ITフォーラム:高度IT人材育成フォーラム

IT人材育成に関わる様々な取組みと情報処理学会の貢献

(会場:2F瑞雲)
 
【セッション概要】IT人材育成分野で行われている様々な取組み(技術士制度改革、融合IT人材育成、ISO/IEC 24773改訂など)について紹介し、それらの取り組みに対して情報処理学会や認定情報技術者制度(CITP)がどのような貢献を為し得るかについてパネル討論を行い、理解を深める。

プログラム[09:30〜12:00]

掛下哲郎様 司会:掛下 哲郎(佐賀大学/情報処理学会 高度IT人材育成フォーラム代表)
【略歴】九州大学大学院修了。工学博士。現在、佐賀大学知能情報システム学科准教授。2003年度よりJABEE活動に参加し、2008年度より本会の高度IT資格制度に取り組んでいる。2013年度よりISO/IEC JTC1/SC7/WG20委員としてISO/IEC 24773の改訂に参画。データベースおよびソフトウェア工学を専門とする。2012年度 本会・優秀教育賞受賞。JIP特選論文表彰。本会・シニア会員。
【講演概要】2001年に技術士制度は国際整合するエンジニア資格(PE)として技術者倫理、資質向上(CPD)等について大幅に改定され、工学教育との連携(JABEE)も強化された。しかし、技術士制度の社会的認知が十分でないため、試験制度等様々な改革を進めている。本講演では、情報処理学会との間で締結した「高度な情報技術者の育成・可視化および情報系プロフェッショナルコミュニティの形成に関する覚書」とその狙い等について解説する。
黒澤兵夫様

黒澤 兵夫(日本技術士会 情報工学部会 副部会長)
【略歴】1965年日本電気(株)入社。長年、OSの開発、運輸省(現国土交通省)航空局航空管制システム、大学・公官庁等の大型コンピュータネットワークシステム開発プロジェクト統括、JICA・NCS技術プロジェクト団長等。2005年TAKE国際技術士研究所設立。東京工業大学大学院・技術経営(MOT)研究員/プログラム開発委員。技術士(情報工学部門・総合技術監理部門)。公的資格:APECエンジニア、EMFエンジニア。日本技術士会地域産業支援実行委員会副委員長・元理事・CPD実行委員会委員長。システム監査学会理事。2010年日本技術士会会長賞受賞。

【講演概要】2013年度以降、ITコーディネータ協会とIPAが共同事務局を務めた「IT融合人材育成連絡会」で行った主な議論について、歴史的な背景やIT融合人材の役割、必要性も踏まえて紹介する。現在の日本においてはITと他分野の融合によりイノベーションを引き起こすことが求められている。こうしたイノベーションは、一握りの天才的な人材だけのものではなく、教育訓練などの場を提供することにより、より多くの人が引き起こせるようになると考えられる。
重木昭信様 重木 昭信(日本電子計算株式会社/IT融合人材育成連絡会 座長)
【略歴】1973年日本電信電話公社入社。1985年以降コンピュータシステムの開発を担当。2007年NTTデータ代表取締役副社長、2009年同社顧問。2012年日本電子計算(株)代表取締役社長 プロジェクト・マネージメント学会賞を受賞(2011年)。2008年から日本経済団体連合会 情報通信委員会 高度情報通信人材育成部会長として、ICT人材育成や大学教育改革にも取り組んでいる。
【講演概要】情報処理学会の新しい資格制度「認定情報技術者」(CITP:Certified IT Professional)の運用がスタートした。制度詳細の発表以降、マスコミにも度々取り上げられるなど関心を集めている。CITP制度は、情報処理技術者試験や企業の社内資格制度等、既存の資格制度を活用するユニークな方式を採用している。また、産業・経済のグローバル化に対応して国際標準に準拠した制度設計としている。本講演では、CITP制度の狙いと取組み、技術士会等の関連組織との連携、関連する世の中の動向について紹介する。
旭寛治様 旭 寛治(株式会社日立製作所/情報処理学会 資格制度運営委員会 委員長)
【略歴】(株)日立製作所基本ソフトウェア本部長、ストレージソリューション本部長、(株)日立テクニカルコミュニケーションズ代表取締役社長等を歴任。1999年本会理事、2005年副会長。ITプロフェッショナル委員長。本会名誉会員。

【討論概要】3件の講演を通じて紹介された様々な取組みや、その背景となっている問題意識を元に、相互の関連や取り組み間の連携の可能性について議論する。これを踏まえて、日本のIT人材育成戦略や、情報処理学会のCITP制度が社会に対してどのような貢献をなすべきかについて議論を深める。

掛下哲郎様 司会:掛下 哲郎(佐賀大学/情報処理学会 高度IT人材育成フォーラム代表)
【略歴】九州大学大学院修了。工学博士。現在、佐賀大学知能情報システム学科准教授。2003年度よりJABEE活動に参加し、2008年度より本会の高度IT資格制度に取り組んでいる。2013年度よりISO/IEC JTC1/SC7/WG20委員としてISO/IEC 24773の改訂に参画。データベースおよびソフトウェア工学を専門とする。2012年度 本会・優秀教育賞受賞。JIP特選論文表彰。本会・シニア会員。
黒澤兵夫様 パネリスト:黒澤 兵夫(日本技術士会 情報工学部会 副部会長)
【略歴】1965年日本電気(株)入社。長年、OSの開発、運輸省(現国土交通省)航空局航空管制システム、大学・公官庁等の大型コンピュータネットワークシステム開発プロジェクト統括、JICA・NCS技術プロジェクト団長等。2005年TAKE国際技術士研究所設立。東京工業大学大学院・技術経営(MOT)研究員/プログラム開発委員。技術士(情報工学部門・総合技術監理部門)。公的資格:APECエンジニア、EMFエンジニア。日本技術士会地域産業支援実行委員会副委員長・元理事・CPD実行委員会委員長。システム監査学会理事。2010年日本技術士会会長賞受賞。
重木昭信様 パネリスト:重木 昭信(日本電子計算株式会社/IT融合人材育成連絡会 座長)
【略歴】1973年日本電信電話公社入社。1985年以降コンピュータシステムの開発を担当。2007年NTTデータ代表取締役副社長、2009年同社顧問。2012年日本電子計算(株)代表取締役社長 プロジェクト・マネージメント学会賞を受賞(2011年)。2008年から日本経済団体連合会 情報通信委員会 高度情報通信人材育成部会長として、ICT人材育成や大学教育改革にも取り組んでいる。
旭寛治様 パネリスト:旭 寛治(株式会社日立製作所/情報処理学会 資格制度運営委員会 委員長)
【略歴】(株)日立製作所基本ソフトウェア本部長、ストレージソリューション本部長、(株)日立テクニカルコミュニケーションズ代表取締役社長等を歴任。1999年本会理事、2005年副会長。ITプロフェッショナル委員長。本会名誉会員。