OpenSolarisとは
OpenSolarisは、サンマイクロシステムズ社により開発されたオペレーティング・システム Solaris を、オープンソースとして公開したものです。
ハードウェアとしては、同社の SPARC ベースのワークステーションの他に、x86 アーキテクチャ(AMD64含む)もサポートしています。
情報処理学会
コンピュータシステム・シンポジウムポスター&デモ・セッション
において、OpenSolaris 上で動作するプログラムを用いて行われた研究発表の中から
優秀なものを表彰するというものです。最も優秀な発表には、サンマイクロシステムズ賞が送られ、副賞としては、Sun Academic Exellence Grant Program より以下のような Sun ワークステーションが贈られます。
- Sun Ultra 20 Workstation (予定)
- 2GBメモリ (1GB unbuffered ECC x 2 DDR/400), 250GB 7200回転SATAディスクドライブ , DVD+-R/RW, NVIDIA Quadro FX 1400グラフィックス・アクセラレータ, Solaris 10プリインストール
- 19インチ・TFT液晶モニタ
- Type 6カントリーキット USB UNIX(英語) キーボード、 USBマウス、日本語ドキュメント、 電源ケーブル
応募資格
- 発表者が、学生であること。学生会員、または、学生非会員として参加申し込みをしていること。
- 当日、会場にて、OpenSolaris上で動作するプログラムを使ってデモを行うこと。(JavaやRuby等のスクリプト言語を含む)
応募方法
- OpenSolarisが動作するハードウェア(SPARC、または、AMD64を含むx86 PC)を用意します。
- OpenSolarisをインストールし、発表に必要なプログラムが動作することを確認します。(申し込み段階では、動作していなくても、シンポジウム当日に動作すれば問題ありません。)
- コンピュータシステム・シンポジウムへの参加申し込みを行います。詳しくは、シンポジウムのメインページをご覧ください。
- 定められた期間に、ポスター&デモ・セッションへ発表内容のアブストラクトを投稿します。詳しくは、シンポジウムのポスター&デモセッションのページをご覧ください。
シンポジウムの会場では、OpenSolarisが動作するワークステーションを2台(SPARCとx86)用意しますが、なるべく自分のパソコンを用意してください。ネットワークを通じてリモートログインしてデモを行うことも可能にする予定ですが、ネットワークは切れることもあることをご理解ください。
選抜方法
- シンポジウム参加者は、受付で予稿集といっしょに所定の投票用紙をもらってください。そして、優秀だと思った発表者の名前、番号、自分の名前を記入して、受付の投票箱に入れてください。
- 最も多くの票を集めた発表に対して、サンマイクロシステムズ賞が贈られます。
- 同点複数の場合は、抽選で決めます。
- 自分と同じ所属の人には投票しないで下さい。
表彰は、シンポジウムの懇親会の席にて行います。
サンマイクロシステムズ賞表彰
コンピュータシステム・シンポジウムポスター&デモ・セッション
で行われた発表の中から、投票の結果、サンマイクロシステムズ賞は、次の学生による発表に贈られました。おめでとうございます。
- 榮樂 英樹
複合ハイパバイザによる仮想計算機の高速化
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