- [10:00-10:30]「概説・イントロダクション」 高木 聡一郎(東京大学大学院情報学環)
- [10:40-11:35]「ビジネスプラットフォームとしてのブロックチェーン」 吉濱 佐知子(日本アイ・ビー・エム株式会社)
- [12:35-13:30]「Libraの技術的側面とブロックチェーンによるCOVID-19コンタクトトレース」 山崎 重一郎(近畿大学)
- [13:40-14:35]「公共分野へのブロックチェーン技術特性の活用」 増田 剛(株式会社ブロックチェーンハブ)
- [14:45-15:40]「コンテンツ領域におけるブロックチェーン活用について ~競争領域:非競争領域の設計事例を交えて」 施井 泰平(スタートバーン株式会社)
- [15:50-16:45]「ブロックチェーンx 環境エネルギー ~デジタル技術と分散リソースを活用した新しい電力流通の可能性~」 田中 謙司(国立大学法人 東京大学大学院)

コーディネータ:高木 聡一郎
ビジネスプラットフォームとしてのブロックチェーン

講師:吉濱 佐知子
日本アイ・ビー・エム株式会社 東京基礎研究所 シニア・テクニカル・スタッフ・メンバー、 FSS & Blockchain 担当部長
【略歴】2001年より米IBMのワトソン研究所で勤務。2003年に日本IBM東京基礎研究所に入社し情報セキュリティ関連の研究に携わる。2012年上海IBM Global Labsにて新興国向け研究戦略担当。現在はAIの金融分野への適用や、ブロックチェーン技術の研究開発を担当。ACM会員、情報処理学会シニア会員。2010年横浜国立大学環境情報学府より博士(情報学)。
Libraの技術的側面とブロックチェーンによるCOVID-19コンタクトトレース

講師:山崎 重一郎
近畿大学 産業理工学部情報学科 教授
【略歴】1957年生まれ。九州大学システム情報科学府システム情報科学院博士課程修了。富士通株式会社、株式会社富士通研究所を経て近畿大学。現在の研究テーマはブロックチェーン技術や仮想通貨の応用など。著書、ブロックチェーン・プログラミング(講談社2017年)、仮想通貨(東洋経済新報社 2015年)など。
公共分野へのブロックチェーン技術特性の活用

講師:増田 剛
株式会社ブロックチェーンハブ Chief Operating Officer
【略歴】三菱重工業株式会社、アクセンチュア株式会社、三井住友銀行を経て、株式会社ブロックチェーンハブに参画。ブロックチェーン関連の教育、新規事業開発、スタートアップ支援に携わる。一般社団法人日本セキュリティトークン協会代表理事、慶應義塾大学SFC研究所上席所員、大阪大学オープンイノベーション機構アドバイザー、日本ビジネスモデル学会執行役員を兼務。英国ケンブリッジ大学経営学修士(MBA)、英国オックスフォード大学フィンテックプログラム修了。
コンテンツ領域におけるブロックチェーン活用について ~競争領域:非競争領域の設計事例を交えて

講師:施井 泰平
スタートバーン株式会社 代表取締役
【略歴】1977年生まれ。少年期をアメリカで過ごす。東京大学大学院学際情報学府修了。2001年に多摩美術大学絵画科油画専攻卒業後、美術家として「インターネット時代のアート」をテーマに制作、ギャラリーや美術館で展示を重ねる。2006年よりstartbahnを構想、日米で特許を取得。大学院在学中に起業し現在に至る。東京藝術大学での教鞭を始め、講演やトークイベントにも多数登壇。
ブロックチェーンx環境エネルギー ~デジタル技術と分散リソースを活用した新しい電力流通の可能性~

講師:田中 謙司
国立大学法人 東京大学大学院 工学系研究科 技術経営戦略学専攻 准教授
【略歴】東京大学大学院工学系研究科 技術経営戦略学専攻 准教授、同大学工学系修士課程修了後、マッキンゼ―、日本産業パートナーズを経て、2006年より東京大学助教 、2012年 特任准教授、19年2月より現職。データ駆動型の社会システム設計を研究し、電力では分散リソースが協調する新しい電力流通システムなどを研究している。兼担で、国土交通省政策参与(12年)、資源エネルギ庁の次世代技術を用いた電力プラットフォーム検討会委員(18年-)など政府委員も担当。