牧野 和久 君

  • 牧野 和久

    [対象業績]「離散列挙アルゴリズムに関する革新的な理論開拓とその応用に関する研究」

     
    1994年京都大学大学院修士課程、1997年同大学院博士後期課程修了。2002年大阪大学助教授、2005年東京大学准教授を経て、2017年より京都大学数理解析研究所教授。Discrete Applied Mathematics誌Editors' Choice 1999、2003、AAAI-2002 卓越論文賞、ISAAC 2016 最優秀論文賞、2004年IBM科学賞、2010年船井学術賞、2022年文部科学大臣表彰科学技術賞など受賞。
    [業績推薦理由]

    牧野氏は、離散列挙を中核に、理論計算機科学を先導する研究者である。離散構造の深い数理と数理最適化を基盤にした手法開拓を行い、従来の予想を覆してホーン推論における効率的な補完列挙を可能にし、さらに、論理関数の双対化において効率的計算が可能なクラスの統一化を与えるなど、その成果は理論計算機科学のみならず人工知能、OR、数理論理学、データサイエンスなどの分野で大きな影響を持つ。また、ISAAC国際会議の運営委員長を2018年以降現在まで務めるなど、世界的なリーダーとして、理論計算機科学分野の国際的な発展を推進している。