論文誌「ネットワークサービスと分散処理」特集 論文募集

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論文誌「ネットワークサービスと分散処理」特集 論文募集

2024年2月14日
2024年4月23日更新
論文誌ジャーナル編集委員会


 インターネットは高度情報基盤として社会に浸透し、既に人々の生活の中で必要不可欠なものとなっています。新型コロナウィルス感染症の蔓延後加速した会社が学校のオンライン化や、DX (Digital Transformation)やCPS (Cyber Physical System) といったデジタル化による社会課題解決の取り組みにより、その重要性はさらに高まると予想されます。さらに、インターネットに接続される端末は、ユーザが直接操作するPCやスマートフォンから、IoT機器、車載機器、AI (Artifical Intelligence) など自律的に動作する端末へと拡大しており、それに伴い、第6世代移動通信システムや仮想化技術、エッジネットワークやLPWA (Low Power、 Wide Area) など、ネットワーク技術についても広がりをみせています。また、ネットワークサービス基盤も、ユーザへの情報の提供から、フィジカル空間からの情報の収集や、大規模データ解析のためのデータセンタ間での情報の共有など、多様なアプリケーション、サービスに対応することが求められています。特に2023年に注目された生成AIをはじめとしたAI技術に対しては、これらを支えるためのネットワークが求められると共に、AIを用いたネットワークサービスの高度化など、その活用も期待されています。このような普及と発展を続ける情報通信技術を支え続けるためには、端末やネットワークの高度化に加え、領域横断的なテーマ、萌芽的なテーマについても幅広く議論することが必要となります。具体的には、センサなどを用いたスマートな生活環境を支える新たなネットワークサービスや、それらを実現するために必要な情報を収集するスマートフォンやIoT機器、収集した情報からAI技術を活用して新たな価値を創り出し共有・流通するプラットフォーム、プライバシやセキュリティといった観点を含めたネットワークと社会の相互関係など、新しい研究分野の創出だけでなく、これらの実現に求められるネットワークやコンピューティングの課題を明確にするとともに、物理層からアプリケーション層にいたる様々な技術的・社会的な課題と解決法を議論することが必要となります。本特集では、こうした将来のネットワークを実現するネットワーク基盤技術、サービス技術、アプリケーション技術、新世代のコンピューティングや分散処理に関する論文を募集します。奮ってご投稿くださいますようご案内いたします。なお今回の論文誌ジャーナル編集は「ゲストエディタ制度」によって行います。

投稿要領

(1)論文の執筆要領
「情報処理学会論文誌(IPSJ Journal)」原稿執筆案内によります。
論文は電子投稿により受け付けますので、下記のURLにアクセスし手続きを進めてください。

https://mc.manuscriptcentral.com/ipsj

ご投稿後の論文差替えはできませんので、必ず最終版をご投稿ください。
投稿後にやむを得ず再度提出する場合は、手続きについて学会事務局<s1m-at-ipsj.or.jp>(-at- を @ に置き換えてください)までお問合せください。

なお、ご投稿いただく際は初回のみアカウント作成が必要となります。
アカウント作成は、投稿窓口のURLから行えます。
詳細は投稿窓口URLの上部にある「投稿規定・各種書類」内のマニュアルをご参照ください。

論文募集の英語版はJIP (Journal of Information Processing) のページよりご覧ください。

(2)査読手続き
通常の論文誌投稿論文と同一ですが、特集号編集期限の関係上、著者への照会期間は通常(8週間)より短縮されますので、投稿に際し、あらかじめご了承ください。

(3)投稿締切   2024年4月30日(火) 5月7日(火)*締切延長しました

(4)特集号予定  2025年2月号

(5)特集号編集委員
編集委員長:田上敦士(KDDI総合研究所)
幹  事 :鈴木理基(KDDI総合研究所)、天野辰哉(大阪大学)
編集委員 :安部麻里(日本アイ・ビー・エム)、石原 進(静岡大学)、和泉 諭(仙台高等専門学校)、今井信太郎(岩手県立大学)、上嶋 明(岡山理科大学)、植田和憲(東北公益文科大学)、内林俊洋(九州大学)、梅森直人(NTTデータグループ)、王 元元(山口大学)、金井 敦(法政大学)、加茂文吉(デジタルハリウッド大学メディアサイエンス研究所)、川上朋也(福井大学)、神崎映光(島根大学)、菊池浩明(明治大学)、小島俊輔(熊本高等専門学校)、後藤佑介(岡山大学)、斉藤裕樹(明治大学)、坂本真仁(金沢工業大学)、佐古田健志(東芝)、佐藤文明(東邦大学)、佐藤将也(岡山県立大学)、菅沼拓夫(東北大学)、杉木章義(北海道大学)、髙橋晶子(仙台高等専門学校)、滝沢泰久(関西大学)、武田敦志(東北学院大学)、武田直人(KDDI総合研究所)、田谷昭仁(東京大学)、塚本良太(三菱電機)、中沢 実(金沢工業大学)、中村嘉隆(京都橘大学)、乃村能成(岡山大学)、野呂正明(県立広島大学)、羽田明生(鉄道総合技術研究所)、畑島 隆(日本電信電話)、早川智一(明治大学)、平山秀昭(目白大学)、廣森聡仁(大阪大学)、福元徳広(東京大学)、宮地利幸(情報通信研究機構)、森 郁海(三菱電機)、栁澤秀明(徳山工業高等専門学校)、山口実靖(工学院大学)、山口真悟(山口大学)、山本眞也(山口東京理科大学)、横山和俊(高知工科大学)、劉 志(電気通信大学)

以上

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