高度交通システム(ITS)2016シンポジウム

高度交通システム(ITS)2016シンポジウム

自動車が発明されてから100年あまりが経過し,自動車は日常生活になくて はならないものになってきています.しかし,渋滞による時間の損失や環境汚 染/地球温暖化,事故など といった問題は根本的な解決方法を見い出せないま ま今日に至っています.このような自動車交通をはじめとする交通システムに おけるさまざまな問題点に関して,情報技術の面から統合的なアプローチでそ の解決を図る高度交通システム(ITS)が,世界的な規模で取り組まれてい ます.本学会においても,2000年4月より「高度交通システム(ITS)」研 究会を発足させ、ITSへの取り組みを開始しています.
今回も昨年度に引き続き,ITS技術に関連する様々な分野の専門家をお招き し,それぞれの分野から見たITSの現状と今後の研究・開発の課題等につい てご講演いただくとともに,幅広い分野の研究者が積極的に交流をはかれる場 を提供する目的で,シンポジウムを開催します.
今回は「自動運転時代に向けたITS技術」というテーマで,進展著しい自動運転 技術と,関連するセキュリティ関係のトピックスおよび,ITS世界会議での概要 を紹介いただくご講演をお願い致しました.皆様の参加をお待ちしております.

日程&会場

日 程:1月15日(金)
会 場:日本未来館(東京都お台場)http://www.miraikan.jst.go.jp/guide/route/
 

テーマ

自動運転時代に向けたITS技術

主催

情報処理学会高度交通システムとスマートコミュニティ(ITS)研究会

協賛

ITSジャパン
情報処理学会モバイルコンピューティングとパーベイシブシステム(MBL)研究会
情報処理学会マルチメディア通信と分散処理(DPS)研究会
情報処理学会グループウェアとネットワークサービス(GN)研究会

参加費(論文集、消費税込)

情報処理学会正会員 14,000円
ITSジャパン会員 14,000円
研究会登録会員 10,000円
非会員 18,000円
情報処理学会学生会員*  無料
学生 5,000円
*情報処理学会の学生会員は情報処理学会IEプロジェクトからの補助により無料で参加できます. 

参加申込

以下よりお申込みください.
https://www.ipsj.or.jp/02moshikomi/event/event-ITS2016.html

**お申し込みの際の注意事項**
  • 当日受付も致しますが,論文集が不足した場合は事前申し込み優先とさせていただきますのでご了承ください.
  • 参加費の当日現金払いも受け付けますが,なるべく振込でのお支払いにご協力ください.

最新情報

シンポジウムに関する最新情報,講演内容梗概は研究会WEBページでご確認ください.
http://www.ysr.net.it-chiba.ac.jp/sigits/sympo2016/index.html

プログラム(予定)

○[10:00~10:10]: 開会挨拶 研究会主査 齋藤 正史(金沢工業大学)
●[10:10~10:25]: ITS研究会優秀論文並びに研究会シンボルロゴ表彰  
●[10:25~11:55]: 招待講演 セッション1  
(1)[10:25~11:10] 「自動運転のヒューマンファクター」 赤松 幹之(産業技術総合研究所 自動車ヒューマンファクター研究センター)
(2)[11:10~11:55] 「協調型自動運転のための効率的センサデータ処理機構」 佐藤 健哉(同志社大学)
●[11:55~13:00]: (昼休み)
●[13:00~15:15]: 招待講演 セッション2  
(3)[13:00~13:45] 「(仮)自動運転とビックデータ、その将来ビジョン」 円満字 大輔(Continental)
(4)[13:45~14:30] 「自動運転を支える車々間・路車間ネットワークと標準化」 塚田 学(東京大学)
(5)[14:30~15:15] 「自動運転・ロボットと人とのインタフェースとその将来ビジョ ン 」 米持 幸寿(ホンダ・リサーチ・インスティチュート・ジャパン)
●[15:15~15:30]: (休憩)
●[15:30~17:00]: 招待講演 セッション3  
(6)[15:30~16:15] 「(仮)カーセキュリティの最新動向」 Dr. Camille Vuillaume(Escrypt)
(7)[16:15~17:00] 「(仮)ITS世界会議ボルドー トピックス紹介」 尾崎 信之(東芝/ITS Japan)
●[17:00~17:10]: 閉会挨拶

※なお,プログラムが一部変更となることがあります.あらかじめご了承下さい。