論文誌「IoT活用のためのインターネットと運用技術」特集 論文募集

論文誌「IoT活用のためのインターネットと運用技術」特集 論文募集

2019年3月8日
2019年6月6日更新
論文誌ジャーナル編集委員会


 センサーをはじめとする多様な機能を実空間の様々な「モノ」に付加してインターネットに接続し活用するIoT (Internet of Things)の普及が加速していますが、その背景には、デバイス技術の進歩のみならず、ネットワーク・クラウド環境のさらなる発展や、データの高度な活用を支援するAI技術の進展などがあり、その役割は非常に大きなものとなっています。インターネットはIoTの活用を支える基盤の役割を果たすのはもちろんですが、インターネット自身から得られる様々なデータを活用しつつ、今後ますます複雑化するとともに、より高度な要求が求められるネットワーク運用管理技術の研究開発も重要となるでしょう。また、AI技術はネットワーク運用管理にも今後大きく寄与していくと考えられますが、その一方で、ネットワーク設計構築や、後継者育成といった人間の知能がなすべき高次の役割は依然として必要であり、継続して維持し続ける必要があります。
 本特集号では、これからのIoT社会に向けた、課題や取り組みについて、特定の分野にこだわらず、様々な分野からの報告を行うと共に議論し、今後のインターネット構築運用技術の研究開発に寄与することを目的としています。また、理論中心ではなく実践の中で問題解決を図っており他の環境においても有益であると考えられる論文を積極的に評価します。 奮ってご投稿くださいますようご案内いたします。なお今回の論文誌ジャーナル編集は「ゲストエディタ制度」によって行います。
 具体的には以下のようなトピックを対象としますが、必ずしもこれらに限定するものではありません。
  ● IoTデバイスの活用と運用管理
  ● IoT活用を支えるインターネット技術
  ● セキュアなIoT環境のための運用管理技術
  ● システム運用管理技術とAI
  ● その他、IoTやIOTに関連する話題

投稿要領

(1)論文の執筆要領
「情報処理学会論文誌(IPSJ Journal)」原稿執筆案内によります。
論文は電子投稿により受け付けますので、下記のURLにアクセスし手続きを進めてください。

https://mc.manuscriptcentral.com/ipsj

ご投稿後の論文差替えはできませんので、必ず最終版をご投稿ください。
投稿後にやむを得ず再度提出する場合は、手続きについて学会事務局<editt-at-ipsj.or.jp>(-at- を @ に置き換えてください)までお問合せください。

なお、ご投稿いただく際は初回のみアカウント作成が必要となります。
アカウント作成は、投稿窓口のURLから行えます。
詳細は投稿窓口URLの上部にある「投稿規定・各種書類」内のマニュアルをご参照ください。

論文募集の英語版はJIP (Journal of Information Processing) のページよりご覧ください。

(2)査読手続き
通常の論文誌投稿論文と同一ですが、特集号編集期限の関係上、著者への照会期間は通常(8週間)より短縮されますので、投稿に際し、あらかじめご了承ください。

(3)投稿締切  2019年6月10日(月) 6月17日(月)*締切延長しました

(4)特集号予定  2020年3月号

(5)特集号編集委員会
編集委員長:今泉貴史(千葉大学)
幹  事:敷田幹文(高知工科大学)
編集委員:池部 実(大分大学)、石橋勇人(大阪市立大学)、大谷 誠(佐賀大学)、柏崎礼生(国立情報学研究所)、北口善明(東京工業大学)、坂下 秀(アクタスソフトウェア)、佐藤 聡(筑波大学)、土井裕介(Preferred Networks)、中村素典(国立情報学研究所)、西村浩二(広島大学)、野呂正明(富士通)、宮下健輔(京都女子大学)、山井成良(東京農工大学)

以上