ComSys2008 論文募集要項

コンピュータシステム・シンポジウムは,情報処理学会システムソフトウェア とオペレーティング・システム研究会(OS研究会)が中心となり開催している シンポジウムで,1987年11月(昭和60年)に第1回を開催して以来,今回で20回 目の開催となります.本シンポジウムは,年々著しい勢いで変化を遂げる基盤 ソフトウェア技術について,最新の話題や斬新なアイデアについて議論の場を 提供することを目指しています.現代社会を支えているITインフラストラクチャ におけるオペレーティングシステム,システムソフトウェア,実装技術,応用 技術に関する,最新の研究成果や有用性の高い実装・開発事例に関する論文を 募集します.

スコープ

本シンポジウムの主たるスコープは以下のとおりですが,システムソフトウェ アに関するものでしたらこれに限りません.

 オペレーティングシステム,ミドルウェア,仮想化技術,ファイルシステム,
 組込みシステム,ユビキタスシステム,実時間システム,
 ディペンダブルシステム,モバイルコンピューティング,Peer-to-Peer技術,
 セキュアコンピューティング,インターネット基盤技術,並列分散システム,
 グリッド技術,その他システムソフトウェア一般

募集対象

本シンポジウムの募集対象は,国内外の査読付き雑誌あるいは査読付き会議に 未発表の研究論文とします.ただし,これらの雑誌・会議で未発表のものであっ ても,これらの雑誌・会議に投稿中のものは募集対象外といたします.なお, これらの雑誌・会議で既発表であっても予稿集等がISBN番号あるいはISSN番号 を有しない配布物の場合には未発表とみなします.

論文投稿方法

論文の投稿は,論文情報登録と論文のアップロードの二段階の手順が必要です. まず,論文情報登録〆切までに,Webページから題目,著者,概要等の論文情報 を登録して下さい.期日までに登録をしないと,論文の投稿はできません.次 に,論文アップロード〆切までにPDF形式で作成した論文をアップロードして下 さい.論文の登録・アップロードは,次のWebページから行うことができます.

http://www.hpcc.jp/acs/25/submit/

投稿論文は,規定のフォーマット(LaTeX *縦長* 2段組)に従い10ページ以内 にまとめてください.下記より取得できるスタイルファイルを用いるものとし, スタイルファイルや行間のスペース等の変更は行わないでください.規定の フォーマットに従っていない論文は不採録となることがあります.また,10ペー ジを超える論文につきましては,11ページ目以降を削除して査読します.

スタイルファイルについては,

http://www.ipsj.or.jp/sig/os/format/

より取得できます.

なお,採択された場合のカメラレディ原稿については,8ページを超過する場 合,ページ超過料2万円を頂くことになりますので,予め御了承下さい.

査読

投稿された論文はプログラム委員を中心に査読が行われ,査読結果にもとづく プログラム委員会での協議により,採録となる論文が決定されます.

投稿論文数や論文内容などにより,short paperやwork-in-progress paperとし ての採録となる可能性もありますので,予め御了承下さい.

ACS論文誌との同時投稿について

本シンポジウムに投稿される論文について,著者が論文誌に妥当な質であると 判断された場合には,情報処理学会論文誌:コンピューティングシステム (ACS論文誌)第25号への同時投稿が可能となっております.これは,質の高い 論文を比較的短い査読期間で論文誌に掲載することを目的にしたものです.本 シンポジウムはACS論文誌第25号と連携しておりますが,同時投稿を強制するも のではなく,シンポジウムのみもしくは論文誌のみの投稿ももちろん可能です.

同時投稿された論文の査読はシンポジウム及び論文誌で並行して行われますが, 採否の判定はシンポジウム・論文誌でそれぞれ独立に行われますので,片方で 採録となり,もう一方で不採録になることもあります.

上記のシンポジウムのスコープから外れるが,ACS論文誌のスコープには含まれ るという論文については,ACS論文誌への単独投稿をお願いします.本シンポジ ウムへの関連性が非常に少ないとプログラム委員会が判断した論文は,シンポ ジウムについては査読を行わずに不採録とすることがあります.

ACS論文誌に採録された場合,ACS論文誌のカメラレディ原稿は情報処理学会論 文誌のフォーマット(LaTeX *横長* 2段組)となりますのでご注意下さい.

ACS論文誌のスタイルファイルについては,

http://www.hpcc.jp/acs/latexform.html

を御参照ください.

若手論文賞

今回のシンポジウムでは,若手研究者による投稿論文の中から優れたもの一点 に若手論文賞が贈られます.この論文賞の対象となる論文は,筆頭著者が平成 20年4月1日現在で35歳以下の若手研究者(一般・学生は問いません)によるも のです.これに該当する場合は,論文情報登録時にその項目にチェックを入れ て下さい.

ポスター・デモ発表

今回のシンポジウムではポスター・デモ発表のセッションももうける予定です. 詳細はシンポジウムWebページなどを通じて後日発表します.

重要日程

  • 論文登録開始      2008年6月16日(月)
  • 論文登録〆切      2008年7月16日(水) 17:00 (延長なし)
  • 論文アップロード〆切  2008年7月23日(水) 17:00 (延長なし)
  • 論文採否通知      2008年9月中旬(予定)
  • カメラレディ〆切    2008年10月10日(金)
  • シンポジウム開催    2008年11月12日(水)〜13日(木)

問い合わせ先

  • シンポジウム運営委員長:並木 美太郎(東京農工大学)
    • e-mail: comsys2008-sc @ hq.os.cs.tuat.ac.jp
  • シンポジウム幹事:光来 健一(東京工業大学)
    • e-mail: comsys2008-oc @ hq.os.cs.tuat.ac.jp

(メールアドレスはカット&ペーストできません)

プログラム委員会

 朝倉 義晴    NEC
 阿部 洋丈    豊橋技術科学大学
 追川 修一    筑波大学
 大山 恵弘    電気通信大学
 尾崎 亮太    情報通信研究機構
 加藤 和彦    筑波大学
 金田 憲二    グーグル株式会社
 木村 啓二    早稲田大学
 河野 健二    慶應義塾大学
 光来 健一    東京工業大学
 繁田 聡一    (株)富士通研究所
 品川 高廣    筑波大学
 笹田 耕一    東京大学
 清水 正明    (株)日立製作所
 首藤 一幸    ウタゴエ
 新城 靖      筑波大学
 菅谷 みどり  科学技術振興機構
 杉木 章義    科学技術振興機構
 中田 秀基    産業技術総合研究所
 中山 雄大    NTTドコモ
 並木 美太郎  東京農工大学
 廣津 登志夫  豊橋技術科学大学
 毛利 公一    立命館大学
 盛合 敏      NTT

リロード   新規 編集 凍結 差分 添付 複製 改名   トップ 一覧 検索 最終更新 バックアップ   ヘルプ   最終更新のRSS
Last-modified: 2008-10-09 (木) 10:15:38