宮崎 純 君

  • 宮崎 純

    [対象業績]「高性能データ基盤とその高度応用」

      1992年東京工業大学卒業。1997年北陸先端科学技術大学院大学博士後期課程修了。同大学助手、テキサス大学アーリントン校客員研究員、奈良先端科学技術大学院大学准教授を経て、2013年より東京工業大学(現・東京科学大学)教授。2018~2019年本会データベースシステム研究会幹事、WebDB Forum 2018実行委員長、2021~2023年本会論文誌データベース共同編集委員長、2018~2024年日本データベース学会副会長を務めた。

    [業績推薦理由]

    宮崎純君はデータ工学、特に高性能データ基盤技術において多くの業績を挙げている。1990年代より並列計算機やマルチコアCPU、GPU等新しいハードウェアを利用したデータベース処理の研究を推進し、近年は大規模データと知識ベースを活用した情報推薦や推薦理由推定の研究で大きな成果を挙げている。また本会の研究会や論文誌編集活動に加え、コロナ禍でのVLDB2020なるデータ工学の大規模な国際会議においてビデオと実発表を8時間ずつシフトし24時間連続オンライン開催を行なう等、学術コミュニティの発展に貢献した。