CITPフォーラム オンライン開催

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ITフォーラム2026
─CITPフォーラム─

日時:2026年2月6日(金)14:00-17:00
会場:オンライン

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CITPフォーラム設立10周年!「学び、交わる技術者」


情報処理学会が認定する高度情報処理技術者資格「CITP」は、取得後も3年ごとの更新が求められる制度であり、継続的な学びと社会への貢献が重視されている。CITPフォーラムは、資格保持者同士の交流と知見共有を目的に設立され、2025年に10周年を迎えた。本セッションでは、この10年で急速に進展したAI技術の影響を踏まえ、技術者がどのように学び、実践し、社会と関わるべきかを多角的に議論する。CITP保持者による講演に加え、スペシャルゲストとして中京大学の鈴木常彦教授を迎え、技術者倫理としてのイリイチの思想についても考察する。
  • [14:00-14:15]オープニング「CITPフォーラムのご紹介」

    CITP(認定情報技術者)に認定された技術者同士の交流を通じた自律的な質の向上を図る場として設立された「CITPフォーラム」は10周年を迎えた。本講演では、CITP制度の概要と10年にわたるCITPフォーラムの活動の軌跡についてご紹介する。

    司会:赤根 大吾(Konami Gaming, Inc. 主査)

    【略歴】CITPフォーラム代表。
    Konami Gaming, Inc.にて、ゲーミングシステムの設計・開発に従事。高度情報処理技術者(SV、PM、NW、ST)、情報処理安全確保支援士。特定非営利活動法人 日本血管腫・血管奇形患者支援の会 理事。
  • [14:15:14:45]Session1「技術者にとってのプライドとはなにか」

    孤高な技術者、私は嫌いではありません。自身の技術に誇りを持ち、自らの道を歩む技術者。
    ただ、課題が複雑化し、技術進歩も早くなっている現在において、独りですべてのことを解決していくことは難しいと考えます。
    より高度な解決策を生み出していくために、技術者は様々な人の意見を柔軟に受け入れていくことが重要と考えます。
    そのような中での技術者としてのプライドとは何なのか。
    これまでのエンジニア経験を踏まえ、私なりの考えをお伝えしながら、一緒に考えていきたいと思います。

    新村 幸裕(株式会社 日立製作所)

    【略歴】通信系システムなどミッションクリティカルなシステムのソフトウェア開発およびプロジェクトマネージャーを経験。 現在は、エンジニアとしての視点を生かしつつ、DX事業創生に広く関わっている。CITPフォーラムには2018年より参画。 高度情報処理技術者(ST/PM)、CITP、PMP、MBA(専門職)。
  • [14:50-15:20]Session2「CITP活動10年を振り返る」

    2015年度にCITPを取得しコミュニティに参加した。
    中堅システム会社所属のごく普通のとがってないエンジニアだった私が社外のトップエンジニアと交わる中で、何を感じ何を得たか振り返ってみる。

    土屋 俊樹(株式会社ハイマックス)

    【略歴】流通・物流業種を主としてシステム企画・開発のマネジメントに従事。またユーザー企業の情報システム部門向け研修の企画・講師を担う。情報処理技術者(AU、ST、PM、DB、SM、AE、SC)CITPコミュニティ/おんらいん読書会副部会長。CITPフォーラム副代表
  • [15:25-15:55]Session3「エンジニアの羽ばたき方」

    エンジニアはみな翼を持っている。しかし社会の変化、人生の岐路に直面し、その羽ばたき方に悩む者も多い。「出世する」「専門を極める」が羽ばたき方の典型だが他にも羽ばたき方はある。本講演では自らの実践の途中経過を含め、羽ばたき方の羅針盤を示したい。

    伊藤 洋一(ITコンサル会社/都立学校 勤務)

    【略歴】日立系列IT会社にて35年間金融機関向けフロントSE業務に従事。現在は公共団体向け調達支援業務と都立学校の教育DX支援業務を担当している。CITPフォーラムでは2024年末から情報教育支援・実践SIGに参画し大学、高校の社会人講演を務めている。
    高度情報処理技術者(AU,AE,PE,NW,DB,ME),情報処理安全確保支援士
  • [16:00-16:30]Session4「DNS から考えるコンヴィヴィアリティのための技術」

    鈴木常彦

    インターネットはかつて自律分散協調のネットワークでした。しかし技術が複雑化するにつれ自律は困難となってきており、インターネットの基盤技術である DNS (Domain Name System) を調査するとその管理状態の悪化は著しく、DNS に依存するサービスは砂上の楼閣と言える状態にあります。
    技術が複雑化する中で人々は自由で自律した技術を捨てて依存に走り、今や他律集中分断のインターノットが台頭しています。
    かつてイヴァン・イリイチは与えられるもので満足しなくてはいけない消費者は囚人だと同じだと論じました。彼は技術が専門家に独占されるべきではないことを説き『コンヴィヴィアリティのための道具』を執筆しました。コンヴィヴィアリティは自律分散協調とほぼ同義の思想です。今回の講演ではコンヴィヴィアルなネットの可能性について語ってみたいと思います。

    鈴木 常彦(中京大学 工学部 情報工学科 教授)

    【略歴】1962年 高山市生まれ
    1985年 電気通信大学卒業
    1985年 中部電力株式会社入社
    1992年 株式会社中電シーティーアイ(出向)
    1997年 東海インターネット株式会社(出向)
    2000年 中部電力株式会社退職
    2000年 有限会社リフレクション設立 (現在 株式会社リフレクション取締役 CTO)
    2002年 中京大学 情報科学部講師
    2012年 中京大学 情報理工学部教授 (現在工学部教授)
  • [16:30-17:00]登壇者によるまとめ&クロージング

  • 赤根 大吾 赤根 大吾(Konami Gaming, Inc.  主査)








  • 新村 幸裕 新村 幸裕(株式会社 日立製作所)








  • 土屋 俊樹 土屋 俊樹(株式会社 ハイマックス)








  • 伊藤洋一 伊藤 洋一(ITコンサル会社/都立学校 勤務)








  • 鈴木常彦 鈴木 常彦(中京大学 工学部 情報工学科 教授)









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