論文誌「運用でカバーする時代の終焉へ向けてのインターネットと運用技術」特集 論文募集

2017年4月12日
論文誌ジャーナル編集委員会

 インターネットに代表されるコンピュータネットワークや、その上でサービスを提供する各種情報システムは、現代社会においては必要不可欠なインフラとして機能し、幅広く利用されています。同時に、そういったシステムが十分な性能を発揮し、休みなく稼働することは当然であると期待されている状況があります。それに応えるためには、構築時におけるシステム設計が重要であるのはもちろんのことですが、それに加えて日々の運用が重要であることは言を俟ちません。
しかしながら、一般にシステムの運用は人的資源に対する依存度が高くなりがちであり、急速なシステム規模の拡大に対応することが困難であるという問題があります。また、システム構築後に現れる様々な変更や不具合に対して、「運用でカバー」することによって生じる負担増や属人化の問題も指摘されてきました。
これに抗するためには運用の自動化が重要であり、そのためにはネットワークやサービスの運用を定量的に評価し、それを通じて積極的にコンピュータシステムへと運用を委託することによって、人間の生産性を向上させ、社会全体の収穫加速に結びつけることが求められています。
インターネットと運用技術研究会では、その前身の1つである分散システム運用技術研究会の頃より、システム運用を重要なテーマとして掲げており、様々な運用の問題を改善するために活発な議論の場を提供してきました。そういった議論を含めた種々の知見をここで改めて集約し、運用でカバーする時代に終焉を告げる嚆矢とすべく、本特集を企画しました。
具体的には以下のようなトピックを対象としますが、必ずしもこれらに限定するものではありません。

●情報システムやネットワークサービスの運用・管理の自動化
●情報システムやネットワークサービスの運用・管理の定量的評価
●ネットワークシステムやサービスの状態監視技術
●ネットワークシステムの品質評価技術
●セキュリティマネジメント,ポリシーマネジメントの定量的評価
●情報システム設計・構築の定量的評価

奮ってご投稿くださいますようご案内いたします。なお今回の論文誌ジャーナル編集は「ゲストエディタ制度」によって行います。


投稿要領

(1)論文の執筆要領
「情報処理学会論文誌(IPSJ Journal)」原稿執筆案内によります。
論文は電子投稿により受け付けますので、下記のURLにアクセスし手続きを進めてください。

https://mc.manuscriptcentral.com/ipsj

なお、ご投稿いただく際は初回のみアカウント作成が必要となります。
アカウント作成は、投稿窓口のURLから行えます。
詳細は投稿窓口URLの上部にある「投稿規定・各種書類」内のマニュアルをご参照ください。

論文募集の英語版はJIP (Journal of Information Processing) のページよりご覧ください。

(2)査読手続き
通常の論文誌投稿論文と同一ですが、特集号編集期限の関係上、著者への照会期間は通常(2ヶ月)より短縮されますので、投稿に際し、あらかじめご了承ください。

(3)投稿締切  2017年6月19日(月)

(4)特集号予定  2018年3月号

(5) 掲載料に関する補足
情報処理学会では、2015年8月1日から2017年7月31日までに投稿された英文論文の掲載料を30%割引きするキャンペーンを行っています。

(6)特集号編集委員
編集委員長:石橋勇人(大阪市立大学)
幹   事:北口善明(金沢大学)
委   員:安東孝二(mokha)、石島 悌(大阪産業技術研究所)、柏崎礼生(大阪大学)、坂下 秀(アクタスソフトウェア)、佐藤 聡(筑波大学)、島岡政基(セコム)、土井裕介(Preferred Networks)、中村素典(国立情報学研究所)、林 治尚(兵庫県立大学)、宮下健輔(京都女子大学)、山井成良(東京農工大学)、吉田和幸(大分大学)
以上

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