若手奨励賞(ARC研究会)
若手奨励賞(ARC研究会)
| 賞の概要 | 主催あるいは共催する研究発表会にて発表された若手研究者による発表から、特に優れた発表を選考し、それらの登壇発表者を表彰する。 | 
| 選考委員会 | 計算機アーキテクチャ(ARC)研究運営委員会 | 
| 選考方法 | 以下の選考基準を満たす発表全てについて、運営委員が記名で推薦投票を行う。投票結果と山下記念研究賞・CS領域賞選考のための採点結果を総合的に判断し、以下の方法で当該発表会における以下の要件を満足する発表件数の10%程度を選考する。 ・1件以上の推薦があること ・発表の項目での得点が、当該発表会の平均を上回ること ・上の2条件を満足する発表について新規性で順位付けする  | 
        
| 選考基準 | 当該年度の4月1日現在で35歳以下であること。授与時に計算機アーキテクチャ研究会に登録していること。当賞の受賞者は同一の受賞課題について1年以内に重ねて受賞することは出来ない。 | 
| 表彰等 | 賞状および賞金5千円。 | 
2024年度
| 研究会 | 受賞者(所属) | タイトル | 
| 第252回研究会 | 青木 雅史 (東京農工大学)  | 
            FPGA向け高スループット算術符号化アーキテクチャ | 
| 第251回研究会 | 前川 隼輝 (名古屋工業大学)  | 
            Entity Component System (ECS) ベースのプロセッサシミュレータにおけるキャッシュシミュレーション | 
| 第250回研究会 | 野崎 愛 (東京大学)  | 
            AMD AI Engine による数論変換のアクセラレーションの検討 | 
| 久保 龍哉 (東京大学)  | 
            FPGA上のメモリコントローラを用いたIn-DRAM計算の実機評価 | |
| 第249回研究会 | 伊藤 向子 (東京大学)  | 
            CGRAにおけるコントローラ設計探索のための制御フロー分離の検討 | 
| 前川 隼輝 (名古屋工業大学)  | 
            自動メモ化機構を備えたアウトオブオーダプロセッサの設計とそのサイクル精度シミュレータ開発 | 
2023年度
| 研究会 | 受賞者(所属) | タイトル | 
| 第248回研究会 | 中別府 将太 (慶應大学)  | 
            MTJベースの不揮発性デバイスを用いたノンストッププロセッサ | 
| 野崎 愛 (東京大学)  | 
            MLIRを用いたGPU向け準同型暗号コンパイラ | |
| 第246回研究会 | 出川 裕也 (東京大学)  | 
            実行時間に応じて動的に近似の積極性を変更するアーキテクチャの検討 | 
| 山田 修平 (慶應義塾大学)  | 
            Learned Indexを使用した秘密文字列一致検索 | |
| 筒井 政成 (東京大学)  | 
            連合学習におけるバックドアの発動遅延によるステルスな学習撹乱 | 
2022年度
| 研究会 | 受賞者(所属) | タイトル | 
| 第244回研究会 | 山本 希海 (早稲田大学)  | 
            ファットポインタとメモリプールを用いた柔軟かつ高効率な隔離実行環境のホスト・Enclave間データ授受手法 | 
| 木村 優之 (東京大学)  | 
            部分的なインオーダ実行の導入によるベクトル拡張命令の高効率な実装 | |
| 酒井 駿輔 (名古屋工業大学)  | 
            トランザクショナルメモリ処理系を適切に評価するベンチマーク実装に向けた検討 | |
| 第243回研究会 | 柴原 尚紀 (慶應義塾大学)  | 
            スマートNICを用いた連合学習の集約処理高速化の検討 | 
| 第242回研究会 | 空閑 康太 (東京大学)  | 
            回帰木に基づく畳み込み演算の直接近似手法 | 
| 小池 亮 (東京大学)  | 
            セキュアNVMの高性能化のためのツリー事前更新 | |
| 第241回研究会 | 塚田 峰登 (慶應義塾大学)  | 
            無線センサノードを対象としたオンデバイス学習の異常検知への応用 | 
| Shaswot Shresthamali (慶應義塾大学)  | 
            Fault-aware Hardware Scheduling of Computations in Deep Neural Networks | 
2021年度
| 研究会 | 受賞者(所属) | タイトル | 
| 第240回研究会 | 小泉 透 (東京大学)  | 
            アドレスとタイミングの予測を分離したデータプリフェッチャ | 
| 杉山 優一 (東京大学)  | 
            ユーザの支援を用いたファジングによるハードウェアテスト | |
| 第239回研究会 | 四釜 快弥 (慶應義塾大学)  | 
            コヒーレンス制御機構を利用した検知困難なハードウェア・トロイの木馬による攻撃 | 
| 第237回研究会 | 小池 亮 (東京大学)  | 
            セキュアな不揮発性メモリのクラッシュ一貫性支援の高速化 | 
| 穐山 空道 (東京大学)  | 
            Approximate Memoryにおけるエラー混入対象データの重要度の事前推定に関する検討 | 
2020年度
| 研究会 | 受賞者(所属) | タイトル | 
| 第236回研究会 | 石田 浩貴 (九州大学)  | 
            超伝導ニューラルネットワーク・アクセラレータのアーキテクチャ探索を目的とした電力性能モデリング | 
| 第234回研究会 | 小川 愛理 (IBM東京基礎研究所/東京大学)  | 
            情報量に着目したインフォメーションフロー追跡による情報漏洩防止手法の検討 | 
| 第233回研究会 | 櫻井 元貴 (東京大学)  | 
            ニューロモーフィックコンピューティングによる移動障害物を考慮した経路探索手法 | 
| 鈴木 悠太 (東京大学)  | 
            ノーマリーオフ電力制御によるローカル5G基地局省電力化の初期検討 | 
2019年度
| 研究会 | 受賞者(所属) | タイトル | 
| 第232回研究会 |  西田 耀 (早稲田大学)  | 
            NDCKPT: 不揮発性メインメモリを用いたOSによる透過的なプロセスチェックポインティングの実現 | 
| 上野 洋典 (東京大学)  | 
            重み付きグラフの最大マッチング問題における脳型計算を用いた近似解法の検討 | |
| 眞下 達 (九州大学)  | 
            動的スクリプト言語の高効率実行を目的としたプロセッサアーキテクチャの拡張 | |
| 第231回研究会 | 杉浦 圭祐 (慶應義塾大学)  | 
            2次元LiDAR SLAMアルゴリズムのFPGAによる高速化 | 
| 第229回研究会 | 勝 悠貴 (東京工業大学)  | 
            シュタイナー三重系を用いた行列積演算に対する多重誤り訂正の検討 | 
| 第228回研究会 | 池田 泰我 (北海道大学)  | 
            効率的なDNN計算のための無効ニューロン予測手法の評価 | 
| 松尾 脩平 (九州大学)  | 
            NISQにおけるfidelityが処理時間へ与える影響の解析~古典-量子ハイブリッドアーキテクチャの実現に向けて~ | 
2018年度
| 研究会 | 受賞者(所属) | タイトル | 
| 第227回研究会 | 劉 兆良 (名古屋大学)  | 
            グループ化したストリームからのフィードバックを用いたストリーム毎に最適化するストリーム・プリフェチャの高効率化 | 
| 第225回研究会 | 田中 京介 (電気通信大学)  | 
            1Tbps 実現に向けたルータのメモリ階層の最適化 | 
| 第224回研究会 | 松尾 玲央馬 (名古屋大学)  | 
            パイプライン構造の動的制御による命令フェッチ・スループットの向上 | 
| 李 虹希 (名古屋大学)  | 
            SRAMの電力/遅延シミュレータCACTIへのシングルエンド方式の対応 | |
| 塚田 峰登 (慶應義塾大学)  | 
            FPGAを用いたオンライン逐次学習による教師無し異常検知のための高効率化と安定化手法 | |
| 第223回研究会 | 石田 浩貴 (九州大学)  | 
            単一磁束量子回路を用いた4ビットゲートレベルパイプライン・プロセッサの設計と評価 | 
| 多治見 知紀 (名古屋工業大学)  | 
            競合アクセスを投機的に許可するトランザクショナルメモリの検討 | 
2017年度
| 研究会 | 受賞者(所属) | タイトル | 
| 第222回研究会 | 神保 潮 (総合研究大学院大学)  | 
            逆方向カット・エッジのない最小カットを求めるアルゴリズムの改良 | 
| 第221回研究会 | 下田 将之 (東京工業大学)  | 
            全2値化畳み込みニューラルネットワークとその FPGA 実装について FPT2017 デザインコンテスト参加報告 | 
| 第220回研究会 | 該当なし | |
| 第219回研究会 | 山本 佳生 (北海道大学)  | 
            高次数イジングネットワークの時分割処理方式の検討 | 
| 第218回研究会 | 塩谷 亮太 (名古屋大学)  | 
            低電力モードを備えるプロセッサとモード切り替えアルゴリズムによる電力効率の向上 | 
| 八巻 隼人 (電気通信大学)  | 
            パケット処理キャッシュにおける送信元IPアドレスに着目したミス削減手法に関する初期検討 | |
| 廣瀬 一俊 (北海道大学)  | 
            対数量子化による深層ニューラルネットワークのメモリ量削減 | 
2016年度
| 研究会 | 受賞者(所属) | タイトル | 
| 第217回研究会 | シュレスタマリ サソット (東京大学)  | 
            強化学習を用いた環境発電駆動センサノードの適応的電力制御手法の検討 | 
| 第216回研究会 | 米川 晴義 (東京工業大学)  | 
            電力性能効率に優れた二値化ディープニューラルネットワークの FPGA 実装 | 
| 畔上 佳太 (慶應義塾大学)  | 
            自然エネルギーによる低電力リコンフィギュアラブルアクセラレータの動作 | |
| 第215回研究会 | 川上 哲志 (九州大学)  | 
            ナノフォトニック・ニューラルアクセラレーション構想 | 
| 第214回研究会 | ポスター展時のみのため,選出なし | |
| 第213回研究会 | 丸岡 晃 (早稲田大学)  | 
            LLVM を用いたベクトルアクセラレータ用コードのコンパイル手法 | 
| 廣田 杏珠 (名古屋工業大学)  | 
            トランザクショナルメモリにおける実行パスを考慮したスケジューリング手法 | |
| 谷本 輝夫 (九州大学)  | 
            アウトオブオーダ命令実行の依存グラフ表現に関する考察 | |
| 増川 健人 (慶應義塾大学)  | 
            ネットワークにおけるタグ情報の多重暗号・復号化を用いたパケット配送経路特定手法の提案 | |
| 第212回研究会 | 該当無し | |
2015年度
| 研究会 | 受賞者(所属) | タイトル | 
| 第211回研究会 | Masato Yoshimi  (The University of Electro-Communications)  | 
            Design and Evaluation of Low-Latency Handshake Join on FPGA | 
| 第210回研究会 | 和田 達矢 (芝浦工業大学)  | 
            三次元積層チップにおける電力消費に伴う発熱温度の実チップ評価 | 
| 第209回研究会 | ポスター展時のみのため,選出なし | |
| 第208回研究会 | 枝元 正寛 (奈良先端科学技術大学院大学  | 
            ニアメモリ処理アーキテクチャの FPGA への実装と評価 | 
| 酒井 信二 (名古屋大学)  | 
            ランダムバッファの発行キューにより生じる性能低下の抑制 | |
| 塩谷 亮太 (名古屋大学)  | 
            フロントエンド実行方式におけるエネルギー効率向上のためのインオーダ実行モード切り替えアルゴリズムの初期検討 | |
| 林 愛美 (慶應義塾大学)  | 
            FPGA NIC 向けノンパラメトリックオンライン外れ値検出機構 | |
| 第207回研究会 | 該当無し | |
2014年度
| 研究会 | 受賞者(所属) | タイトル | 
| 第206回研究会 | 該当無し | |
| 第205回研究会 | 小林誠弥 (名古屋大学)  | 
            タグの2段階比較を行う発行キューによる消費エネルギー削減の評価 | 
| 第204回研究会 | 倉田成己 (東京大学)  | 
            小ポイント FFT のマルチコア上での自動並列化手法 | 
| 第203回研究会 | 福田 隆 (東京大学)  | 
            既存アーキテクチャのシミュレーション結果を用いる汎用シミュレーションポイント検出手法 | 
| 成子貴洋 (東京大学)  | 
            高エネルギー効率ルータ・バイパス法(EERB)による省電力NoC | |
| 第202回研究会 | 小野貴継 (富士通研究所)  | 
            Hadoopクラスタの動的構成変更による低電力化手法の提案 | 
2013年度
| 研究会 | 受賞者(所属) | タイトル | 
| 第201回研究会 | 古山祐樹 (早稲田大学)  | 
            小ポイント FFT のマルチコア上での自動並列化手法 | 
| 第200回研究会 | 佐藤真平 (東京工業大学)  | 
            ArchHDLによるハードウェア記述の実践 | 
| 第199回研究会 | 下川辺隆史 (東京工業大学)  | 
            Scalability model for multi-GPU computation of stencil applications using regular structured meshes with explicit time integration | 
| 土井渓太 (名古屋大学)  | 
            マルチコアプロセッサSKYにおけるTLP抽出のための最適化手法 | |
| 深沢圭一郎 (九州大学)  | 
            実アプリを用いた様々なアーキテクチャからなる計算機システムの性能評価 | |
| 第198回研究会 | 細川航平 (東京大学)  | 
            Access Mapを用いたNon-temporal write予測によるキャッシュの高速化手法 | 
| 川上哲志 (九州大学)  | 
            モデル予測制御のためのメニーコア投機実行の性能モデリング | |
| 藤原一毅 (国立情報学研究所)  | 
            高次元トポロジNoCの配線長最小化手法 | |
| 第197回研究会 | 和田 基 (東京農工大学)  | 
            Dalvik VMによる細粒度PG制御の動的コード生成 | 
| 安仁屋宗石 (広島市立大学)  | 
            SIMD命令セットを用いた浮動小数点演算における精度低下検出 | 
2012年度
| 研究会 | 受賞者(所属) | タイトル | 
| 第196回研究会 | 鈴木大輝 (名古屋工業大)  | 
            ハードウェアトランザクショナルメモリにおける競合パターンに応じた競合再発抑制手法の適用 | 
| 第195回研究会 | 該当無し | |
| 第194回研究会 | 土田隆裕 (理化学研究所)  | 
            KVMとXen Server上のゲストOSのベンチマーク結果の比較 | 
| 松谷宏紀 (慶應義塾大学)  | 
            光空間リンクを用いた省配線・可変トポロジであるHPC相互結合網 | |
| 椋木大地 (筑波大学)  | 
            GPUにおける4倍精度演算を用いた疎行列反復解法の実装と評価 | |
| 第193回研究会 | 飯尾亮介 (東京大学)  | 
            TSVを用いる間接NoCの評価 | 
| 泊久信 (東京大学)  | 
            1600万計算コア超メニーコアアーキテクチャのシミュレーション | |
| 古山祐樹 (早稲田大学)  | 
            低消費電力マルチコアRPX を用いた1ワットWebサービスの実現 | |
| 第192回研究会 | 今村智史 (九州大学)  | 
            コア数と動作周波数の動的変更によるメニーコア・プロセッサ性能向上手法の提案 | 
| 谷田英生 (東京大学)  | 
            FPGAとGPGPUを利用した津波伝搬シミュレーションの高速化・効率化 | 
2011年度
| 研究会 | 受賞者(所属) | タイトル | 
| 第191回研究会 | 大友俊也 (富士通研究所)  | 
            メモリの冗長化とパワーゲーティングによる高信頼・低消費電力・高性能実装の提案 | 
| 田端啓一 (早稲田大学)  | 
            Javaの自動並列化における例外フローのインライニング解析とメソッドディスパッチの高速化 | |
| 第190回研究会 | 該当無し | |
| 第189回研究会 | 松本幸 (富士通)  | 
            MPI_Allreduce の「京」上での実装と評価 | 
| 佐野伸太郎 (東京工業大学)  | 
            メッシュ/トーラス接続網に適したタスク配置手法 | |
| 第188回研究会 | 澤田純一 (慶應義塾大学)  | 
            低遅延匿名化処理機構における情報損失度改善手法の提案 | 
| 第187回研究会 | 小林弘明 (東京農工大学)  | 
            OSにおける細粒度パワーゲーティング向けオブジェクトコードの実行時管理機構の研究 | 
2010年度
| 研究会 | 受賞者(所属) | タイトル | 
| 第186回研究会 | 宮元裕樹 (高知工科大学)  | 
            セマンティックファイルシステムのフレームワークの提案 | 
| 見神広紀 (早稲田大学)  | 
            低消費電力マルチコアRP2上での複数メディアアプリケーション実行時の消費電力評価 | 
