【セッション概要】サイバー空間と実空間の融合により、新しい価値が創出され、豊かな暮らしがもたらされる超スマート社会を実現するSociety5.0の構想が進められている。IoT、ビッグデータ、ドローン、ロボット、AI等を活用した超スマート社会を実現するためには、それを担う実践的IT人材が必要となる。認定技術者(CITP)制度は、実践的な能力を情報処理学会が認証するもので、現在全国で7000名を超える人材が認証されている。本セションでは、超スマート社会を牽引する実践的なIT人材による価値創造と人材の創出について語る。 ※本フォーラムの発表はCITP認定者の他に一般の方もご聴講いただけます。
司会:平林 元明
(情報処理学会 CITPフォーラム 代表)【講演概要】CITPフォーラムの活動内容を紹介する。今年度から専門部会(SIG)の活動を5つに拡大し、会員の活動実績を元にCITP資格制度へ提案する活動なども行っている。
平林 元明
(情報処理学会 CITPフォーラム 代表)【講演概要】CITPコミュニティ/社会価値創造分科会の活動として被災地・石巻にて地域の大学とともにシビックテック(オープンデータを用いた地域課題解決アプリのアイデアソン)を実施した。デザイン思考を流用しながら、様々なステークホルダを巻き込み、結果として想定以上の成果を得ることができた。その経過をレポートする。
土屋 俊樹
(株式会社ハイマックス 第2事業本部第3部 シニアコンサルタント)【講演概要】2020年から小学校にてプログラミング教育が必修化される。各種メディアで紹介されているモデル校での試行や、ボランティアによるプログラミング教室においては成果を上げているが、実際の教育現場はハード・ソフト共に、プログラミング教育を取り巻く環境の整備はまだまだ不十分な状況である。自身の子供たちの状況を例に、CITP/IT技術者として、そして親としてどのように取り組んでいくべきか、経験を交えて紹介する。
宮下 修
(株式会社中電シーティーアイ インフラユニット プラットフォームセンター 主査)【講演概要】モバイル決済やシェア自転車など、中国で生まれたサービスが、続々と日本に進出している。世界一のインターネット人口を持つ中国では、Fintech、ビッグデータ、AI、などの先端IT技術を活用した様々なサービスが次から次へと登場し、人々のライフスタイルを大きく変えている。スマホ無しでは生活できないとまで言われる中国の「今」について、CITPの視点でご紹介する。
久保 壮一郎
(株式会社中電シーティーアイ ビジネスユニット ビジネスシステム部 サービス開発チームリーダー)【講演概要】CITP個人認証の申請にはITSSの理解、申請書の理解、ビジネス貢献やプロフェッショナル貢献の整理、エビデンスの用意など予想を超える労力が必要になる。また、十分な資格を持つ申請者が些細な記入漏れで合格を逃す例も多いと聞く。そこで個人認証の壁を乗り越えたCITPらが申請のノウハウを具体的な事例とともに分かり易く解説するとともに、事前にやっておく準備などのアドバイスをまとめた手引書を作成したので公開する。
岡﨑 四郎
(住友電工情報システム株式会社 システムソリューション事業本部 チーフマネージャー)司会:三宅 博文
(NECソリューションイノベータ株式会社 IoT基盤ソリューション事業部 上級プロフェッショナル)パネリスト:赤坂 亮
(日本IBM株式会社 グローバル・ビジネス・サービス事業本部 シニアマネージングコンサルタント)パネリスト:畠山 卓久
(富士通株式会社 共通ソフトウェア開発技術本部 エキスパート)パネリスト:久保 壮一郎
(株式会社中電シーティーアイ ビジネスユニット ビジネスシステム部 サービス開発チームリーダー)パネリスト:平林 元明
(情報処理学会 CITPフォーラム 代表)2018年2月2日(金)
プログラム[09:30〜12:00]
会場:2F中会議室1