コンタクトセンターフォーラム オンライン開催
ITフォーラム2026
─コンタクトセンターフォーラム─
日時:2026年2月6日(金)10:00-12:00
会場:オンライン
AI時代のコンタクトセンター運営 〜マネジメントと変革の方向性〜
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[10:00-10:25]オープニングセッション「AIの「機能」と人の「情緒」——変革期におけるコンタクトセンターの現在地」

フォーラムの幕開けとして、本日のテーマである「AI時代の運営と変革」の背景と論点を整理します。急速に実用化が進む生成AIと、不変の価値である顧客との関係構築。一見相反する要素を、これからのセンター運営においてどう統合すべきか。登壇者2名の視点を交え、本日の議論の全体像を提示します。
モデレーター 河合 洋(株式会社つなぐ研究所 代表取締役)
【略歴】奈良県出身。1987年神戸大学を卒業後、株式会社リクルートに入社。人事、経理、審査、コンプライアンス部門を経て2000年じゃらんネット予約サービスの立ち上げとコンタクトセンターを構築しCS推進室の責任者となる。2015年リクルートを退職後、現在は人事・教育のコンサルティングである会社株式会社つなぐ研究所の代表取締役。NPO法人顧客ロイヤルティ協会、NPO法人部活動リノベクエストLaboの事務局長。趣味はマラソン、トイプードル。
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司会 千葉 広宣(hamoru 代表)
【略歴】1981年生まれ。株式会社ZOZO所属。オペレーターからSV、情報システム、人材開発、総務、社内イベントまで、コンタクトセンターの現場で多岐にわたる業務を経験。2022年に「hamoru」を立ち上げ、現在は代表として活動中。2025年度には「CS業界をカッコよく」をモットーに、対話の場「CSSESSION」を発足。現場と人に根ざした活動を軸にしている。 -
[10:30-10:55]Session1「生成AIでコンタクトセンターは変わるのか? 生成AI時代のコンタクトセンター戦略」

生成AIの進化は、コンタクトセンターの在り方を根本から変えつつあります。
本セッションでは、生成AIがどのようにオペレーション効率を高め、
CX(顧客体験)を強化し、人材戦略に影響を与えるのかを具体例とともに解説します。
また、エージェントアシスト、音声対話、自動要約、ナレッジ最適化などの
最新ソリューションの動向を整理し、コンタクトセンターが今取るべき生成AI活用戦略をお話します。
2026年のコンタクトセンターに求められる新たな価値創出の方向性を、実践的な視点から明らかにします。金澤 光雄(株式会社エーアイスクエア 営業部 執行役員 部長)
【略歴】アルティウスリンク株式会社(旧りらいあコミュニケーションズ株式会社)にて、製造業、小売業、通信キャリア、IT関連企業などのコンタクトセンター運営に携わったのち、チャットボットをはじめとしたIT商材の企画営業を担当。 2016年にエーアイスクエアの創業メンバーとして参画。現在は、営業責任者としてAIシステム導入のロードマップ策定、導入支援、定着化等を一貫して担当し、コンタクトセンターのAI活用をサポート。 -
[11:00-11:25]Session2「「10年後のコンタクトセンター予報」 -コンタクトセンターの未来-」

10年後は、「効率を追う現場」から「関係を育てる拠点」へ。
コミュニケーターの仕事の基本は「お客様を知ること」。
AIが得意とするのは、速さ・正確さ・大量処理といった“機能の領域”。
一方で、人が担うのは“関係の領域”。
共感・情緒・関係から、物語を描くこと。
これまで価値を測ってきた生産性の指標だけでは、
顧客との関係の深さや継続の理由は見えにくい時代になります。
AIの機能と人の関係をどう結びつけるか。
そこに、次の10年後の今があります。
キーワードは、リトルタッチ。
それは、ちょっとした気配り、気の利いたおせっかい。
「ひと手間」の工夫と配慮が、センターの価値を大きく変えていくと考えます。宮脇 一(情報工房株式会社/株式会社Corcus 代表取締役)
【略歴】1985年よりNTTにて、販促・マス広告を実践後、同社設立のテレマーケティングシンクタンクにて、 ダイレクトマーケテイングの研究・普及活動に従事。NTTテレマーケティングを経て、2001年、情報工房(株)設立。2024年(株)Corcus設立 専門はCRM。CRM施策を組込んだセンタ設立は、40社を越える。NPO法人顧客ロイヤルティ協会 理事、一般社団法人ブランド戦略経営研究所 理事、JCA アカデミー アカデミー長等。 -
[11:30-11:55]エンディングセッション「パネルディスカッション:10年後のセンター像と今なすべき変革のロードマップ」
各セッションの総括として、モデレーター河合氏進行のもと、金澤氏、宮脇氏によるパネルディスカッションを行います。 AIによる効率化の先にある「関係を育てる拠点」とは具体的にどのような姿か。マネジメント層に求められる判断基準や人材戦略とは。2026年の今、現場と経営が取るべきアクションプランを、実践的な視点から深掘りします。



モデレーター 河合 洋
株式会社つなぐ研究所 代表取締役
金澤 光雄
株式会社エーアイスクエア 営業部 執行役員 部長宮脇 一
情報工房株式会社/株式会社Corcus 代表取締役司会 千葉 広宣
hamoru 代表

