倫理事例集

倫理事例集

このページでは、本会が電子情報通信学会 (IEICE)と合同で作成している倫理事例集を紹介しています。

本会は2022年の6月に倫理綱領を改定し、倫理的な行動規範について具体的化と明文化を行いました。一方で、倫理綱領にも記載されている通り、個々の具体的な場面における準拠条項の選択や優先度等の判断は、会員個人の責任に委ねられています。これは、技術者・研究者が日々の活動の中で個々の場面で直面するさまざまなケースにおいて、他の倫理規範との矛盾など、さまざまなトレードオフが生じることにより、判断が難しいケースがあると考えられるためです。特に先端的な技術の研究開発においては、今まで想定しなかったような新たなケースが発生することが多々あり、専門家の中でも判断が分かれる可能性があります。

今回倫理の事例集を整備することにより、会員の皆様の参考にしていただき、また倫理について考えるきっかけにしていただきたいと考えています。


事例種別 情報処理学会 電子情報通信学会
倫理事例動画(YouTube) ダイバーシティとアンコンシャスバイアス
公開:2023/03/30
吉濱佐知子
(アマゾンウェブサービスジャパン合同会社)
 ・コンテンツモデレーション
公開:2023/04/24
森下壮一郎
(株式会社サイバーエージェント)
  学生・生徒を対象にする調査や実験は、どのような倫理的配慮が必要か
公開:2024/06/10
壁谷彰慶
(東洋英和女学院大学)
  故人に対するオンラインエスノグラフィーの倫理
公開:2024/06/10
古田雄介
(ノンフィクションライター)
倫理事例テキスト 開発者に対するデセプションを用いたユーザ調査研究の仮想事例
公開:2024/07/17
秋山満昭
(NTT社会情報研究所)
 ・ 学生・生徒を対象にする調査や実験は、どのような倫理的配慮が必要か(補足資料)(PDF)
公開:2024/10/22
壁谷彰慶(東洋英和女学院大学)・大谷卓史(吉備国際大学)


倫理事例は今後も随時公開していく予定です。
 

電子情報通信学会 

電子情報通信学会倫理綱領
電子情報通信学会行動指針
倫理事例集の公開(β版)
倫理事例集(電子情報通信学会・情報処理学会共同制作)