抄録
M-015
走行環境を考慮した車両情報の効率的送信手法の検討
山本浩太郎・細野航平・佐藤健哉(同志社大)
近年,自動運転車両に搭載されたセンサ情報をV2X通信経由で共有し安全性と効率を目指した協調型自動運転の研究が行われている.しかし,シミュレーション環境が限られていると,実際の様々な走行環境に対応することができない.そこで,車群形成や通信間隔を動的に変化させることによって通信の効率化に繋がると考えられる.本研究では,複数のシミュレーション環境で伝送シミュレーションを行い,各環境において手法ごとに通信の伝送効率と車両走行の安全性を評価することで,走行環境を考慮した車両情報の効率的送信手法について検討する.