抄録
E-004
DNN を利用した音源モデルが IDLMA の性能に与える影響の調査・検討
衛藤吉彦・吉村宏紀(鳥取大)・松村寿枝(奈良高専)・清水忠昭・西山正志・岩井儀雄(鳥取大)
われわれの生活には様々な音が存在している.それらから任意の音だけを分離・抽出する技術が求められている.例えば,人の音声を認識するアシスタントアプリケーションやスマートスピーカーでは話者だけを抽出する必要がある.これらの手法の1つにIDLMA(Independent Deeply Learned Matrix Analysis)がある.本研究では,比較が行われていなかった学習データ数による精度の比較,および層数・ユニット数での精度向上の比較を行い,IDLMA での分離に最適な DNN を調査することを目的とする.