抄録
K-027
表計算による教育用CPU設計・シミュレータのための分岐,ALUおよびセレクタの実現
福永哲也(岐阜高専)
コンピュータを学ぶ場合CPUを設計してみることは役に立つ。しかし、自分で設計したCPUはシミュレータが存在しないため、プログラムによる動作の確認ができない。また、通常シミュレータを構成するには、各種変数の値に対応する動作を行うことでシミュレーションを行う。一方、ソフトウエアはハードウエアに依存することが多く、だれでもシミュレータを動作させるためにはWeb上で利用できることが必要であるが、多くのWebサーバではプログラムの動作が困難である。そこで、Web上で利用が可能な表計算ソフトを利用し、プログラムを必要としないCPUのシミュレータを作成するための、分岐,ALUおよびセレクタの機能を実現した。