抄録
J-021
ワイヤレス眼球運動測定装置を用いたバドミントンのシングルスとダブルスにおける眼球運動とモーションの解析
猿樂拓也・山田光穗(東海大)
2018年12月に4K,8K放送が開始された。さらに,4K対応の家庭向けビデオカメラなどの普及により,超高精細映像は身近なものとなっており,それらの解像度を利用した編集技術やコンテンツが求められている。また,オリンピックをはじめとしたさまざまな国際大会によって,スポーツへの注目が高まり,スポーツ科学の研究が積極的に行われている。特に,眼球運動の測定はアスリートの優れたパフォーマンスの分析に役立てられると考えられている。我々は,開発したワイヤレス眼球運動測定装置と超高精細映像を用いた,アスリートのパフォーマンスの解析法を提案してきた。今回は,バドミントンのシングルスとダブルスにおける眼球運動や動作について述べる。