義久 智樹 君

  • 義久 智樹

    [対象業績]「低負荷なストリームデータ集配信システムの研究および関連分野活性化に対する貢献」

      2002年大阪大学工学部卒業、2005年同大学院情報科学研究科博士課程を期間短縮で修了、博士(情報科学)。同年京都大学学術情報メディアセンター助教、2008年大阪大学サイバーメディアセンター講師および准教授、2023年より滋賀大学データサイエンス学系教授。この間、カリフォルニア大学客員研究員。情報処理学会DCC研究会幹事、DICOMOプログラム委員、IEEE COMPSACローカル委員長等を歴任。山下記念研究賞、特選論文賞等を受賞。

    [業績推薦理由]

    義久智樹君は、映像データやセンサデータといったストリームデータの集配信システムを対象とし、通信負荷および処理負荷の低減を目的とした研究開発に取り組んできた。これらの成果により、放送通信融合型映像データ配信システムの実運用や効果実証、著名な論文誌や国際会議への論文採択等の顕著な業績を達成した。また、情報処理関連の教育と人材育成および学会運営に尽力し、ストリームデータ集配信システムに関連する分野の活性化に大いに貢献した。大規模な国際会議の運営の長を務める等、国際的にも情報処理分野の発展に貢献した。