抄録
O-005
洗浄液交換時期予測における不要期間データ除外方法の検討
牛山泰伸・黒飛孝治(所属なし)
近年、製造業においてもIoTの導入が進み、工場の製造設備や機器に様々なセンサを装着しデータを収集し、見える化や分析を行い、製造現場の作業を効率化する取り組みが盛んに行われている。本研究は、この取り組みの一環であり、加工板金の脱脂工程時に用いる洗浄液の交換作業について、データ分析により効率化を行うものである。交換作業の効率改善のため、pHセンサを用いて洗浄液のpH値を計測し、そのpH値推移から洗浄液交換時期を予測する取り組みにおいて、収集したデータから予測時の妨げとなる洗浄機停止時のデータを除外する方法について提案する。