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第16回未来投資会議において示された大学入学共通テストに「情報I」の試験を入れる方針に賛同します

2018年6月11日
一般社団法人 情報処理学会
会 長  西尾章治郎

 内閣官房日本経済再生本部 未来投資会議(16回2018年5月17日開催,17回2018年6月4日開催)において,「高等学校の新学習指導要領で必履修化される『情報I』を大学入学共通テストの科目として各大学の判断で活用できるよう検討(CBTによる実施も視野に検討)」について議論がされ,大学入学共通テストの科目に「情報I」を入れる方針が示されました。

 私ども情報処理学会は,これまで16年にわたり,やはり情報に関する科目を大学入試科目に含めるよう主張をしてまいりました。この方針に強く賛同します。

 現代の社会活動は,そのほぼ全てにおいてインターネット,スマホ等の情報技術を直接,間接を問わず,必要不可欠な基盤として活用しております。このため,昨今の個人情報の不適切利用に関する国際的な議論からも分かるように,市民全員が各自の幸福や利益を追求し,さらには各自の安心・安全,生存,プライバシー,人権を担保するためには,情報技術に関する知識を身につけていることが必要不可欠となっております。とくに大学に進学する者は,さらに大きな進化を遂げるであろう人工知能等によって激変する情報社会に主体的に参画し,それぞれの専門知識を活かしてさまざまな問題を解決し,その発展に寄与することが求められています。高校教科「情報」の内容を十分に活用できる力を持っていることは,そうした活動において必要最低限の条件であると考えます。以上に鑑みて,大学の入学共通テストにおいては,高校教科「情報」に関する試験が必須とされるべきです。

 情報処理学会は,実現に向けての諸課題の解決に積極的に貢献し,責務を果たしていく所存です。
 
 以上

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