)

(20) 10:15-10:40
Distributed Qubit Allocation that Minimizes the Total Execution Time for Heterogeneous Quantum Computing
中井 慎、バンミーター ロドニー(慶應義塾大学)

 -- break 10:40-10:55 --

■セッション7  座長:棚橋 耕太郎(リクルート)
(21) 10:55-11:20
イジングマシンを用いたブラックボックス多目的最適化手法の性能検証
山下 将司、関 優也(慶應義塾大学)、松森 唯益、滝 雅人、門脇 正史(デンソー)、田中 宗(慶應義塾大学)

(22) 11:20-11:45
量子アニーリングマシンを活用した統計データに基づく交通流最適化の検討
野田 佳克、秋山 克美、伊原 康行(NECソリューションイノベータ)、大関 真之(東北大学/東京工業大学/シグマアイ)

(23) 11:45-12:10
ISAAQ: イジングマシンを活用した量子コンパイラ
内藤 壮俊、長谷川 禎彦(東京大学)、松田 佳希(フィックスターズ/早稲田大学)、田中 宗(慶應大学/早稲田大学)

(24) 12:10-12:35
量子アニーラを利用したノイズフィルタの最適設計
岡田 明久、吉田 広顕、城殿 清澄(豊田中央研究所)、松森 唯益、竹野 貴法、門脇 正史(デンソー)

 -- break 12:35-13:35 --

■セッション8  座長:藤井啓祐(大阪大)
(25) 13:35-14:00
変分量子アルゴリズムに基づくポアソン方程式の求解
佐藤 勇気、近藤 瑠歩、小出 智士、梶田 晴司(豊田中央研究所)、高松 英紀(トヨタ自動車)、井元 信之(東京大学)

(26) 14:00-14:25
Simulating Time Evolution with Fully Optimized Single-Qubit Gates on Parameterized Quantum Circuits
和田 凱渡(慶應義塾大学)、ルディ レイモンド(日本アイ・ビー・エム)、大西 裕也(JSR)、上西 慧理子、菅原 道彦、山本 直樹、渡邉 宙志(慶應義塾大学)

(27) 14:25-14:50
エラー確率が不均質な表面符号の復号のフェニック木を用いた高速化
新居 智将(東京大学)、鈴木 泰成、徳永 裕己(NTT コンピュータ&データサイエンス研究所)

(28) 14:50-15:15
Parallel grouping algorithm for a large set of Pauli operators
Hamamura Ikko、Horii Hiroshi、Imamichi Takashi、Doi Jun(IBM Research)、Yoshioka Nobuyuki(University of Tokyo)、Seelam Seetharami(IBM Research)、Sagawa Takahiro(University of Tokyo)、Mezzacapo Antonio(IBM Research)

(29) 15:15-15:40
変分量子アルゴリズムにおける一般的なアンザッツに対するコスト関数の勾配
大久保 龍之介、永野 廉人(東京大学)

  -- break 15:40-15:55 --

■セッション9 座長:山本直樹(慶応大)
(30) 15:55-16:20
General VC dimension upper bound for quantum circuit learning
Chen Chih-Chieh、Sogabe Masaru 、Shiba Kodai (Grid Inc.)、Sakamoto Katsuyoshi、Sogabe Tomah(The University of Electro-Communications)

(31) 16:20-16:45
量子回路のfermionic nonlinearityの定量化
八角 繁男、田島 由一朗(大阪大学)、御手洗 光祐、水上 渉(大阪大学/JST さきがけ)、藤井 啓祐(大阪大学/量子コンピュータ研究センター)

(32) 16:45-17:10
2次元集積化された量子ビット間におけるエンタングルメント蒸留プロトコルの提案
前田 雄也(大阪大学)、鈴木 泰成(NTT コンピュータ&データサイエンス研究所)、小林 俊輝、小林 史佳、生田 力三、山下 眞(大阪大学)、徳永 裕己(NTT コンピュータ&データサイエンス研究所)、山本 俊(大阪大学)

(33) 17:10-17:35
表面符号の評価に向けたPEPDO ansatzの解析
真鍋 秀隆(京都大学)、鈴木 泰成、徳永  裕己(NTT コンピュータ&データサイエンス研究所)

発表募集のご案内(募集は終了しました)


原稿締切厳守 !

  • 原稿締切日の24時を過ぎるとシステムに投稿が出来なくなり、発表も取り消しとなりますのでご注意ください。
  • 原稿締切までは何度でもご自身でアップロード可能です(締切後は、原稿の差替え(再アップロード)、発表の取り消しもできませんのでご注意ください)。
  • フォントが正しく埋め込まれていないといったトラブルもありますので、早めに一度アップロードされることをお勧めします。



日程 : 2022年3月24日(木),25日(金)
会場 : ハイブリッド開催の予定 オンライン開催(オンラインのみに変更となりました)
  • ハイブリッド開催の会場は 日本アイ・ビー・エム東京基礎研究所 新川崎事業所 (神奈川県川崎市).
  • ビデオ会議システムとしてZoomを利用予定
  • 感染状況等により,オンラインのみに切り替えます.この判断は,一週間程度前となることがあることをあらかじめご了承ください.
 
発表申込締切 : 2022年2月16日(水)23:59

原稿提出締切
: 2022年3月2日(水)23:59 ※厳守
23時59分を過ぎるとシステムに投稿できなくなります。
締切前の原稿の差し替えは何度でも可能です。締切に遅れると発表キャンセルとなりますのでご注意ください。
また、フォントの埋め込みがされていないとアラートが出ます。お早目にご投稿いただきますようお願い致します。

原稿ページ数
 : 
推奨ページ数は6~8ページとします。
ページ数に厳密な制限は設けませんが、座長が読める長さの10 ページ程度以下を目処とし、
それ以上の記述が必要な場合は付録としてまとめてください.

●査読
: なし

●発表時間予定
: 一般講演形式 1件30分 (発表20分、質疑10分)

●発表申込先
: 下記専用サイトの「発表申込」メニューよりお申込みください.
https://ipsj1.i-product.biz/ipsjsig/QS/

発表申し込みをいただきました方には、後日学会事務局から原稿の依頼をさせていただきます(上記申し込みの連絡者の方にご連絡します)。原稿の締め切りは2022年3月2日です。厳守をお願いします。詳細については以下のURLをご参照ください。
https://www.ipsj.or.jp/kenkyukai/genko.html

●注意事項
[公知日]
研究報告の完全オンライン化に伴い、研究発表当日の資料は、開催の1週間前に情報処理学会電子図書館(情報学広場)に掲載されます。そのため、研究報告に掲載される論文の公知日は、研究発表会の開催日初日の1週間前となります。特許申請の扱い等の際にはご注意ください。詳細については以下のURLをご参照ください。
https://www.ipsj.or.jp/kenkyukai/genko.html

[発表キャンセル]
締め切り後の発表キャンセルは原則としてできません。発表申し込み後にキャンセルの必要が生じた場合は、至急ご連絡ください。発表申込後、原稿提出締め切りまでに原稿が到着しない場合には、幹事団の判断により発表を取り消しさせていただきます。

[原稿差し替え]
論文提出締切後の原稿差し替えはできません。論文提出締切後は、訂正版のアップロードやウェブ上での配布などの原稿差し替えは一切できませんので、予めご留意ください。
※正誤表の掲載が可能な場合がありますのでご相談ください。

[発表者多数の場合]
発表者多数の場合は、次回以降の研究発表会での発表をご案内させていただくことや、発表をお断りすることがございます。何卒ご容赦いただけますよう、お願い致します。お早めのお申し込みをお願い致します。

●問い合わせ先:  at は@に変換してください。
堀井洋 (日本アイ・ビー・エム)
E-mail: horii at jp.ibm.com
小野寺民也(日本アイ・ビー・エム)
E-mail: tonodera at jp.ibm.com

●今後の予定
第6回研究会 2022年7月7日(木)-8日(金) 関東圏で調整中 (ハイブリッド開催予定)