ITフォーラム:AITC先端IT活用推進コンソーシアム(関連団体)

協働プロジェクト『空気を読む家』

(会場:2F中会議場4)
【セッション概要】インターネットやスマートフォンの普及によって、さまざまな先端ITが人々の生活に密着した存在となりつつあります。そこで、先端ITの活用推進活動を行うAITCでは、先端ITの一つである「Deep Learning」と「IoT」に注目し、これらの技術、およびその組み合わせの有効性を確認するための実証システムを構築します。本実証システムは、『空気を読む家』というコンセプトのもと、身近な人々の普段の生活の中において先端ITを活用するもので、実証システムの構築・評価を通じて、これら先端ITを実際に活用するための提案・提言を行うこと目指しています。

プログラム[09:30〜12:00]

【講演概要】先端IT活用推進コンソーシアムの活動と、協働プロジェクトを介して先端技術の利活用イメージをどのように発信しようとしているのかについて、全体概要とコンセプトを紹介します。
松山 憲和

松山 憲和(PFUテクノコンサル株式会社 技術センター センター長代理)
【略歴】1988年株式会社PFU入社。ソフトウェア開発環境の整備、データベース関連ツール、文書管理製品の開発に従事。その後、分散コンピューティングやモバイル・エージェントの調査・研究を行う中でXML技術、特にWebサービス関連技術の重要性からXMLコンソーシアムに参加。XMLコンソーシアム Webサービス実証部会で先進的な実証実験を多数実施。現在は、UXデザインプロセスを中心として、次世代の開発環境などに従事している。先端IT活用推進コンソーシアム 理事、運営委員、協働プロジェクトリーダー。情報処理学会 正会員。

【講演概要】協働プロジェクトのコアとなる「空間OS」の設計コンセプトとアーキテクチャを紹介し、人工知能やIoTといった最新技術をどのように巻き込んでいるかを説明します。
中川 雅三

中川 雅三(日本総合システム株式会社 産業ソリューション部ユニファイドテクノロジーグループ)
【略歴】1981年早稲田大学理工学部電子通信学科卒、同大学院理工学研究科修士。1978年頃より開発ツール、言語処理系、組み込みシステム、最近は医療関連ツール、センサネットワークなどの開発に従事。AITCビジネスAR部会サブリーダー。

【デモ概要】協働プロジェクト:『空気を読む家』について、典型的なシナリオについてのデモを行います。
【講演概要】「マンガ駆動開発」を用いて『空気を読む家』におけるユーザー体験をデザインしました。そのデザインプロセスと成果についてご説明します。
原 孝治 原 孝治(ドリームIT21)
【略歴】先端IT活用推進コンソーシアム(AITC)運営委員、ユーザーエクスペリエンス(UX)技術部会 リーダー、協働プロジェクトサブリーダー。産業技術大学院大学在学中。
【講演概要】空間OSの機器制御技術について紹介し、『空気を読む家』における家電制御と情報連携がどのよう可能になるかを説明します。
岡村 和英 岡村 和英(株式会社テクリエ 代表取締役)
【略歴】株式会社テクリエ 代表取締役。業務系Webシステムからスマートフォン、ICカードなど大小様々なアプリケーションの開発および技術コンサルティングに携わる。現在、AITCではNUI活用部会リーダーを務めるほか、クラウド・テクノロジー活用部会、UX技術部会でも活動中。前身であるXMLコンソーシアムではセキュリティ部会リーダーとしてSAML実証実験、WS-Security仕様翻訳などに参画。
【講演概要】IoTやDeep Learningといった先端ITのトピックを、どのように空間OSに取り込もうとしているのかについてプロトタイプによるデモをまじえて紹介します。
荒本 道隆 荒本 道隆(アドソル日進株式会社 先端IT技術部 主任)
【略歴】1993年にアドソル日進株式会社へ入社し、社内のR&D部門でXML・クラウド・IoT関連技術の研究を行う。2010年から先端IT活用推進コンソーシアムのクラウド・テクノロジー活用部会のリーダーと運営委員を務める。
【講演概要】空間OSに基づいて『空気を読む家』を構築する際に、どのようにして知的な振る舞いが実現可能になるかという観点から、集合知や機械学習アルゴリズムの活用方法について、ご紹介します。
道村 唯夫 道村 唯夫(富士ゼロックス株式会社 CTPF第二開発部 マネージャ)
【略歴】富士ゼロックス株式会社勤務。組み込み機器によるサービス提供のためのプラットフォームの技術開発に従事。AITCでは運営委員ならびにコンテキスト・コンピューティング研究部会のリーダーを務める。
【講演概要】『空気を読む家』が先端ITの利活用をどのように具現化するかについて、コンセプトと未来像を紹介します。
松山 憲和 松山 憲和(PFUテクノコンサル株式会社 技術センター センター長代理)
【略歴】1988年株式会社PFU入社。ソフトウェア開発環境の整備、データベース関連ツール、文書管理製品の開発に従事。その後、分散コンピューティングやモバイル・エージェントの調査・研究を行う中でXML技術、特にWebサービス関連技術の重要性からXMLコンソーシアムに参加。XMLコンソーシアム Webサービス実証部会で先進的な実証実験を多数実施。現在は、UXデザインプロセスを中心として、次世代の開発環境などに従事している。先端IT活用推進コンソーシアム 理事、運営委員、協働プロジェクトリーダー。情報処理学会 正会員。