論文誌「快適な運用管理を支えるインターネットと運用技術」特集 論文募集

論文誌「快適な運用管理を支えるインターネットと運用技術」特集 論文募集

2020年3月6日
2020年6月5日更新
論文誌ジャーナル編集委員会


 近年はクラウドサービスの普及に伴って、これまで以上に大規模な情報システムに集中化が進み、システム提供側の運用管理者は負担が増大しております。そのような中で、インターネット上でサービスを行うソフトウェアの開発に関して、継続的インテグレーション(CI)や継続的デリバリー(CD)を行って作業を自動化・効率化する手法が用いられるようになってきました。また、さらにそのサービスをスケーラブルに運用するためにコンテナ仮想化やそのオーケストレーション技術を用いる情報システムが増加しています。これらの技術によって運用者の労力が軽減されつつありますが、基盤システムの運用に携わる提供側の負担は今なお高い状況です。

 本特集号では、インターネットや情報システムの運用管理を効率化し、利用者だけでなく提供側も快適に運用管理を行うための技術に焦点を当て、これからの情報通信基盤の構築および活用に向けた最新の研究、開発、実験、運用等に関する論文を掲載します。また、理論中心ではなく実践の中で問題解決を図っており、他の環境においても有益であると考えられる論文を積極的に評価します。以上のことにより、情報システム等に関連する様々な運用技術の発展に寄与することを目指します。具体的には以下のようなトピックを対象としますが、必ずしもこれらに限定するものではありません。

● 運用管理を効率化する技術
● 運用管理者の労力を軽減する技術
● システムの運用管理における人材教育
● その他,快適なシステム運用管理に関連する話題

奮ってご投稿くださいますようご案内いたします。なお今回の論文誌ジャーナル編集は「ゲストエディタ制度」によって行います。

投稿要領

(1)論文の執筆要領
「情報処理学会論文誌(IPSJ Journal)」原稿執筆案内によります。
論文は電子投稿により受け付けますので、下記のURLにアクセスし手続きを進めてください。

https://mc.manuscriptcentral.com/ipsj

ご投稿後の論文差替えはできませんので、必ず最終版をご投稿ください。
投稿後にやむを得ず再度提出する場合は、手続きについて学会事務局<editt-at-ipsj.or.jp>(-at- を @ に置き換えてください)までお問合せください。

なお、ご投稿いただく際は初回のみアカウント作成が必要となります。
アカウント作成は、投稿窓口のURLから行えます。
詳細は投稿窓口URLの上部にある「投稿規定・各種書類」内のマニュアルをご参照ください。

論文募集の英語版はJIP (Journal of Information Processing) のページよりご覧ください。

(2)査読手続き
通常の論文誌投稿論文と同一ですが、特集号編集期限の関係上、著者への照会期間は通常(8週間)より短縮されますので、投稿に際し、あらかじめご了承ください。

(3)投稿締切  2020年6月8日(月) 6月22日(月)*締切延長しました

(4)特集号予定  2021年3月号

(5)特集号編集委員会
編集委員長:敷田幹文(高知工科大学)
幹  事:中村 豊(九州工業大学)
編集委員:池部 実(大分大学)、市野将嗣(電気通信大学)、今泉貴史(千葉大学)、大谷 誠(佐賀大学)、柏崎礼生(国立情報学研究所)、北口善明(東京工業大学)、坂下 秀(アクタスソフトウェア)、佐藤 聡(筑波大学)、嶋田 創(名古屋大学)、土屋英亮(電気通信大学)、萩原威志(新潟大学)、鳩野逸生(神戸大学)、松本亮介(さくらインターネット)、宮下健輔(京都女子大学)、山井成良(東京農工大学)、吉浦紀晃(埼玉大学)

以上