CITPフォーラム
日本の価値を人材でより高める
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[13:00-13:20]オープニング「人材から人財へのシフト」
昨今のCOVID-19禍により、人々の暮らしや働き方においてオンライン化がさらに進行しており、企業のシステム活用のあり方も変化のスピードが加速してきている。
かつてはシステムの保守・運用を少人数で行ってきた企業も、IT人材の採用を強化する動きがみられるようになっている。
一方で日本のIT人材は、企業の教育・研修制度や自己研鑽支援に対する満足度が他国と比較してかなり低いものの、個々に対する教育・研修の機会を、企業が十分に自社だけで提供することは難しくなってきており、IT人材として成長するためには企業が提供する機会・手段だけではなく、自らも積極的に学習機会・手段を模索し、活用することがますます重要となっている。
本講演では企業の価値に人材が影響を及ぼす要素にふれつつ、日本の情報処理技術者の価値を測る指標や世界的な人材育成の動向からこの先取るべきアクションについて整理する。菊池 修(NTTテクノクロス株式会社 セキュアシステム事業部 アシスタントマネージャー)
【略歴】主に通信事業関連のミッションクリティカルなシステム開発を担当、ITアーキテクトとしてシステム構想デザインや各種アーキテクチャ設計に従事。近年はAIを活用した既存業務の自動化・見える化に関連した顧客課題の解決策立案や要件定義を担当するとともに、テクニカルアドバイザーとして全社レベルの技術支援にあたっている。 -
[13:25-13:55]Session1「人財主義とリスキリング」
失われた30年、よりよい社会を築こうとする意欲が低下し、既存のビジネスモデルに寄りかかってきた世代にとって、2020年のダボス会議で多くの賛同を得た「人財主義(タレンティズム)」は刮目の思想ではないだろうか。与えられたミッションよりも自発的なパーパスにより人は生涯にわたって強いモチベーションで学び続けることができます。人財主義について解説現役世代のリスキリングについて議論のきっかけを提供します。
松田 信之(中電シーティーアイ 常務執行役員)
【略歴】中電シーティーアイ常務執行役員JISA理事ISO56001イノベーションマネジメントシステム国内審議委員情報処理学会東海支部長、愛知県情報サービス産業協会長高度情報処理技術者(ITストラテジスト、プロジェクトマネジメント)CITP(14000013) -
[14:00-14:30]Session2「将来の人財育成」
国(内閣府)のAI戦略(2019~2022)では 「数理・データサイエンス・AIの知識習得・人財育成の取り組み」として高校・大学・社会人での教育の必要性を謳っている。
CITPコミュニティ情報教育支援・実践SIGでの高等学校の情報教育支援活動を通じて感じた「数理・データサイエンス・AIの知識習得・人財育成の必要性」について発表する。井川 淳司(NECソリューションイノベータ(株) 社会インフラソリューション事業部 シニアエキスパート)
【略歴】NECソリューションイノベータ(株)にてソフトウェア開発プロジェクトマネジメント、IT技術者の育成に従事。CITPコミュニティ 情報教育支援・実践SIGにて高等学校の情報教育支援活動中。 -
[14:40-15:25]パネル討論「人財の育て方・伸ばし方」
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菊池 修(NTTテクノクロス株式会社 セキュアシステム事業部 アシスタントマネージャー)
【略歴】主に通信事業関連のミッションクリティカルなシステム開発を担当、ITアーキテクトとしてシステム構想デザインや各種アーキテクチャ設計に従事。近年はAIを活用した既存業務の自動化・見える化に関連した顧客課題の解決策立案や要件定義を担当するとともに、テクニカルアドバイザーとして全社レベルの技術支援にあたっている。
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松田 信之(中電シーティーアイ 常務執行役員)
【略歴】中電シーティーアイ常務執行役員JISA理事ISO56001イノベーションマネジメントシステム国内審議委員情報処理学会東海支部長、愛知県情報サービス産業協会長高度情報処理技術者(ITストラテジスト、プロジェクトマネジメント)CITP(14000013)
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井川 淳司(NECソリューションイノベータ(株) 社会インフラソリューション事業部 シニアエキスパート)
【略歴】NECソリューションイノベータ(株)にてソフトウェア開発プロジェクトマネジメント、IT技術者の育成に従事。CITPコミュニティ 情報教育支援・実践SIGにて高等学校の情報教育支援活動中。