寳木 和夫 君
-

[対象業績]「暗号技術の実装・標準化と社会インフラ展開 に対する貢献」
東京工業大学大学院修士課程修了後、日立製作所にて暗号・情報セキュリティ技術の研究開発、製品化、国際標準化に従事。工学博士。SC27国内委員会委員長、情報セキュリティ専門委員会委員長、国際商事研究学会会長などを歴任。著作賞、標準化貢献賞、工業標準化事業表彰、SCAT会長大賞等を受賞。産総研副部門長を経て現職。 [業績推薦理由]寶木和夫氏は、暗号技術の設計から実装、製品化、国際標準化、さらに政策提言に至るまで一貫した貢献を果たしてきた稀有な研究者である。MULTI2の標準採用やデジタル署名ICカードの製品化は我が国の情報基盤の安全性向上に直接寄与し、LUFFA・CLEFIA等の標準化推進も国際的評価を得ている。また、脆弱性管理体制構築やHIRT立ち上げ支援を通じ、組織的な活動の発展と人材育成にも寄与した。研究成果を社会実装し長期的価値を生み出した点で、フェローにふさわしい業績を有する。
