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対面授業からオンライン授業への変更における教員及び学生の対応

○千田眞喜子（花園大）

新型コロナウイルス感染防止に伴い、対面授業からオンライン授業（同時双方向型とオンデマンド型）への変更が進んだ。その状況における教員及び学生の対応に着目した。オンライン授業への変更は、演習・実験・実習系では容易ではないが、講義系科目では変更しやすかった。オンデマンド型では、時間差があるが学生対応も可能で、学生の自学自習について小テストなどの自動採点機能を利用すると、後日対応するレポートよりもリアルタイムで対応可能であった。一方、技術的、経済的、通信環境的な問題や、精神的ストレスによる問題の顕在化も明らかになり、教員・学生の両方に多方面からのサポートが必要であることが示唆された。