抄録
J-019
遠隔リハビリテーションのための3次元動作解析システムの開発
伊藤芳也・プリマ オキ ディッキー アルディアンシャー・大野祐汰・伊藤久祥(岩手県大)
高齢化社会の進行により,医療またはリハビリテーションサービスの充実化・効率化が求められている.その中で客観評価をもとに日常生活動作やリハビリテーションの効果を自己診断できれば,持続的な健康管理や当該サービス従事者の負荷が軽減できる.一方,自己診断に必要な設備が複雑になれば,初期投資費用が高くなり,その設備を普及させることが困難である.本研究では,ユーザが投稿した身体映像を自動的に解析し,その解析結果をフィードバックするクラウド型3次元動作解析システムを構築する.フィードバックの内容には,ユーザの3次元姿勢情報や関節可動域があり,これらを利用し,遠隔で当該サービス従事者に効果的に相談できる.