学生奨励賞(MUS研究会)
学生奨励賞(MUS研究会)
賞の概要 | 各研究発表会(2018 年度より音学シンポジウムを除く) において、下記の4 つの部門ごとに 最も将来性のある研究を発表した学生に対して賞を贈呈する。 ・Best Research 部門 ・Best Application 部門 ・Best New Direction 部門 ・Best Multi/Interdisciplinary 部門 |
選考委員会 | 同賞選定委員会(研究会運営委員) |
選考方法 | 音楽情報科学研究会の運営委員による投票を元に、運営委員会が選定(実行委員会もしくはプログラム委員会が設置される場合は、運営委員を実行委員もしくはプログラム委員に読み替える)。研究発表会ごとに各部門で各1件(受賞資格のある発表が多数の場合は2件)。ただし、得票数が基準に達しない等、受賞者無しとする場合もある。 |
受賞資格 | 修士課程(博士前期課程)以下の学生であること。音楽情報科学研究発表会での受賞経験者(山下記念研究賞、ベストプレゼンテーション賞、学生奨励賞、等)は対象としない。また、ベストプレゼンテーション賞が併設されている夏のシンポジウムにおいて、ベストプレゼンテーション賞を受賞することが決定した場合には、学生奨励賞の受賞対象から外れることとする。 |
表彰等 | 賞状 |
2024年度
研究会/WS | 受賞部門 | 受賞者(所属) | タイトル |
第141回研究会 |
Best Research |
稲葉 達郎, 吉井 和佳(京都大学), 中村 栄太(九州大学) | 記号音楽生成における時間と音高相対性の重要性 |
Best Application |
岩本 祐輝, 伊東 晴紀(日本大学大学院), 尾上 洋介, 北原 鉄朗(日本大学文理学部) | 盛り上がり度に基づくループシーケンサ:Web上の操作履歴を用いたユーザ適応の検討 | |
Best New Direction | 川口 竜斉, 片寄 晴弘(関西学院大学) | GPT-MCR: 聴取系フィードバック機構を組み込んだLLMベースの作曲システムの検討 | |
Best Multi/Interdisciplinary | 横井 優, 山西 良典(関西大学大学院) | ボーカロイドと歌手の人気楽曲の歌詞におけるトピックの差異と変遷の分析 | |
2023年度
研究会/WS | 受賞部門 | 受賞者(所属) | タイトル |
第139回研究会 |
Best Research |
兵藤 弘明,高道 慎之介(東京大学),中村 友彦(産業技術総合研究所),小口 純矢(明治大学),猿渡 洋(東京大学) | 歌唱者間相互作用を再現するDNN重唱歌声合成の検討 |
堂本 晃希(関西学院大学),橋田 光代(福知山公立大学),片寄 晴弘(関西学院大学) | 演奏タイミング予測におけるフレーズ構造導入効果の検討 | ||
Best Application |
小島 美緒,小島 みなみ,青柳 龍也(津田塾大学) | 管楽器奏者の要望を反映した自動伴奏システム | |
Best New Direction | 半田 尚暉,植村 あい子,吉田 典正(日本大学) | 音声認識を用いた空耳自動生成の検討 | |
Best Multi/Interdisciplinary | 永田 大志、山西 良典(関西大学) | 吹き出し図形を用いた音色の形象化の可能性検証 | |
第138回研究会 |
Best Research |
釜石 健太郎, 能登 楓, 竹川 佳成, 平田 圭二 (公立はこだて未来大学) | 計算論的暗意-実現モデルに向けた旋律における暗意-実現/否定構造の統計的分析とラベル列の階層化 |
Best Application |
太田 竣, 上瀧 剛 (熊本大学) |
半自動鍵盤ハーモニカロボットの合奏システムの試作と評価 | |
Best New Direction | 該当なし | - | |
Best Multi/Interdisciplinary | 該当なし | - | |
2022年度
研究会/WS | 受賞部門 | 受賞者(所属) | タイトル |
第136回研究会 |
Best Research |
鎌倉 大地, 中村 栄太, 吉井 和佳(京都大学) | 定テンポ制約付きCTCに基づく自動ドラム採譜 |
Best Application |
平田 瑛成, 堀内 靖雄, 黒岩 眞吾(千葉大学) | ピアノの基礎練習における技術習得支援システム | |
平松 俊哉, 堀内 靖雄, 黒岩 眞吾(千葉大学) | 音量を考慮した金管アンサンブル合奏システム | ||
Best New Direction | 伊藤 浩樹, 澤田 隼, 大村 英史, 桂田 浩一(東京理科大学) | Creative Adversarial Networksを用いた新たな楽音の生成 | |
Best Multi/Interdisciplinary | 該当なし | - | |
第135回研究会 |
Best Research |
大山 偉永, 中村 栄太, 吉井 和佳 (京都大学) | TCN-HSMMハイブリッドモデルに基づくビート・ダウンビート推定 |
Best Application | 陶山 祐太, 上瀧 剛 (熊本大学) | 自動運指・管長調整機構によるサックスの演奏補助システムの開発 | |
Best New Direction |
該当なし | - | |
Best Multi/Interdisciplinary | 足達 優 (山口大学), 阪口 豊 (電気通信大学), 西井 淳 (山口大学) | リズム変化が予備動作とテンポ維持特性に及ぼす影響 | |
2021年度
研究会/WS | 受賞部門 | 受賞者(所属) | タイトル |
第133回研究会 |
Best Research |
深代 勇樹, 大村 英史, 澤田 隼, 桂田 浩一(理科大) | ドメイン敵対的ニューラルネットワークを用いた対数周波数スペクトログラム上の音色変換 |
Best Application | 倉崎 大輔, 大村 英史, 澤田 隼(理科大), 東条 敏(JAIST), 桂田 浩一(理科大) | 和声構造を表現した木の改変によるリハーモナイゼーションシステム | |
Best New Direction |
野田 純之介, 片寄 晴弘(関西学院大) | 演奏に対する聴取者の解釈を収集するための入力支援システム | |
佐治 拓樹, 小林 和弘(名大), 石黒 祥生(名大, ティアフォー), 戸田 智基, 大谷 健登, 西野 隆典(名大), 武田 一哉(名大, ティアフォー) | 声質の可視化を用いた所望音声検索システムの提案 | ||
Best Multi/Interdisciplinary | 該当なし | - | |
第132回研究会 |
Best Research |
寺尾 萌夢, 吉井 和佳(京大) | 難易度に応じた音符統計量と深層学習に基づくバンド譜のピアノ編曲 |
Best Application | 小笠原 稜, 上瀧 剛(熊大) | コード進行と小節数の条件制約下での深層学習を用いたジャズ音楽の自動 生成の検討 | |
Best New Direction | 尾関 日向, 酒向 慎司(名工大) | ラウドなポピュラー音楽のダイナミクス復元 | |
Best Multi/Interdisciplinary | 該当なし | - |
2020年度
研究会/WS | 受賞者(所属) | タイトル |
第129回研究会 | 石塚 崚斗,錦見 亮,中村 栄太,吉井 和佳(京都大学) | 大局的構造に基づく正則化を用いた自己注意機構付き深層ドラム採譜 |
第128回研究会 | 黒田 迅 (熊本大学) | ロボットと機械学習による楽器演奏パラメータ推定と練習補助システムへの応用 |
嵯峨 良理, 堀内 靖雄, 黒岩 眞吾 (千葉大学) | 歌声の響きの調和性を考慮した伴奏システムにおける音高調整手法の検討 |
2019年度
研究会/WS | 受賞者(所属) | タイトル |
第126回研究会 | 星野将吾(筑波大学大学院システム情報工学研究科/産業技術総合研究所),深山覚,後藤真孝(産業技術総合研究所) | 基礎的演奏能力向上のための打楽器練習支援システム |
第125回研究会 | 柴田健太郎,中村栄太,錦見亮,吉井和佳(京都大学) | 深層多重音検出を用いた音響信号から楽譜へのピアノ採譜 |
第124回研究会 | 山本雄也,平賀譲 (筑波大学大学院) | 歌いやすさ・歌いにくさに着目した楽曲検索システムのためのポピュラー楽曲の歌唱難易度算出の検討 |
2018年度
研究会 | 受賞者(所属) | タイトル |
第122回研究会 | 佐藤 僚太, 平田 圭二, 竹川 佳成(公立はこだて未来大学) | カバーソング同定法と音声指紋を組み合わせることによるマッシュアップを考慮したメドレー楽曲における楽曲断片検出法の提案 |
第121回研究会 | 須田仁志(東大), 深山 覚, 中野倫靖(産総研), 齋藤大輔(東大), 後藤真孝(産総研) | グループアイドルソングを対象とした歌唱者ダイアライゼーション手法の検討 |
第120回研究会 | 冨士 直斗 (九州大), 佐藤 浩輔 (明治大), 橋彌 和秀 (九州大), 中分 遥 (九州大/オックスフォード大) | 世代間伝達によるメロディーの文化進化:実験的デモンストレーション |
2017年度
研究会/WS | 受賞者(所属) | タイトル |
第118回研究会 | 宮澤 響, 平賀 譲(筑波大学) | ポピュラー音楽における人間のサビ認識に関する研究 |
第117回研究会 | 下尾 波輝, 矢谷 浩司(東京大学) | エレキギター演奏自動評価のための音響的特徴量の調査 |
第116回研究会 | 錦見 亮,中村 栄太(京都大学),後藤 真孝(産総研),糸山 克寿(京都大学),吉井 和佳(京都大学/理研AIP) | 調とリズムを考慮した階層隠れセミマルコフモデルに基づく歌声F0軌跡に対する音符推定 |
第115回研究会 | 大杉 康仁, 齋藤 大輔, 峯松 信明 (東京大学) | 顔から声への統計的対応付けに関する技術的諸検討 |
山田 智也, 関 翔悟, 小林 和弘, 戸田 智基 (名古屋大学) | 歌声分離ならびに統計的歌声声質変換に基づく楽曲中の歌声加工 |
2016年度
研究会/WS | 受賞者(所属) | タイトル |
第112回研究会 | 矢倉大夢 (筑波大学), 中野倫靖, 後藤真孝 (産業技術総合研究所) | 作業用BGMに特化した楽曲推薦システム |
第111回研究会 | 大野涼平(日本大学) | 音声における「かわいらしさ」の知覚と聴取時間の関係性の検討 |
澤田隼(公立はこだて未来大学) | 音楽音響信号を対象とするGTTM的アプローチによるグルーピング構造の抽出について |