抄録
O-015
スマートフォン依存改善のためのR-PDCAサイクルとユーザビリティを低下させるアプリケーションの開発
曽谷公一・嶋 久登・宮坂虹槻(神戸情報大)
近年,スマートフォンが広く普及し,日常生活が便利になった。しかし,一日の大半をスマートフォンの使用に費やし,社会生活に支障をきたす,「スマホ依存」が大きな問題となっている。依存状態を改善するためには,ユーザ自身が過度の使用を控える必要がある。既にある手法として,R-PDCAサイクルに基づいてユーザにSNS利用頻度の自己管理を促す手法や,端末画面を白黒にし,ユーザビリティを低下させる手法がある。本研究では,これら手法を組み合わせれば,より効果があるのではないかと考え,R-PDCAサイクルに基づいて,必要時以外はユーザビリティを低下させるアプリケーションをスマホ依存の改善のためのツールとして提案する。