DAシンポジウム2016

DAシンポジウム2016 - システムとLSIの設計技術 -

 システムやLSIの設計技術は、情報家電、携帯機器、コンピュータ、ネットワークシステムなど現在および将来の電子装置の進歩を支える設計のキーテクノロジであります。 そのテクノロジを支える中心的技術の一つである設計自動化(DA)技術は、RTL・論理レベル、レイアウト、テストといった各分野において飛躍的な進歩を遂げてきました。 近年、集積回路微細化技術の進展によりシステムLSIが実現可能となり、従来のDA分野にソフトウェア、ハードウェア協調設計や組み込みシステム設計方法論などが加わり、システムレベル設計技術とよばれる新たな分野を形成しております。 また、実際の設計に適用してシステムやLSIの性能評価などにも関心が高まりつつあります。設計言語、設計資産(IP)などの国際的な標準化活動も活発化しております。
 本シンポジウムではこうしたシステムとLSIの設計技術全般の進展に貢献するべく、最新の技術動向や研究内容などの技術情報の交換を目的として発表と討論の場を提供するものです。 参加ご希望の方は、期日までにお申込み下さい。

日  時
  2016年9月14日(水) - 9月16日(金)

会  場
  山代温泉 ゆのくに天祥(石川県加賀市山代温泉19-49-1)
     Tel:0761-77-1234 HP: http://tensyo.yunokuni.jp/

主  催
  情報処理学会 システムとLSIの設計技術研究会(SLDM)
      http://www.sig-sldm.org/

論文募集要項

スケジュール
  論文(アブストラクト)応募締切  2016年 6月24日(金) → 7月1日(金) 延長しました!
  採否通知          2016年 7月15日(金)
  カメラレディ最終論文提出締切  2016年 8月12日(金)


■ 論文分野


  システム設計技術
  • 設計手法 要求仕様定義, モデルベース設計, ソフトウェア開発手法, PCB・実装設計
  • 設計自動化 (DA)
    要求仕様定義 要求仕様記述・検証,システム仕様記述・ソフト記述生成
    システム仕様レベル システム仕様記述, システム性能見積り, トランザクションレベルモデリング (TLM), システムテスト・診断, 並列処理アルゴリズム
    アーキテクチャレベル ハード/ソフト協調設計・検証, 高位合成, インタフェース合成など
  • 設計事例・教育 UML適用, システム性能評価, リアルタイムOS, NoC, リコンフィギャラブル, 耐故障設計・診断, ネットワーク応用, システム応用 (車載, 電源網解析など), システム設計教育
    LSI設計技術
  • 設計手法 シグナルインテグリティ,IP・再利用設計,ライブラリ化,低消費電力, 熱解析
  • 設計自動化 (DA)
    機能・論理レベル  HDL,RTL・論理シミュレーション,論理エミュレーション,論理合成,形式検証,タイミング解析・検証
    物理設計 フロアプラン・配置配線,レイアウト検証,シグナルインテグリティ,リソグラフィ,回路シミュレーション,EMC
    テスト テストパタン生成,故障解析,診断,テスト容易化設計等
  • 設計事例・教育 SiP/PoP,3D-IC,高周波設計,新世代メモリ設計,LSI設計教育
    アルゴリズムデザインコンテスト
  • ナンバーリンク*1パズルの解法/ソルバ

発表形式
 一般講演セッション、ポスターセッション、一般講演およびポスターセッションの3形式とします。専門委員による審査に基づき、優れた講演およびポスターに対して表彰します。
ポスターセッションでのノートPC等の持ちこみによるデモンストレーションを希望する場合は、研究発表申込書にその旨を記載願います。別途検討します。
 一般講演、ポスターセッションともに、発表分野を限定しません。一般講演での設計事例発表、ポスターセッションでの設計技術の発表も歓迎します。 また、複数または単独の企業ならびに大学で、特別セッションを設けて発表を希望する場合は、研究発表申込書にその旨を記載願います。できる限り希望に添うようにセッション編成する方針です。
 なお、シンポジウム運営上、一般講演セッションのみ、またはポスターセッションのみを希望した場合でも、ポスターセッションまたは一般講演、もしくはその両方への変更をお願いすることがありますので、ご了承の程お願いします。


アルゴリズムデザインコンテスト
 ナンバーリンク*1パズルの解法と速度を競うアルゴリズムデザインコンテストを実施致します。昨年同様、ナンバーリンクを自動で解くシステム(ソフト/ハード)を開発いただきますが、今年はさらに盛り上げるために、問題設定・競技方法の双方について変更を加えます。 詳細につきましては、「アルゴリズムデザインコンテスト開催概要」を参照下さい(5月頃公開予定)。 開発されたシステムの性能と、ポスター発表で審査・表彰します。また、論文も投稿し、一般講演セッションで発表することも可能です(任意)。
*1「ナンバーリンク」は株式会社ニコリの登録商標です。


応募方法
  1. Webフォームによる申込とします。
    下記 URL のフォームに、アブストラクト(300字程度)、投稿論文の分野及びキーワード(5ワード以内)、発表形式、その他必要事項を記載の上、ご投稿ください。
    折り返し、申込受信のメールを自動送信いたします。万一、左記メールが届かなかった場合、お手数ですが 末尾に記載の【申込/照会先】まで、お電話にてご連絡ください。
    https://www.ipsj.or.jp/02moshikomi/event/event-da2016-toukou.html

  2. 採録された場合、上記期日までに論文を提出してください。論文は6頁とします。ただし、ポスターセッションのみの場合に限り2~6頁とします。DAシンポジウム原稿執筆用スタイルファイル(Webページ http://www.sig-sldm.org/das に掲載)を使用してご作成ください。


その他
 参加申込方法については、詳細が決まり次第掲載いたします。


申込/照会先
 〒101-0062
 東京都千代田区神田駿河台1-5 化学会館4F
 一般社団法人情報処理学会 シンポジウム係
 E-mail:sig”at”ipsj.or.jp   Tel (03)3518-8372  Fax (03)3518-8375