第116回MUS研究発表会

第116回MUS研究発表会

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プログラム

 一般発表:発表20分 質疑10分(片付け・次発表移行時間含む)
※時間などは変更になる場合があります.
 
1日目:8月24日(木)
 
12:30- 受付開始
 
13:00-15:00【アプリケーション・歌唱支援】
(1) 背景音楽のテンポが休息時の作業者に与える効果:生理的指標の評価
村上 昌志(中央大学),坂本 隆(産総研),加藤 俊一(中央大学)
 
(2) MachineDancing: ポーズの変化に関する大局的制約と音楽と動作の局所的制約を同時に考慮したダンス自動生成手法
深山 覚,後藤 真孝(産総研)
 
(3) 楽曲中の歌声とユーザ歌唱のリアルタイムアラインメントに基づく伴奏追従型カラオケシステム
◎和田 雄介,坂東 宜昭,中村 栄太,糸山 克寿(京都大学),吉井 和佳(京都大学/理研AIP)
 
(4) 既存歌唱曲アレンジのための歌声キーボード
◎尾島 優太(京都大学),中野 倫靖,深山 覚,加藤 淳,後藤 真孝(産総研),糸山 克寿(京都大学),吉井 和佳(京都大学/理研AIP)
 
15:15-16:15【分離】 
(5) 複素ラプラス分布に基づく非負値行列因子分解
丹治 寛樹,村上 隆啓,鎌田 弘之(明治大学)
 
(6) モノラル音響信号に対する音源分離のための無限相関テンソル分解
吉井 和佳(京都大学/理研AIP)
 
16:30-18:00【企画】 
「音楽情報処理に関する最新研究動向の紹介」
複数の研究者より,最近開催された音楽情報処理に関連する国際会議への参加報告や研究動向の調査報告をしていただきます.
 
18:50-20:30 懇親会 
※事前申し込みが必要です.
 
2日目:8月25日(金)
 
9:00-10:30 【演奏支援】 
(7) グラウンデッド・セオリー・アプローチ的方法によるピアノ演奏習得におけるチャンク形成要因の予備分析
◎石垣 愛美,平田 圭二,竹川 佳成,冨永 敦子(公立はこだて未来大学)
 
(8) 多視点演奏映像を活用したピアノ演奏指使い分析ツールの提案
◎長谷川 麻美,竹川 佳成,平田 圭二(公立はこだて未来大学),兼重 直文(三重大学)
 
(9)楽譜と演奏履歴を用いた深層自己回帰過程に基づく演奏タイミング予測
前澤 陽(ヤマハ株式会社)
 
10:45-12:15 【作曲支援】 
(10) 作者内一貫性と音楽的典型性を考慮した作曲支援インタフェース
中村 裕美,中野 倫靖,深山 覚,後藤 真孝(産総研)
 
(11) ディープラーニングによるループ音源の自動生成
細川 皓平,横山 想一郎,山下 倫央,川村 秀憲(北海道大学)
 
(12) 特徴量軌跡の機械学習に基づくジャズセッションの自動生成
保利 武志,中村 和幸,嵯峨山 茂樹(明治大学)
 
13:15-14:15 【編曲支援】 
(13) 音楽音響信号から得られる音楽要素に基づく自動ピアノアレンジ
◎高森 啓史(早稲田大学),深山 覚,後藤 真孝(産総研),森島 繁生(早稲田大学)
 
(14) 和音系列の統計的木構造解析とSplit-Mergeサンプリングに基づくメロディへの和声付け
◎津島 啓晃,中村 栄太,糸山 克寿(京都大学),吉井 和佳(京都大学/理研AIP)
 
14:30-16:00 【推定・認識】 
(15) 音響的に自然な繋ぎ目の発見による楽曲ループ検出
◎安井 拓未,中村 篤祥,田中 章,工藤 峰一(北海道大学)
 
(16) deepGTTMIII: グルーピング構造と拍節構造の自動獲得
浜中 雅俊(理化学研究所),平田 圭二(公立はこだて未来大学),東条 敏(北陸先端大学)
 
(17) 調とリズムを考慮した階層隠れセミマルコフモデルに基づく歌声F0軌跡に対する音符推定
◎錦見 亮,中村 栄太(京都大学),後藤 真孝(産総研),糸山 克寿(京都大学),吉井 和佳(京都大学/理研AIP)
 
16:00-18:00 【デモセッション】 
(18) デモンストレーション:音楽情報処理の研究紹介XVI
動的プレディクティブコーディングを用いた聴覚情報処理モデルとそれを用いたフレーズ作成システム
荒哉太,香取勇一(公立はこだて未来大学)
 
音源解析技術を活用した自動カホン演奏ロボット
飯尾英晃,門原公子((株)UTSUWA),辻本友樹,宮木孝輔,三宅正人,三熊智哉,吉井和佳(京都大学)
 
ピアノ学習支援システムを用いた演奏習得におけるチャンク分析 – GTA を用いて-
石垣愛美,竹川佳成,平田圭二(公立はこだて未来大学)
 
バイオリン初級者のためのマルチモーダル情報提示によるポジショニング学習支援システムを目指して
齊藤塁,竹川佳成,平田圭二(公立はこだて未来大学)
 
音を力の変化の信号を使用して再生
高橋公太(コータサウンド株式会社)
 
三次元に拡張したメロディ概形を用いたギター特殊奏法の自動検出法について
武田郁弥,竹川佳成,平田圭二(公立はこだて未来大学)
 
スパイラルアレイモデルを用いた階層的調性構造を抽出する試みについて
名畑皓正,竹川佳成,平田圭二(公立はこだて未来大学)
 
暗意-実現モデルに基づく作曲者らしさ識別へ向けての予備検討
能登楓,竹川佳成,平田圭二(公立はこだて未来大学)
 
3 視点演奏動画を用いたピアノ演奏者の指使い分析ツールの提案
長谷川麻美(公立はこだて未来大学大学院),竹川佳成,平田圭二(公立はこだて未来大学),兼重直文(三重大学)
 
声量制御のための音声フィードバック器具の設計と実装
原史也,竹川佳成,平田圭二(公立はこだて未来大学)
 
歌唱から歌詞の発声タイミング抽出と発声タイミングモデルの提案
藤田千尋(公立はこだて未来大学大学院),竹川佳成,平田圭二(公立はこだて未来大学)
 
筋電位とMIDI 情報を用いたドラム演奏における疲労度の簡易計測法の提案
柳田拓郎,竹川佳成,平田圭二(公立はこだて未来大学)
 
音楽音響信号の分散表現法の提案とその楽曲推薦システムへの応用について
類家怜央,竹川佳成,平田圭二(公立はこだて未来大学)
 
 
3日目:8月26日(土)
 
9:00-10:30 【分析】 
(19) 作曲者判定タスクのために分析すべき楽曲の長さ
◎高本 綺架,吉田 光男,梅村 恭司(豊橋技術科学大学),市川 裕子(東京工業高等専門学校)
 
(20) 多重ラベル分類を用いた意外性を有する楽曲検索・推薦手法の実験的考察
大久保 好章,原口 誠,劉 赫宇(北海道大学)
 
(21) TextTimeline: 文字表示を保持した発話テキストの音響特徴可視化
中野 倫靖,加藤 淳,後藤 真孝(産総研)
 
10:45-11:45 【音楽データ】 
(22) 楽譜記述言語MusicXMLの拡張による楽典を考慮した和声解析フレームワークの提案
◎清水 祐輔,沼尾 雅之(電気通信大学)
 
(23) ピアニストの演奏解釈を記述した演奏表情データベースの構築
橋田 光代(相愛大学),兼口 敦音(関西学院大学),中村 栄太(京都大学),古屋 晋一(ソニーCSL),小川 容子(岡山大学),片寄 晴弘(関西学院大学)
 
12:00-12:15 表彰・クロージング
 
12:20- 研究室見学ツアー(任意参加)

発表募集

情報処理学会 音楽情報科学研究会 (SIGMUS) の第116回研究発表会(夏のシンポジウム)の発表を募集します。
活発な議論ができる機会ですので、積極的な応募をお待ちしています。

本発表会は、優秀な研究発表に対して「ベストプレゼンテーション賞」と「学生奨励賞」が送られます。
皆様の研究成果をぜひお出しください。

日時・会場

日程:2017年8月24日(木)13:00 ~ 8月26日(土)12:00頃
会場:公立はこだて未来大学
交通:https://www.fun.ac.jp/access/
函館空港 国内線時刻表

本州は、羽田空港、伊丹空港、中部国際空港からしか直行便がありません。
これ以外は、羽田空港での乗継便となります。
夏休み中で、便数も座席数も少ないので、早期予約を強く推奨します。
例えば、伊丹空港からは、以下の組み合わせのみが可能です。

8/24: ANA745 09:15 → 10:50
8/26: JAL2124 13:45 → 15:25 

懇親会:8/24(木)(調整中:後日詳細を発表) 

一般口頭発表 

申込締切:2017年7月7日(金)
原稿締切:2017年8月3日(木) ※厳守
発表申込フォーム: https://ipsj1.i-product.biz/ipsjsig/MUS/
照会先:梶克彦(愛知工業大学)(E-mail: contact[at]sigmus.jp)
※学生奨励賞は修士課程以下の学生が対象です。

【研究会への連絡事項】欄の
「発表者は修士課程以下の学生である」
「発表者は修士課程以下の学生ではない」
のいずれかに○を入力してください。

※論文原稿の作成では、情報処理学会の下記URLを参照してください。
http://www.ipsj.or.jp/kenkyukai/genko.html 

※SIGMUSでは、2012年度からインターネットを利用した研究発表のライブ動画中継を試行してきました(http://www.sigmus.jp/?page_id=966 )。2015年度からは本格運用として、情報処理学会のプレス発表「学術コンテンツを広く世に届けるため、情報処理学会とニコニコが提携」に基づいて、情報処理学会チャンネルを用いた動画中継と永続的なアーカイブを実施しています。 

発表申込時の【研究会への連絡事項】欄の
「動画中継・アーカイブを希望する」
「動画中継・アーカイブを希望しない」のいずれかに○を入力してください。

動画中継を承諾頂けない場合は、必ず発表申込時にお伝え頂く必要があります。「動画中継のみを希望してアーカイブは不可」という対応はできません。なお、講演の一部だけ中継を希望しない場合は、部分的な中断も可能です。その場合には、当日ご相談頂ければ対応可能です。ご不明の場合には contact [at] sigmus.jp 宛にご相談ください。

動画中継することで、会場に来場できない研究者や、普段学会に参加されない方々に対しても研究成果を広くアピールできます。またアーカイブにより、当日都合がつかない方々や、将来研究を始める方々が研究成果を知る機会を増やすことができます。是非、本学会の取り組みにご協力をよろしくお願い致します。

2014年度にSIGMUSが他研究会に先駆けて試行開始したチャットシステムも、2015年度から本格運用を開始しており、今回も実施予定です。

デモセッション

デモセッションでは、楽器演奏などパフォーマンスを伴う発表から、十分な結果は出ていないがSIGMUS参加者とともに議論したい研究、研究的要素がはっきりしていない思い付きで作ったシステム、諸事情でお蔵入りになったがどうしても披露したい研究、既発表だがデモンストレーションの機会に恵まれなかったシステムまで、様々な研究やシステムをデモ形式で発表する機会をご提供致します。 

発表を希望される方は、下記の応募方法に従ってご応募ください。通常の研究発表と異なり、まとまった研究成果はなくて構いませんので、ぜひお気軽にご発表いただければ幸いです。

申込締切:2017年7月14日(金)
発表申込フォーム:https://goo.gl/hDo9Ea
※発表申込時に入力していただく「発表タイトル・著者・発表概要」は、デモセッション原稿に掲載されますのでご注意ください。
(7月28日(金)まで変更可能です。)

照会先:奥村健太(名古屋工業大学)
(E-mail: contact[at]sigmus.jp)

オーガナイズドセッション
オーガナイズドセッションは、オーガナイザ(本研究会の登録員)に自由に企画していただくセッションです。例えば、特定のテーマの発表を揃えたい、通常より長いQ&Aで深い議論をしたいなど、奮ってご応募頂きますようお願い申し上げます。

提案締切:2017年6月23日(金)
提案可否通知:2017年6月26日(月)
照会先:伊藤彰則(東北大学)(E-mail: contact[at]sigmus.jp) 

【応募方法】
下記の各項目を埋めて以下の照会先に電子メールでお送りください。 

セッション名

オーガナイザの氏名、所属、連絡先:
オーガナイザ全員分をお知らせください。

代表者氏名に○をお付けください。

セッションの狙いとキーワード(合わせて400字以内)
セッション構成(案)(400字以内)
もしすでに発表者や講演者の候補、講演タイトルが挙がっていればお知らせください。後で変更になっても構いません。
原稿の件数と長さ
どの発表者や講演者がどれくらいの長さの予稿を執筆するかをお知らせください。
オーガナイズドセッションの記録を研究報告に残すことに積極的にご協力ください。
セッション提案は、SIGMUS運営委員会で審査した後、可否をご連絡いたします。また、採用されたセッション提案はSIGMUS公式サイト、CFP、ML等で公表いたします。質問や問い合わせなどは、上記照会先までお願いいたします。

【過去のオーガナイズドセッション】
「生成音楽の評価学」(第102回研究会)
「ピアノ学習者の熟達化モデルの構築」 (第102回研究会)
「“魅せる”の工学」 (第106回研究会)
「統計的文法理論と構成的意味論に基づく音楽理解の計算モデル」(第112回研究会)

音楽情報科学研究会 主査・幹事
主査:吉井和佳(京都大学)
幹事:中野倫靖(産業技術総合研究所)
亀岡弘和(NTTコミュニケーション科学基礎研究所)
伊藤彰則(東北大学)
平田圭二(公立はこだて未来大学)
齋藤大輔(東京大学)