組込みシステムシンポジウム(ESS2018)

組込みシステムシンポジウム(ESS2018)

日   程  : 2018年8月30日(木)~8月31日(金)
会   場  : 下呂温泉水明館

Webサイト : http://www.sigemb.jp/ESS/2018/

主   催  : 情報処理学会 組込みシステム研究会

同時開催 : 組込みシステム技術に関するサマーワークショップ(SWEST)

協   賛  : 情報処理学会ソフトウェア工学研究会
(予定)   情報処理学会システム・アーキテクチャ研究会
      情報処理学会ユビキタスコンピューティングシステム研究会
      情報処理学会システムとLSIの設計技術研究会
      情報処理学会システムソフトウェアとオペレーティング・システム研究会
      電子情報通信学会
      日本ソフトウェア科学会
      分野・地域を越えた実践的情報教育協働ネットワーク 組込みシステム分野(enPiT-Emb)

協賛企業 : 三精システム株式会社
      新和電材株式会社
      株式会社ビート・クラフト
      株式会社フューチャーテクノロジー
      株式会社フィックスターズ

開催の趣旨

 組込みシステムは、産業機器・通信端末・家電機器・自動車・ロボットなど多種多様な製品として人々の社会生活を支える重要な構成要素となっています。近年の社会基盤のIT化・ユビキタス化、IoTの普及、AIの応用に伴い、組込みシステムには高い信頼性を保ちつつ、更なる技術イノベーションが求められるようになってきています。このためには組込みシステムに関するソフトウェアからハードウェア、通信基盤からアプリケーションなど多次元で幅広い技術を、モノ作りの視点から経済性・市場性といった社会的側面なども考慮しながら融合していくことが求められてきました。今後も多種多様な分野の力の集結とこれによるイノベーションの誘発により我々を取り巻く種々の課題の克服しながら、組込み産業が「ものづくり立国」を牽引していくことが期待されています。そこでESS2018では「大学と組込み産業における研究開発の役割」をテーマとし、研究論文、実践経験報告、Work-in-Progress、ポスター展示、パネルディスカッション等を通じて、領域を超えた産学の技術者・実務者間の有益な情報交流の場を提供したいと考えています。
 組込みシステム研究会は、組込みシステム技術および組込みソフトウェア技術に関する研究の活性化を目的として、2006年4月に結成されました。既に2018年6月までに48回の研究会を開催し、例年8~10月には組込みシステムシンポジウムを開催するなど、組込みシステム全般に関する幅広い領域の研究者・実務者に対して交流の場を提供してまいりました。これまでの組込みシステムシンポジウムでの経験と組込みシステム全体に対する社会的要望の高まりを踏まえ、2018年度も組込みシステム研究会として組込みシステムシンポジウムを開催します。

参加申込

参加費(税込)
参加種別 金額
EMB研究会登録会員
(協賛のIPSJ研究会登録会員を含む)
29,000円(宿泊・食事込)
IPSJ会員(協賛団体会員を含む)
30,000円(宿泊・食事込)
非会員
32,000円(宿泊・食事込)
学生会員
(協賛団体学生会員を含む)
18,000円(宿泊・食事込)
学生非会員
19,000円(宿泊・食事込)
(論文アクセスは不可)
ロボットチャレンジ参加学生
17,000円(宿泊・食事込)
ロボットチャレンジサテライト参加学生 3,000円

申込締切 
2018年8月6日7月31日(火)
※ 申し訳ございませんが、申込締切日が前倒しになりました。
  お早目にお申込みくださいますようお願いいたします。

申込方法
 :  以下の学会Webページ参加申込書にてお申込みください。 申込みは締め切りました。
      https://www.ipsj.or.jp/02moshikomi/event/event-ess2018.html

(注1)今年度は宿泊込のイベントとなります。宿泊は4~6人1部屋の相部屋を予定しています。
    諸事情で個室を希望される方は、追加料金を払うことで個室に変更できます。
(注2)参加費には,食事(初日の昼食と夕食,2日目の朝食と昼食),宿泊費,予稿集代が含まれます。
(注3)特別な事情があり、宿泊なしでの参加を希望される場合には、ESS実行委員会にご連絡ください。
(注4)論文集は、情報処理学会の電子図書館(情報学広場)への掲載のみとなります。
    媒体の提供はございませんのでご注意ください。参加申込された方には公開後
    (公開日:2018年8月23日)にアクセス方法をメールにてご案内いたします。
(注5)ESS2018にお申込みいただいた方は、同時開催のSWESTの講演も聴講出来ます。
(注6)正式なプログラムは後日公開しますが、ESS2018の開始時刻が8/30の午前中(10:00頃)と
    なる見込みです。前泊が必要な方は、お手数ですが、ご自身で宿泊先の確保をお願いします。
    また、ESS2018の参加者は、8/29(水)に水明館で開催される SWEST20周年特別企画
    に参加登録することもできます。参加費は16,000円(宿泊・飲食費込み)となります。
    申込み方法は、後日お知らせいたします。

参加費振込先 :
    こちらをご覧下さい。クレジットカード決済・コンビニ決済の場合はこちらをご覧ください。
    ※原則8月末までにご入金ください。9月以降になる場合は、その旨ご連絡ください。
    ※当日現金払いはお選びいただけません。
 

プログラム(暫定版)

最新情報はhttp://www.sigemb.jp/ESS/2018/でもご確認ください。

8月30日(木)

9:30
10:30]○受付

[10:30~12:00]●Work-in-Progress論文[如月の間]
(1) 災害現場での複数台ロボット制御に向けたROSの非同期分散処理と一対一通信拡張の設計と実装(w)
  小泉亘平,菊池敬裕,寒竹俊之,菅谷みどり
(2) コンテキスト指向プログラミング言語のためのコンテキスト生成ツールの提案(w)
  茂木 康太郎,渡辺 晴美
(3) FPGAを用いた機能回路コンポーネント間のPublish/Subscribe通信フレームワークの提案(w)
  新井 健太,大川 猛,大津 金光,横田 隆史
(4) SSNオントロジを用いたエッジ側での通信トラフィック削減手法(w)
  徐 運康,岸 知二
(5) 小規模組込みシステム向けFRP言語への文脈指向プログラミング機構の導入(w)
  渡部 卓雄
(6) 外部環境認識エミュレーションによる組込みシステム回帰テスト手法(w)
  趙立晴,藤平達

[13:00~13:20]○オープニング

[13:20~14:50]●基調パネル[朝陽の間]

(7) future = SWEST(&you) + dream;
  パネラ:平鍋 健児,高田 広章,まつもと ゆきひろ,木谷 友哉
  コーディネータ:高瀬 英希

[15:00~16:00]●招待講演 [如月の間]
(8) 機械学習とデータ駆動システム&ソフトウェアエンジニアリング
  - Machine Learning for Engineering, Engineering for Machine Learning -
  鷲崎 弘宜

[16:00~17:30]●ポスター ※ポスター一覧は下部参照
               
[21:00~22:30]〇EmbLT[ESS2018企画セッション]
  コーディネータ:多和田雅師(早稲田大学)


8月31日(金)

[9:00-10:10]●SWEST/ESS合同企画

(9) 次世代ロボットフレームワークROS2の紹介
  講師: Geoffrey Biggs(産総研)

[10:20-11:15]●ロボット・IoT[緑風の間]
(10)エリアカバレッジタスクにおける回転動作を考慮した移動ロボットの動作計画決定手法(R)
  矢野泰生,高瀬英希,高木一義,高木直史
(11)ブロックチェーン技術を用いたIoT機器向けセキュアアップデートフレームワーク(w)
  長柄 啓悟,松原豊,高田広章
(12)IoTデバイスを用いた酪牛の行動検知・認識(w)
  西川 凜,Thanh Le Tien,Chinakrit Lorpiyanon,竹本 正志,Binh Thi Thanh Huynh,中條 拓伯

[11:20-12:10]●FPGA・応用[緑風の間]
(13)An Adaptive Approach for Implementing RTOS in Hardware(R)
  Tetsuo Miyauchi and Kiyofumi Tanaka
(14)金融商品アルゴリズム取引システムのハードウェアアクセラレーション(R)
  小林弘幸,田中清史

[13:00-13:55]●自動車/セキュリティ[緑風の間]
(15)自動車ボディ系製品のプロダクトライン開発への移行に関する事例報告(R)
  西浦 洋一,浅野 雅樹,中西 恒夫
(16)自動運転向けマルチセンサフュージョン処理プラットフォームの開発(w)
  福元 和真,福島 悠史,成沢 文雄
(17)Arm TrustZone for Armv8-Mを利用したマルチタスク対応CFIの検討(w)
  河田智明,本田晋也,松原豊,高田広章

[14:05-14:55]●ソフトウェア工学[緑風の間]
(18)DFEAM: 動的フィーチャ指向消費電力適応型モデリング(R)
  田中 文也,久住 憲嗣,福田 晃
(19)大規模複雑SimulinkモデルのためのMonte-Carlo最適化に基づいたテスト自動生成ツール(R)
  冨田 尭,石井 大輔,村上 徹,竹内 成樹,青木 利晃

[15:05-15:25]●スポンサー講演[緑風の間]
[15:25-16:25]●クロージングパネル[緑風の間]

(20)本音で語ろう,大学と組込み産業のニーズのズレと,うまくやるコツ
  パネラ:二上 貴夫,岸 知二,久住 憲嗣,松谷 宏紀,他1名飛び入り参加予定

[16:25~16:30]○クロージング[緑風の間]

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ロボットチャレンジ

(21)ESSロボットチャレンジ2018
(22)ESSロボットチャレンジ2018チームポスター

ポスター発表

(23)小規模組込みシステム向けFRP言語への文脈指向プログラミング機構の導入
  渡部 卓雄
(24)Multiple Distribute Robotic System based on ROS
  Yifan Liu,Takahiro Kikuchi and Midori Sugaya
(25)感情を理解するロボットの実現へ向けて
  吉田 怜司,黒野 侑哉,棚橋 優,松本 幸大,菅谷 みどり
(26)生体情報を用いた感情推定手法の検討
  高橋 裕也,川上 洋平,駒澤 真人,岸本 太郎,林 亮輔,菅谷 みどり
(27)複数台ロボットの総電力削減に向けた手法の検証
  寒竹 俊之,菊池 敬裕,菅谷みどり

企業展示
(28)タイトル未定
  株式会社ビートクラフト

※発表時間
   通常論文(R):25分(発表20分+質疑応答5分)
   WIP論文(w) :15分(発表12分+質疑応答3分)
 

運営組織

実行委員長  :   田中 清史(JAIST)
実行副委員長  :   久住 憲嗣(九大)
運営委員長  :   松原 豊(名大)
運営副委員長  :   吉村 健太郎(日立)
運営副委員長  :   古庄 裕貴(福岡大)
広報委員長  :   細合 晋太郎(チェンジビジョン)
広報副委員長  :   多和田 雅師(早大)
プログラム委員長  :   菅谷 みどり(芝浦工大)
プログラム副委員長  :   大川 猛(宇都宮大)
プログラム副委員長  :   松谷宏紀(慶大)
ESSRC 実行委員長  :   元木 誠(関東学院大)
ESSRC 顧問  :   二上 貴夫(東陽テクニカ)

問合先

〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台1-5 化学会館4F
一般社団法人 情報処理学会
調査研究 研究部門  E-mail:sig "at" ipsj.or.jp
TEL:(03)3518-8372 / FAX:(03)3518-8375