抄録
O-008
岐阜県における野生生物調査システムの開発および検証
榎本紘之・丹羽拓実・廣瀬康之・田島孝治・川端光昭(岐阜高専)・馬渕洋介(岐阜県建設研究センター)
近年、野生生物によって従来より育まれた生態系が崩壊したり、病原体の拡散など危険性が社会的問題となっている。この対策のため野生生物の地域ごとの生態状況の把握できるよう、岐阜県ではWebGISを利用した野生生物の生態情報システムを構築している。住民や事業者からの目撃情報を一元的に総括することにより生息域を判断し今後の対応策を検討することを意図するものである。情報登録をする際に現在普及が進む携帯端末にも対応したシステムを開発し、検証する。