抄録
I-020
DNN中間層特徴マップを用いた合成テクスチャ画像の画質推定
荒井雅司・八島由幸(千葉工大)
映像データの急速な増加に対応するため,従来の圧縮符号化技術とは異なるコンセプトでアプローチを行うテクスチャ合成符号化技術が研究されている.従来のテクスチャ合成符号化は,パッチの抽出位置やパッチサイズといったパラメータによって違和感のある画像が生成されることがあり,パラメータを効率的に決めるために,合成テクスチャ画像の画質を精度よく推定することが必要とされていた.本研究では,畳み込みニューラルネットワークの中間層出力である特徴マップを用いて,テクスチャ合成画像の画質を推定する手法を提案する.