抄録
J-014
VaDE-GANとGrad-CAMを用いたHMD作業支援システムに対する支援挙動生成手法
橋本幸二郎・三代沢正・山田哲靖(諏訪東理大)
透過型Head Mounted Display(HMD)はユーザの視界上にデジタル情報を重畳することができることから作業支援ツールとして期待されている。少子高齢化に伴う人材不足に直面する日本において、HMDを用いた作業支援システムは初心者に対する作業支援及び教育支援システムとして効果的である。しかし、何種類もの作業パターンを支援する場合、その一つ一つに対する支援挙動を設計する必要があり、設計者の負担は計り知れない。そこで、本研究では、固定カメラから作業中の映像を取得できる場合を想定し、その作業映像から作業支援システムの支援挙動を自動で生成する手法を提案する。