AI TECH TALK

AI TECH TALK

  • 開催日時:9月3日(水) 12:10-13:00【第3イベント会場 A棟 301】

    例年に続き本年度も開催決定。本企画ではAI技術に関連した各企業のビジネスにおける取り組みを紹介します。機械学習・ディープラーニングなど急速に発展する人工知能関連テクノロジーについて、ビジネスの最前線を担う各企業の技術部門の方が実際の取り組みを語ります。当日は複数の企業が登壇してプレゼン及び質疑応答を行う予定です。
  • 参加企業一覧

       
       
  • プログラム

    12:10 – 12:13 オープニング
    12:13 – 12:28 トグルホールディングス株式会社
    12:28 – 12:42 株式会社unerry
    12:42 – 12:57 東映株式会社ツークン研究所
    12:57 – 13:00 クロージング・交流(会場外にて)

    同フロアの別教室にて聴講者と交流いただけます。
    講演終了後に司会者からの案内がありましたら、お荷物を全てお持ちいただき移動ください。

  • トグルホールディングス株式会社

    都市のデジタルツインを構築するAI技術とその応用

    まちづくりを取り巻く事業プロセスには、属人的知見への依存や非効率な情報伝達が散見され、業界全体の情報の非対称性が課題となっています。私たちは、このような課題を解消するために不動産・建築・金融を統合する新しいデジタル産業インフラを開発しています。本公演では、私たちの実際のプロダクトや事業における、オープンデータや生成AI、各種機械学習モデルやアルゴリズムの活用についてご紹介します。

    西村 勇哉(トグルホールディングス株式会社 先端技術開発グループ)

    【略歴】広島大学で博士課程を修了後、2024年に新卒としてトグルホールディングスに入社。入社後は法規制を考慮した建物の自動生成アルゴリズムの開発に従事。現在は平面図の画像解析やBIM、条例解析などの研究開発を行うチームを率いる。
  • 株式会社unerry

    人流✕購買データによる広告ターゲティング手法の開発

    膨大な人流と購買データを用いたユーザーの商品購入確率をスコア化するモデルの開発事例をご紹介します。購買履歴に基づいた広告配信手法は、近年大きく進展しています。しかし、ベースとなるデータ量の不足等により、売上拡大への寄与が小さくなりがちという課題があります。そこで、購買データと人流データを組み合わせ、多くのユーザーの特定商品の購入確率をスコア化することで、高精度かつスケーラブルな広告セグメントの開発に挑戦しました。さらに、アーキテクチャとして採用したTwo Tower Modelは、国内外の大規模サービスにおける推薦システムで多く利用されている手法でもあるため、その特徴についても解説します。

    上野 優人(株式会社unerry テクノロジー&オペレーション部 データサイエンス&AI)

    【略歴】株式会社unerryのデータサイエンティスト。長期インターンシップを経てunerryに新卒入社。学生時代は、中古スマートフォンの在庫最適化に関する研究を行い、国内外の学会で論文を発表。現在は、人流データと購買データを組み合わせた購買予測モデルの構築に従事。Google Cloudが主催し、最新の生成AIやデータ分析等の発表がされたカンファレンス「Next Tokyo 2025」でも開発成果を発表。
  • 東映株式会社ツークン研究所

    CG映像製作事例 “TOEI FCS” フェイシャルキャプチャーの未来

    ツークン研究所は撮影、映像プロダクションにかかわるコンピューターグラフィックスの研究開発を行っております。最新の技術を取り入れることで、社内外に高いクオリティの作品に多数関わっています。 今回は独自開発のフェイシャルキャプチャーシステム「TOEI FCS」から、単眼映像から顔の三次元構築の研究をご紹介します。従来の顔三次元再構築手法は、カメラモデルを簡易化することにより、高い安定性を獲得しているが、ヘッドマウントカメラ映像のように大きく歪んだ場合には十分な性能を発揮できない。そこでツークンでは歪みつつも安定性を維持可能なハイブリッドカメラモデルを提案。開発者募集中です。

    三鬼 健也(東映株式会社ツークン研究所 研究開発部 部長)

    【略歴】テクニカルディレクター、CGアニメーターとして幅広い分野でCG技術やモーションキャプチャーを多数監修。監督作 『SLAM DUNK Talkin' to the Rim』では桜木花道をただ眺めるスマホアプリを企画製作。難しい要望と作り手の想いに、高い技術と提案で応えるスタイルが特徴。