【セッション概要】ITの技術革新のスピードが速く、2020年にはAIの活用によりコンタクトセンターの仕事がなくなると言われています。AIの活用が注目される中、人が対応することの重要性、AIと人の対応の違いを明確にし、コンタクトセンターがどのように経営に貢献できるのかを議論します。AIの活用事例、顧客の感情の受け止め、顧客とのつながりのあり方について事例の紹介とディスカッションを予定しています。
司会:河合 洋
(株式会社つなぐ研究所 代表取締役社長)河合 洋
(株式会社つなぐ研究所 代表取締役社長)【講演概要】AI技術の進化を伝えるニュースが日々世間を賑わせています。世の中は空前のAIブーム。AI導入により、今よりも更に便利な世の中になると期待に胸が膨らみます。一方で、実際AIと言われるものを見たり触った人から、「思っていたのと違う」という声をよく耳にします。AIをブームで終わらせないために、AI機能を正しく理解できるよう可視化しました。その図を基にソリューションベンダ側とユーザ側との認識のギャップがどこに生じているのか、何を注意すると良いのかを説明します。
相楽 香織
(日産自動車株式会社 グローバル情報システム本部アフターセールス・ワランティ&クオリティシステム部 ビジネスアナリスト)【講演概要】昨今のAIの発展はすでにブームではなく、実務に取り入れられ、その効果が着実に出始めている。一方で、AIの発達により、近い将来に多くの職業がAIに取って代わられるとメディアはセンセーショナルに報じている。はたして、本当にAIは人々の職を奪うツールなのか。それとも人々の生活を豊かにし、ビジネス領域においては顧客体験や顧客満足度、生産性を飛躍的に高めるツールとなるのか。当セッションでは当社がWEBチャットやLINE、AIチャットボットといった先進のテクノロジーを新たな顧客サポートチャネルとして導入・活用し、いかにして従来のサポートチャネルと融合して付加価値を創出しているかを紹介する。
稲田 英樹
(SMBC日興証券株式会社 東京コンタクトセンター 部長)【講演概要】「電話の向こうに顧客が並んでいた時代のKPIを、顧客が並ばなくなくなった今もそのまま使っている業界って、おかしくないですか?」という多くのオペレータの疑問の言葉がきっかけとなり実証実験を始めた。自動化、テキスト化の動きが活発化する中、電話は数を処理する人が偉いという生産性重視の時代は終焉に向かうと予測した。反対に、顧客と多く長く話すことが、企業の利益に貢献するという仮説の下、実証実験を行った。その結果から、成功要因は、外部・内部ともにコミュニケーションの総量を上げることにあると推測できた。今回の講演では、弊社が運営するコールセンタでのケーススタディを通じ、次世代のコールセンタの方向性を解説する。
宮脇 一
(情報工房株式会社 代表取締役社長)【セッション概要】ITの技術革新のスピードが速く、2020年にはAIの活用によりコンタクトセンターの仕事がなくなると言われています。AIの活用が注目される中、人が対応することの重要性、AIと人の対応の違いを明確にし、コンタクトセンターがどのように経営に貢献できるのかを議論します。AIの活用事例、顧客の感情の受け止め、顧客とのつながりのあり方について事例の紹介とディスカッションを予定しています。
司会:河合 洋
(株式会社つなぐ研究所 代表取締役社長)パネリスト:相楽 香織
(日産自動車株式会社 グローバル情報システム本部アフターセールス・ワランティ&クオリティシステム部 ビジネスアナリスト)パネリスト:稲田 英樹
(SMBC日興証券株式会社 東京コンタクトセンター 部長)パネリスト:宮脇 一
(情報工房株式会社 代表取締役社長)2018年2月2日(金)
プログラム[09:30〜12:00]
会場:2F中会議場2-3一体