【セッション概要】未来投資戦略では、Society5.0実現のため「データ」と「人材」を活用したオープンイノベーションの推進、データ駆動型社会への変革が宣言された。情報処理学会の認定情報技術者(CITP)制度によって認証された実践的IT人材が求められる時代になってきた。CITPとは「実行力のある高度IT人材」を認証された人材である。この実行力を生かし、AIなどの新しい技術を活用して、社会が必要とする価値を創造することで、その力を発揮することができる。CITPコミュニティは、IT人材が新しい技術にチャレンジする機会を作り、企業間交流による価値の創造、プロフェッショナル貢献に寄与している。業務を通した会社への貢献だけでなく、自身の価値を高め、社会へ貢献していくことも必要である。専門的能力と社会の変化に対応し、超スマート社会を牽引する実践的なIT人材によるコミュニティ活動を紹介する。 ※本フォーラムの発表はCITP認定者の他に一般の方もご聴講いただけます。
司会:平林 元明
(情報処理学会 CITPフォーラム 代表)【講演概要】CITPフォーラムは情報処理学会の認定情報技術者(CITP)制度によって認証された実践的IT人材によるコミュニティです。個人認証による認定情報技術者からコミュニティが始まりましたが、最近は企業認定による認定情報技術者の活動も目立ってきました。ここではコミュニティの活動状況全体について紹介します。
平林 元明
(情報処理学会 CITPフォーラム 代表)【講演概要】30~40代のIT技術者同士で人脈・交流、知識・知恵、視野・発想を広げるため交流会をCITPメンバー主催で行っています。(アラサー技術者交流会) ここではこれまでに実施した内容や今後予定している内容を紹介します。
服部 智明
(日本電気株式会社 製造・装置業システム開発本部 主任)【講演概要】CITPの社会貢献活動の一環として取り組んでいるプログラミング教育の支援活動に関して紹介します。特に初等中等教育におけるプログラミング教育義務化に向けた、社会資源としてのシステムエンジニアの参画に関して、CITPで検討している試案や情報処理学会における活動を中心にご紹介します。
五十嵐 智生
(東京大学大学院 学際情報学府 博士課程院生)【講演概要】2018年11月2日に石巻専修大学で第二回CITPシンポジウムが開催されました。その中で「ITを使って住みたいまちを作ろう」をテーマに、学生を交えて実施したアイデアソンの様子を紹介します。
福士 靖子
(株式会社ラック 金融事業部)【講演概要】ソフトウェア開発のプロジェクトマネージャ育成について、以下の取り組みを紹介します。
①プロジェクト現場での指導(OJT)
②身近なプロジェクト事例を用いた集合研修
③自己啓発の促進・社外活動参加促進
また中国(大連)のオフショア開発会社の取り組みから、中国から学ぶべき点について報告します。
井川 淳司
(日本電気株式会社 スマートインフラ事業部 シニアエキスパート)【講演概要】プロジェクトを成功に導くにはプロジェクトチームのチーム力が必要である。チームを構成するメンバーのシナジー効果を発揮するためにはマネージャとしてどのような資質が必要であり、どのような仕事をするべきか。昨今の著名な理論を基に現場で取り組むべき事柄について考察します。
宮下 修
(株式会社中電シーティーアイ インフラユニット プラットフォームセンター チームリーダー)【討論概要】CITPコミュニティにて実際に活動されている方々から、その人材像を探ります。CITP取得の本当の価値は何か、実務上でのメリットはあるのか、取得するためのコツは何か、目指すものは何か、AIってホントにステキなのか等、ここだけの本音を語っていただきましょう!
司会:土屋 俊樹
(株式会社ハイマックス 第2事業本部第4部 シニアコンサルタント)パネリスト:服部 智明
(日本電気株式会社 製造・装置業システム開発本部 主任)パネリスト:五十嵐 智生
(東京大学大学院 学際情報学府 博士課程院生)パネリスト:福士 靖子
(株式会社ラック 金融事業部)パネリスト:井川 淳司
(日本電気株式会社 スマートインフラ事業部 シニアエキスパート)パネリスト:宮下 修
(株式会社中電シーティーアイ インフラユニット プラットフォームセンター チームリーダー)パネリスト:平林 元明
(情報処理学会 CITPフォーラム 代表)