抄録
G-001
仕事推奨のためのストレスと集中度の関連性からの状態推定
若林直哉(立命館大)・島川博光(コネクトドット)・原田史子(立命館大)
働き方改革は生産性向上を意味する.外部から対象者への刺激であるストレスにより, 仕事の生産性は左右される.ストレスには良性と悪性が存在し, これらにより生産性は変化する.一方で,特定のストレスを取り除けない場合もある.本研究では, ストレスと集中度から個人の仕事遂行に対する状態を推定する.そして個人にかかるストレスの制約のもと, 適した仕事を推奨する仕組みを考察する. 本論文では,対象者のふるまいとウェアラブル・センサを用いて対象者にかかるストレスを見分ける.対象者にかかっているストレスと集中度との関連を明らかにし,そのストレスのもとで取り組むべき仕事を調べる.