ジョーシン2011秋 開催報告

ジョーシン2011秋 開催報告

2011年10月29日、 ジョーシンという愛称で呼ばれている”高校教科「情報」シンポジウム”の2011年秋を、 早稲田大学西早稲田キャンパスにおいて開催しました。 

シンポジウムには総勢85名参加し、「学会は情報教育にどう貢献できるか?」をテーマに、 「ジョーシン2011秋のテーマ」(久野先生@情報処理学会 初等中等教育委員会委員長)、 「日本の初等中等情報教育への提言」(村井先生@慶應義塾大学)、 「21世紀知識創造社会に向けた統計教育改革」(渡辺先生@東洋大学)、 「電子情報通信学会の初等中等教育むけ活動」(小粥先生@東北大学)、 「高校の現場から学会への要望」(谷川先生@千葉県立船橋芝山高等学校)、 「情報処理学会の体制と教育貢献に対する課題」 (寺田@情報処理学会 理事) からの発表を通して、学会が初等中等教育全般に貢献して行く上ではどのような形が有り得るか、どのような課題があるかを議論しました。 

[ジョーシン2011秋の実行委員長を担当された中山先生(電気通信大学大学院)からのメッセージ] 

多くの方が参加してくださり、パネル討論では、学会が情報教育にどう貢献できるかに加え、教科「情報」の学習指導要領が2013年度の新入生から改訂されることからその対応について活発な議論がされました。 高校での情報教育を充実させるためには大学入試に情報を採用するべきとの議論になり、有志を募って入試問題や試験方式を検討することになりました。 

ジョーシン ”高校教科「情報」シンポジウム”